
先月みん友さんが箱替えされたので、早速事情聴取^^;と試乗をさせていただきに、北九州まで行ってきました♪。
せっかくなので他のみん友さんにも声をかけ、3連休の初日に出かけました。

土曜日、自宅を朝8時半過ぎに出て、集合場所の北九州へ向けて出発しました。台風14号の影響もあって雨の予報も出ていましたので、今回は洗車もせずに向かいました。

長崎道は交通量も少なく快調でしたが、鳥栖JCTから九州道へ入ると途端に交通量が増え、全体的に速度も遅くなります。この太宰府IC付近は平日でも夕方は渋滞することが多いのですが、なんとか渋滞には巻き込まれずに抜けることができました。

途中、直方PAで小休止して、

集合時刻の午前11時前には到着できそうです。

集合場所は北九州市の「ジ・アウトレット北九州」の駐車場です。ここにはTeslaのスーパーチャージャーがあります。
今回のプチオフの目的はみん友の堅パンさんがA6から箱替えされた、Tesla Model 3の新型、ハイランドのAWDを見せていただくことです。
到着したら今回お誘いしていた♪すなっち♪さんも既に到着されていました。とりあえず並べて3ショット😊。

新型のModel 3(ハイランド)、カッコよくなりましたねー。顔つきがシャープになり、グリルレスのフロントマスクもキリリと締まっています。
旧型のModel3はもう3年以上前に福岡で試乗させてもらったことがありますが、今回のフェイスリフトは結構いい感じです。

せっかくスーパーチャージャーに来てるので、まずは充電の様子を見せていただきました。テスラの充電は簡単です。上限の充電量を%で設定して、あとは充電口を開いてケーブルを接続するだけ。

堅パンさんによると、充電量40%から80%まで、スーパーチャージャーだと約20分で充電できるそうです。素晴らしい!

リアビューもカッコいいです。トランクに入ったプレスラインや、TESLAのロゴもいい感じです。旧型はリアもエンブレムだけだったような。

トランクも意外と開口部が広く、容量もあり使いやすそうです。BYD SEALは奥行きはあるのですが開口部の上端が低くて大きい荷物の出し入れはやりにくそうでした。

堅パンさんのご厚意で試乗もさせていただきました。3年前の福岡での試乗では会場のホテルの周りの混雑した道路を15分ほど運転させてもらっただけなので、乗り心地やハンドリングの良さは少ししか体験できませんでしたが、今回は一般道から都市高速、そして九州道とたっぷり運転させていただきました。
相変わらず未来の車感満載の運転席で、今回新型になって変わった、ドライブの切り替えやステアリングのボタンになったウインカーなどに戸惑いましたが、意外とすぐに慣れてきました。ドライブの前後切り替えはカメラが自動で判断してDやRを切り替えたり、停止してシートベルトを外すと自動でパーキングに入ったりと、もちろん目視で確認が必要ではありますがかなり自動化が進んでいて、あまり戸惑うこともありませんでした。
さて、動力性能にはただただ舌を巻くばかりでした。Model3はRWD、AWDのロングレンジ、最強パワーのパフォーマンスの3つのグレードがありますが、このロングレンジでもパワーは十分過ぎます。市街地走行はもちろん、高速の本線合流や追い越し加速であっても、このロングレンジは凄まじい加速を見せてくれました。加速モードはコンフォートと標準がありますが高速を含めて、普段の使い方はコンフォートで十分だと思います。標準にすると暴力的な加速で高速道路でもアクセルを踏む右足が躊躇するほどでした😊。こりゃ凄い!ロングレンジでこんなに力があるのですから、パフォーマンスってどれだけパワーあるのでしょうかね。また、回生ブレーキについてもこれは市街地走行でも高速でも快適に使えました。アクセルペダルの踏み加減での減速のコントロールが完全停止までできる、ワンペダル走行がとてもやり易かったです。この辺り、さすがEV車作りの歴史があるメーカーだと思います。
さて、少し慣れるのに時間がかかりそうだなと思ったのはオートパイロットの動作です。オートパイロットの動作中でもステアリングに手を添えておかなければならないのは他車も同じなのですが、ちょっとした車線の修正のためステアリングに力を入れるとすぐにオートパイロットが解除されてしまいます。その都度ステアリング右側ボタンをダブルクリックしてオートパイロットを入れ直す必要があります。この辺りは性能ではなくTeslaのオートパイロットに対する考え方がよく表れているように思います。それだけオートパイロットによる車両のコントロールに自信があるのでしょう。まあ、一旦任せてしまえば人間は余計なことをするなとも、人間の車両の操作は優先だからすぐにオートパイロットは切って人間の操作に任せる、とも受け取れますね。
気がつけば♪すなっち♪さんと交代しながら2時間ほども試乗させていただいたでしょうか。堅パンさんのご厚意には大変感謝しています。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました😊。おかげさまでModel3ロングレンジを十分堪能することができました。
このModel 3 ロングレンジ、24年9月現在(価格の改定が頻繁に行われます)の価格は621万円です。ライバルは国内外に多くありますが、同じくらいのグレードのAWDの中で私が試乗したことのある、Hyundai IONIC 5 Rounge AWD、BYD SEAL AWDと24年の国の補助金(24年度の上限は85万円、自治体分を除く)も含めて価格を比べてみました。
Tesla Model 3 AWDロングレンジ
車両価格 621万円
EV補助金 -85万円
差引 536万円
Hyundai IONIC 5 Rounge AWD
車両価格 599万円
EV補助金 -45万円
差引 554万円
BYD SEAL AWD
車両価格 605万円
EV補助金 -35万円
差引 570万円
※EV補助金を受け取る場合には車両を4年以上保有するという条件があります。
このようになりますが、実際にはこれに各種税金、登録諸費用が加算されますし、車両によっては車体色やオプションによって価格が変わる場合が多いです。また、各メーカーとも購入補助の値引きが期間限定であったり、自宅への充電設備設置費用の補助金があったり、点検や最初の車検までの整備費用が無料になったり、電気代の補助という名目の値引きがあったりと、実質値引きに相当するようなキャンペーンをいろいろやってますので、この金額はあくまで目安ということで。
でも、こうして見てみるとTeslaはEVの補助金を満額受け取れるのですね。車両価格は一番高いのですが、補助金を差し引くと一番安くなります。ただしこの補助金額はロングレンジだけで、他のグレードはこれより低くなっています。
また、IONIC 5やSEALは補助金の額がかなり下げられているのが分かります。この辺り、車両の性能や価格、メーカーとしての取り組み状況によってかなり差が出てしまうらしいです。また、先着順なので年度内に予算を使い果たした場合にも打ち切られるとのこと。まあ、補正予算で存続させるらしいですが、この辺りよく分かりません。
さて、試乗を終えたら遅めの昼食をジ・アウトレット北九州のフードコートでいただきました。

ここに伊万里牛のステーキ/ハンバーグのお店、極味や(きわみや)があり、堅パンさんもオススメとのことだったのでハンバーグをいただきました。

レアに焼かれたハンバーグをペレットで焼きながら美味しくいただきました。フードコートなのでリーズナブルなのもありがたいです。
食事が終わって、もう一度市内の一般道を運転させていただいたあと、♪すなっち♪さんと別れて、夜は堅パンさんと軽く^^;飲むことにしていたので、私は予約していたホテルへ。

市内中心部なので駐車場は近隣の契約駐車場ということでしたが、私の苦手なタワーパーキングでした。あまり経験ないし、Passatはけっこうギリギリで際どかったです。

ホテルの部屋からはモノレールの駅など見えて、食事場所にも近くてよかったです。

その夜は堅パンさんに付き合っていただき、居酒屋、餃子屋と2軒ほど美味しい料理とお酒をいただきながら箱替えの事情聴取など、車談義に花が咲きました。いやあ楽しかったです。

翌朝はゆっくり起きて9時半ごろ車を出し、時間もあったので都市高速を降りたらあとは高速を使わずにゆっくり国道や県道を走り、

途中、福岡市の「ぎょうざの丸岡 土井店」に立ち寄って(このために車載用の冷蔵庫を積んで来ていました)息子宅の分まで餃子を買い込みました。ここのぎょうざ、ほんとに美味しくてオススメです。
その後息子宅に餃子を届け、午後2時過ぎには自宅に戻りました。
2日間の走行距離は約260kmでした。堅パンさん、本当にお世話になりました。