
昨夜から今朝にかけて、北部九州では5年ぶりに大雪警報が出されました。ただ、大雪と言っても雪国とは比べものにならない程度です。昨シーズンなどは、結局雪が降らずに終わるかと思ったくらいですから。こんな気候なので、年に1-2回あるかないかの機会のためにスタッドレスタイヤを装着するのはやめて、GTEはオールシーズンタイヤを装着しています。

地元紙の見出しも、「大雪警戒」の割には平地で4cm (^^;。まあ、これでも十分大変なのですが…。
今朝は午前4時半頃には全部の警報が解除になったようです。休みだったのでゆっくり寝坊して9時前に外に出てみました。

玄関横のメダカの水槽も凍っていますが、メダカたちは元気みたいです。

雪は確かに4cmくらいは積もっていました。

そこで、土曜の朝で交通量も少ないみたいだったので、GTEに履かせているオールシーズンタイヤ、Continental Extreme Contact DWS06の実力を試してみようと、自宅周辺の道路を少しだけ走ってきました。

車に乗り込むと午前9時を過ぎているのに気温はまだ-2℃しかありません。ただ、よく晴れているのでもうしばらく経てば雪も解けてくるでしょう。

テストコース?は自宅から近くの空港道路。この辺りから先はもう空港しかないし、今日の午前中の便は欠航が決まっていることもあって、全く車が走っていません。でもそこそこ車は通ったらしく、路面の状態は積雪は少ないのですが踏み固められていて結構硬く凍結気味です。
自宅を出てすぐに、トラクションも舵の効きもブレーキの制動力も意外とよく路面を捉えているのが分かりました。もちろん、ラフなアクセルワークではESCが介入して姿勢を制御しようとしますし、強めのブレーキングではABSが介入しますが、それも少なめで、慎重に運転すれば十分走れました。

引き続いてカミさんのHighlineに乗り換えて同じコースを走ってみました。

Highlineの純正は17インチですが、今はGTEの純正18インチのホイルとタイヤをこちらに装着しています。
タイヤはHankookのVentus Prime2です。こちらの方が確かに残溝は少ないのですが、その点を差し引いてもこのタイヤ、止まりません(^^;。これには正直言って驚きました。こんなに違うとは!
GTEと同じ場所で同じようにラフなアクセルワークや強めのブレーキングを試しましたが、かなり慎重にならないと車体の挙動を制御できない不安感が強くなります。
まず、ラフにアクセルを踏み込んだ場合ですが、両車ともトルクが急に増えてきてタイヤがスリップを始めるとESCが介入して姿勢を制御しようとしますが、GTEは早めにタイヤがグリップを回復してトラクションが得られ、ぐんぐん加速します。
それに対してHighlineはESCの介入が続き、タイヤが空転してなかなか加速できませんでした。
次にブレーキングですが、両車とも約40km/hくらいから強めにブレーキを踏んで、停車するまでの挙動を見てみました。
GTEはABSが介入しても比較的短時間でグリップが回復し、制動距離も極端に伸びる感じではありませんでした。
それに対してHighlineはABSの介入が止まらず、なかなかグリップが回復しないので少々怖くなります。制動距離は恐らくGTEの倍以上に伸びてしまったと思います。
また、舵の効きも同様で、GTEは極端に減速しなくてもステアリングの舵角に応じて車体が向きを変えてくれますが、Highlineは徐行レベルまで減速しないと車体の挙動をコントロールできない不安感が強く残ります。
それぞれ短時間のテストでしたが、オールシーズンタイヤとしてのDWS06の実力を身をもって体験できた貴重な機会となりました。Highlineは次に装着するタイヤについていろいろ考えていましたが、安くて安心、長持ちのDWS06にしようと改めて思いました。
Posted at 2021/01/09 11:27:33 | |
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