
今日は天気が良ければ梅雨明けからまだやっていなかった洗車をと思っていましたが、朝からまた梅雨時に戻ったようにしとしとと雨が降っていました。
そこで、そろそろ各Dに入っていると思われる新型のArteonを見に行きました。

こちらのDではR-LineのShooting Brakeが試乗車として用意されていました。ボディ色はR-Line専用色でGolf Rなどにも設定があるラピスブルーMです。早速試乗を申し込むと、お姉さんから「10分程度でお願いします」と言われてしまいした。せっかく家まで乗って帰ってカミさんとドライブしてついでにランチでもと思っていたのですが😅。

GolfやPassatのワゴンボディはVariantですが、このArteonはMBのようにShooting Brakeというネーミングです。なかなかスタイリッシュなデザインですね。

タイヤ/ホイルは245/35R20。なかなかカッコいいデザインですが、20インチ35扁平は乗り心地やロードノイズが心配です。

早速乗り込むと、これまでのPassatそっくりの内装から大分手を入れられているのが分かります。シートやステアリング、それにインパネ周りのデザインがだいぶん変わりました。Passat同様、センターのアナログ時計は無くなっていましたが、こちらは取ってつけたようなロゴもなくまだ好感が持てます。

ただ、シフトレバー周り、ペダルのデザイン、ドアのスイッチ類はこれまで同様、Passatによく似ています。

エンジンのパワーの出方は、以前と変わらずPassatの2.0R-Lineとよく似てます。
ただ、DSGが7速になった分若干クロス気味になってるので、早めに上のギアにシフトしてる感じがしました。
気になる静粛性についても、これまでのモデルからそんなに静かになったとは感じませんでした。ロードノイズも20インチ扁平率35のせいか結構入ってきますが、乗り心地は意外としっとりとしてゴツゴツしません。DCCの設定を開いてみるとやはり「コンフォート」に設定されてました。試しに「ノーマル」にしてみましたが、それでも決してゴツゴツとはなりません。20インチなのになかなかいいですね。タイヤはPIRELLIのP-Zeroでしたが、乗り心地は上々でした。
ただ、本国では既に発売されているPHEV(e-Hybrid)が国内で販売されそうにもないのが残念です。

あまり時間はなかったのですが、試乗コースの途中に駐車場が広いコンビニがあるので、ちょっと写真撮影😅。斜め後ろから見たスタイルや

この真横から見たスタイルはなかなか美しいと思います。

リアビューもなかなかいいです😄
ただ、ボディ色はラピスブルーMはちょっと私は鮮やか過ぎのような気がします。私はElegance専用ですがキングフィッシャーブルーMが好みかな?

実車は見ていませんが😅

それから、ちょっと気になっていたリアゲート開口部の高さ。Passat Variantは約60cmですが、Arteon SBは約73cmでした。ただ、開口部の中は15cmほど低くなっています。

また、ラゲッジルームの奥行きはPassat Variantの約110cmに対して約118cmでした。開口部の幅はPassat Variantが約108cmに対して101cmほどありました。こちらは十分広く感じました。ラゲッジルームに変な凹凸もなく、荷物もたっぷり積めそうです。

運転してみて一番目につくAIDは最近の新型車と同じようになっています。全体の大きさはほとんど変わらないか、ちょっと小さくなった印象ですが、地図表示の時にかなり広く見渡せるのがいいですね。ステアリングの「View」ボタンで切り替えます。

結局、言われてた10分より少し長くなってしまって約15分の試乗でしたが、このShooting Brakeのデザインは結構気に入りました。ただ、それに対してエンジンは新しさをあまり感じませんでした。e-Hybridも導入されず、またGolfで採用された48Vマイルドハイブリッドでもないのが残念です。同じTSI2LのAudi A6がマイルドハイブリッドになってるだけに、技術的には問題ないと思うのですが。やはりPassat同様、FLの限界でしょうか。

Posted at 2021/07/17 20:01:09 | |
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