
前回の山陰オフから半年が過ぎ、そろそろメンバーの皆さんから次回のオフ会の場所や日程についての話が出るようになってきたところで、話題に上がったのは生月島や軍艦島でした。
そこで今回、中国や四国地方の皆様には長距離の遠征になるのですが、長崎県の生月島と
軍艦島上陸クルーズをメインに考えてルートを設定して、日程調整を行いました。調整の結果、より多くの方が参加できるのが6/22-23となり、今回の長崎オフとなりました。日程を設定したのが4月なので梅雨真っ只中とは思っていましたが、まあなんとかなるだろうと…。
さて、私が一番長崎に近いということでルート設定もやりましたが当初計画したルートは、
1日目
佐賀県唐津市に集合→伊万里市から長崎県松浦市を抜け→平戸島→生月島(大バエ灯台からサンセットウェイ)→高速で長崎市へ
2日目
長崎港から軍艦島上陸クルーズ→島原半島へ→多比良港から有明フェリーで熊本県長洲港へ→福岡県大牟田市で解散
というものでした。
しかし、今年は梅雨入りが例年より遅く、その分集中して降りそうだとのことで、実際オフ会の数日前から大雨の予報😢。
そこで1日目に関しては雨の中生月島へ行っても景色やサンセットウェイのドライブは楽しめそうにないということで、代わりに佐世保港や針尾送信所見学をBプランとしてルートを設定していました。
案の定、前日21日には軍艦島クルーズの会社から「23日の天候次第では欠航もあり得る」との電話もかかってきました。それでも前日までに給油などは済ませていました。
〔1日目〕
当日を迎えましたがやはり雨模様😢。
しかし、オフ会メンバーの方には気合い入りまくりの方もいらっしゃるようで、既に前日には現地入りして集合場所の下見までやってくださるなど、皆さん天気のことなどまるで気にせずに続々と集まってくださっていました。私も午前8時前には出発。

集合場所は唐津市のショッピングセンターの立駐。私は地元なので予定時刻の1時間以上前に到着しましたが、既に到着されている方も😊

程なく全員が無事に集合できましたが、雨の中遠くは岡山、愛媛や島根からも参戦していただきました。

全員揃ったところで再度天気予報や雨雲の動きを確認すると、やはり雨からは逃れられないようですので、Bプランの佐世保港方面へ向かうことにしました。

さて、今回の参加車両の紹介。
今回一番遠く、四国は愛媛からご夫婦でご参加のaku-kanさんはPassat Variant TSI Highline。

次に岡山からお越しのmgfnobさんのPassat Alltrack。

また、島根からはtok3さんのGolf Variant TSI R-Line。

同じく島根からはkamerinさんのSharan TDI R-line。

山口からはグループのまとめ役、♪すなっち♪さんのPassat Variant TSI Highline。

北九州からは堅パンさんのAudi A6 Avant。

そして私の愛車、Passat GTE Variant Advanceです。

唐津から佐世保港へは佐賀県伊万里市を抜け、有田からは西九州自動車道を走って、

約1時間と少しで着きました。

先日下見で確認していた新みなと駐車場に7台揃って無事到着。

幸い雨はほとんど上がっていて、少し港の風景を見ながら散策した後、お昼に近くなったので名物佐世保バーガーのお店、ヒカリ五番街店へ。

店内は少し混んでいましたが、お店の外にも席があったので手作り感たっぷりの美味しいハンバーガーをいただきました。

この日はクルーズ船もいなかったので、その後自衛艦がよく見える、湾の対岸にあるホームセンターの駐車場へ移動。

ちょうど
護衛艦あきづき(DD-115)、
護衛艦あけぼの(奥、DD-108)、
護衛艦うみぎり(手前、DD-158)などを見ることができました。

また、佐世保港には米軍基地もあるので、米海軍の
強襲揚陸艦も見られます。

その後、生月島方面へ行かなかった分時間に余裕があったので、高速ではなく西海橋から大村湾の西側を通るルートを選択し、途中、大正時代に建てられたという旧日本海軍の
針尾送信所を見学することにしました。
ここからの移動中の連絡はいつもの特小アナログトランシーバーではなく、♪すなっち♪さんの提案でLINEのグループ通話を使ってみました。それぞれ車両とはハンズフリーで繋がっている上に、音質もトランシーバーより良くて、誰が話しているか声で判別できるのでなかなか便利で快適です。しかもLINEなので信号待ちなどで離れても問題なく話すことができ、この後はずっとこのLINEグループ通話で連絡を取り合いながら針尾送信所へ移動しました。通信に使うデータ量も意外と少ないみたいです。

高さ130mほどもある高い3本の送信塔は建設から100年以上経った今でもしっかりと立っており、確認は取れていないそうですが日米開戦の火蓋を切った「ニイタカヤマノボレ1208」の暗号文を中継したとも言われています。

流石に塔に登ることはできませんが、塔の中の様子や、

付設されているバッテリー貯蔵庫などは今でも見学できました。

その後、すぐ近くの大村湾の入り口の西海橋のたもとにある西海橋公園に移動して橋の様子や

渦を巻く潮の流れなどを見学。

そして大村湾の西側を走り、夕方5時半頃には無事に長崎市に到着。

しばらく夕方の渋滞に巻き込まれましたが、全員予定していたカーポート出島に駐車できました。

長崎港近くのホテルにチェックインした後は皆さん楽しみにしていたオフ会恒例の大懇親会😊。

お店の手配は♪すなっち♪さんにお願いしていたのですが、チョイスはホテルから10分ちょっと歩いたところにある「魚店亜紗(うおだなあさ)」。

これがなかなか良いお店で、掘りごたつ式の個室が確保してあり、料理のバリエーションも提供のスピードも、

それから接客の笑顔も素晴らしく、しかもお代はリーズナブルととても満足のいく楽しい夜となりました。
その後ホテルに戻り、翌日の天候回復を願いながら休みました。

本日の走行距離は176kmでした。
〔2日目〕
2日目の朝もやはり雨模様。しかも風も前日より強くなっているような雰囲気です。軍艦島クルーズの会社からは朝7時半にHPで運行するかどうかをアナウンスするということでした。上陸はできないとしてもせめて軍艦島の周りを一周くらいできないかと期待していたのですが、7時過ぎにメールが来て、残念ながら欠航😭。

うーむ残念。私は隣県だし軍艦島は2度ほど行ったことがありますが、遠くから来ていただいた方には申し訳ない気持ちになります。
ではどうするかとメンバー間でいろいろ相談していたら、mgfnobさんからクルーズは無理としても市内の大浦天主堂近くに「
軍艦島デジタルミュージアム」という施設があって、VRやプロジェクションマッピングなど最新の技術で軍艦島を解説してくれるとの情報を得ました。入場料はちょっとお高めでしたが、すかさずkamerinさんが入場料の割引きクーポンを発行できるサイトを見つけてくださり、こちらを見学することに決定。

こちらの施設はビルの3フロアほどの規模でしたが、これがなかなか素晴らしかったです。写真や動画での軍艦島の詳しい解説資料はもちろん、

模型にプロジェクションマッピングでの投影や、

床まで映像が流れる展示や、

島内をドローンで撮影した映像をVRゴーグルで見学する体験、

当時の人々の暮らしを再現した部屋やコスプレコーナー😅などなど、まさにデジタルミュージアムの名に恥じない内容で、長崎市を訪れるならぜひお薦めしたい場所になりました。
その後、お昼に近くなったので昼食へ。長崎といえばチャンポンが有名ですが、ちょうど近くにこちらも長崎名物のトルコライスのお店があるので、みんなでそちらへ移動しました。

この
Lekkerというお店は、店主がサッカー元日本代表で現在アメリカリーグで活躍中の吉田麻也選手の幼馴染みとかで、店内はサッカー一色という感じですが、

トルコライスもこれまた長崎名物のミルクセーキも美味しくいただきました。

さて、早めの昼食を終えて近くの土産物店で長崎のお土産など買い物していたら、今度はなんと島原半島から有明海を横断して熊本県荒尾市に渡る
有明フェリーの会社から電話が!

我々は各自で15時の便を予約していたのですが、強風のためそれも欠航が決まったとのことでした😭。
まあ、離島では無いので佐賀を経由すれば問題なく移動できるのですが、まさかこんなに予定通り行かないとは…。プランの甘さを反省しました。

島原半島へ移動する必要がなくなり、かえって時間に余裕ができたので、大浦天主堂やグラバー園の入り口まで両側の土産物店を冷やかしながら散歩した後、天気も良く無いので帰路につくことにしました。
帰りは長崎道から九州道というルートになりますので、大村湾PAで休憩した後、

佐賀県に入り小城PAで解散となりました。解散した後もLINE通話で繋がっていましたので、私が約30分後に自宅に着くまでしっかり会話を楽しむことが出来ました。その後も時々自宅から会話に入らせてもらってメンバーさんの移動状況を確認でき、最後に一番長距離を走られたaku-kanさんが無事にご自宅に到着されたとの報告を受け、このなかなか計画通りは行かなかったけれど楽しい思い出となった雨の長崎オフは終了しました。

本日の走行距離は110kmでした。
参加された皆さま、大変お世話になりました。計画通りにいかないオフ会でしたが、皆さまのいろんなアドバイスや協力で楽しく過ごすことができました。
これに懲りずにまた生月や軍艦島ツアーを計画したいと思いますので、その時はまたご参加をお待ちしておりますm(_ _)m。