K20Aエンジン バルブクリアランス調整③
1
チューブシールにシリコンスプレーを塗ります。
2
手でグッと押して入れます。
その際、ヘッドカバーを傷つけない為に、下にダンボールなど敷いてください。
ヘッドカバーの凹と平行に、そしてチューブシールの側面がヘッドカバー凹とツラ、もしくは少し奥になるまで押し込んでください。
4つとも入れましたらOKです。
そしてチューブシール内側にも少しシリコンスプレーを塗っておきましょう。
3
・ヘッドカバーにパッキンを取り付けます。
※パッキン全体に「ラバーグリース」を塗ってからヘッドカバーに取り付けておくと、ヘッドカバーをエンジンに取り付ける際、パッキンが落下しにくくなります。
・赤○印に液体パッキンを塗ります。
~サービスマニュアルより~
・ホンダ純正液体パッキン1216、5699、1216E、5999を塗布する。
液体パッキン塗布後4分以上放置した場合、そのまま取り付けない。
一度はがし、再度塗布し直す。
・オイルを注入する場合は取り付け後30分以上放置した後に行う
では、ヘッドカバーを取り付けます。
ヘッドカバーの合わさる面は綺麗ですか?
パッキンの残りカスはありませんか?
ロックナットは締まってますか?
工具の置き忘れはありませんか?
念の為、再度確認してください。
4
※注意
【液体パッキンが乾く前(塗布後4分以内)に行ってください。】
・ヘッドカバーをエンジンの上に軽く乗せる
(チューブシールが入っていないので、完全にはエンジンに密着しない。シールが切れてしまいますので、力でムリヤリ密着させようとはしないでください。)
・配線ドライバー(マイナス)と指を使い、チューブシールをスパークプラグホールの外側に押しやります。
※配線ドライバーはサブで、指をメインで押し込んでください。配線ドライバーでシールを切らないようご注意ください。
5
※注意
【液体パッキンが乾く前(塗布後4分以内)に行ってください。】
チューブシール4つとも上手く入れば、ヘッドカバーがエンジンに完全に密着します。
それでも密着しない場合、何か配線などを挟み込んでいる可能性もありますので、鏡など用いてエンジンの奥側もよく確認してください。
6
※注意
【液体パッキンが乾く前(塗布後4分以内)に行ってください。】
パッキンが乾く前に、新しいワッシャを取り付け、ナットを締めこんで行きます。
(ワッシャもヘッドカバーパッキンセットに入っています)
7
締め付け順はご覧の通り。(サービスマニュアルより)
一回で完全に締め付けず、番号順に3回程度に分けて均等に締め付けます。
ちなみに、規定トルクは12N・m(1.2kgf・m)
まぁ、小さいラチェットで締めこんで「グッ」と突き当たったらOKですかね…(^^ゞダメ?
とりあえず間違っても、ねじ切らないように…
大惨事っす。。。
8
後は元に戻して、完了!
チューブのクリップも跡が付いてる位置(元の位置)に戻してねん♪
お疲れ様でした!
ちなみに私のCL7、
全体的にクリアランスが広めで、さらに16バルブの内、3つのバルブがクリアランス基準値を超えてました。
調整後の感想として、
エンジン音が静かになり、走り出しのレスポンスが良くなった
…気がしますw
おためしあれ♪
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