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マンタロウのブログ一覧

2022年11月21日 イイね!

みちのく一人旅~2

 翌10月5日、いつもの時刻に起床。
 朝一番の風呂に浸かり、これまた朝一番6:30からの朝食は、焼きたての鮭と明太子で食べる
炊き立ての岩手のご飯。
これに生卵をかけて腹一杯美味しくいただきました。


8:00 チェックアウト。
曇天で気温は8℃、降雨の心配は無しとの予報。
さてさて、みちのくドライブ2日目は八戸をめざします。
まずは市街地からR106~JR山田線・川内駅はK142・川内停車場線までの39kmの
リエゾンを移動します。





 当初は、大規模林道をちゃんと走ろう♪~とルートもシンプルに考えていたところ
調べていくうちにまぁ~素敵なルートがいっぱい‼
 K40・宮古岩泉線で岩泉~R455~R340の折角峠を越え、また宮古市新里まで南下し
R106川内への120km・・・というあみだくじルートを考えておりましたが、今回の日程ではチト難しい。
 次回の宿題です(^^😉


 R106から川内駅~大川方面へスイッチ。
閉伊川(へいがわ)の支流・夏屋川(なつやがわ)沿いに岩泉方面へ5kmほどのヒルクライムで
出ました‼ 「緑資源幹線林道 八戸・川内線 穴沢・上外山区間」の表示板。

9:00 更に7km登って「幹線林道記念碑」。



 さて次の問題は、この大規模林道からR106の先、どぉ~行くか!? 
改めてマップで確認すれば、辿りたいルートが多数! 
プランAは、小川中学校~町道奥岩泉線・奥岩泉トンネル~折壁川沿いにK202・普代小屋瀬線~
袖山高原への66km。
かたやプランBは、R340&455で岩泉、K7・久慈岩泉線~安家洞~K202・普代小屋瀬線~
袖山高原へ94km。
 う~む・・・しかし時間の都合もあるしぃ~・・・でも、やはりココは・・・辛抱堪らん‼ 
長いほうだな♪ってなことで、答えは「プランB」


 深山のド真ん中を、見事な高規格道路が抜けており、そこをピュ~ぅと走り抜けて
K171・大川松草線との合流点。


 左へ行けば、そのままK171で釜沢(かまんさわ)~早坂高原~岩手町北山形~葛巻・・・
こっちもアリだよなぁ~・・・といろいろ考えたもののここは
K171・大川松草線~大規模林道を辿りR340・455で向かうは、東は三陸海岸で海に接し、西は県都盛岡に届くという広大な面積~町では本州最大の行政面積を有する岩泉町。






9:50 給油
「遠くから来ましたね? どちらへ?」
ガソリンスタンドのご主人と地元常連客とみられる軽トラ・ドライバーと暫しの歓談。おっさん3人で結構盛り上がって、手を振り再スタート。


 K7・久慈岩泉線は、文字通り両市町を繋ぎ北上高地のド真ん中を行く約50kmの山岳道‼ 
 風が吹き始め、空一面灰色に覆い尽くした空は今にも雨が落ちてきそうな気配。
スッコーンと走り抜けてしまって安家洞の表記でK202普代小屋瀬線へターン。
安家川沿いに葛巻へ向かおうとしましたが、大掛かりな災害復旧工事の最中で、ぐちゃぐちゃのう回路を通らねばならぬ様子。


ほんじゃあ~ってんで、K7へ戻り安家川渡り15km北上、久慈市山根でK29・野田山形線へターン。


 こうして山また山の北上エリアを縦横無尽に走ってみて、いやはや、岩手北上エリア‼
走りのワンダーランド、すこぶるディープなエリアです‼
こりゃあ~晴れた時に来なくちゃなんねぇ~なっ‼・・・てもんですワ。


 そうこうしているうちに道幅もグっと狭まり、林間コースに突入。



林間コースを抜ければR281、平庭高原から袖山高原~幹線林道舗装路終点まで21km。




11:30 さすがに腹も減ったしチトくたびれたので、袖山高原レストハウスへ。
 ほかに客もいない静かな店内でストーブの温かさにホッと一息。


 お店のマダムから「おもてのオープンカーで? 寒くないの? 大丈夫ですか?」と真顔で心配される始末。

 ま、確かに、濃い霧がたち込める冷たい外から、くたびれたおっさんがヌボォーと入って来れば仕方ないか!?
・・・と思いつつ、淹れていただいた熱い茶をすすりながらの注文はジンギスカンセット。


 見事な食いっぷりにマダムから感心され「今月いっぱいで今年も閉めてしまうから、来年雪が解けて晴れた日に是非おいでなさいね。」と、自分には不釣り合いと思えてしまうような優しいお声かけを頂戴したのでありました。

12:30 未だ晴れぬ霧の中を再スタート。
 R281~K29~K5からの八戸・川内線 細谷地日野沢Ⅱ区間へ33km。



 この日最後のSS~細谷地日野沢Ⅱ区間でK20・軽米種市線までの25km。
これまたあっという間に走り抜けてしまい、気が付けば青森県‼ 
ぼちぼち、ロドスタNBのss tomoさんとの合流ポイントへ向かわねば‼




15:20 無事、二戸市の金田一温泉郷で合流。
 積もる話も尽きぬまま、とりあえず風呂へ。
一日走りまわったほこりをサッパリ流し、露天風呂はもちろんサウナにもたっぷり&ゆっくり浸かったあとは、二人してごくごく喉を鳴らしてコーヒー牛乳を飲み干したのでありました‼


17:00 カダルテラスから、いよいよ八戸に向かい出立。
 夕暮れの中、先行するロドスタのテールを追って40km、八戸港フェリーターミナルへ。



 22時出港に余裕で到着。tomoさんが事前予約の手続きをすべて済ませて貰っていたので
一緒に車検証と規定の用紙に記入し窓口へ提出、スムーズに手続き完了。
その際に「低床車」と申告するようにとtomoさんからのアドバイス。なるほどぉ~


 乗船手続き&夕食を済ませ、指定の待機場所で待機。
それぞれの区画へ大型貨物車、普通乗用車、バイク、低床車が係員の指示で移動し、乗船開始のアナウンスを待ったのであります。この時のワクワク♪ 歳とってもワクワクするんです♪


 乗船開始になると、メット・電光ベスト&インカム装着の誘導員の指示で、スロープを上がり船内の駐車デッキへ。指定されたスペースに駐車し貴重品を持ってエスカレーターで3階の客室へ。
 定刻通り離岸。2人して軽く飲んだ後、早々にベットに潜り込んだのでありました。


                              つづく・・・                            



















Posted at 2022/11/21 15:24:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月05日 イイね!

みちのく一人旅~1

みちのく一人旅~1 初めての地へ愛車で行く旅。この歳でこの「初めて」ってのは、誠にありがたく感じます。夢のような一週間でありました・・・。
 
 あの日、タイヤ交換&オイル交換をバッチリ済ませ、旅の準備に怠りはない!っと、ひとりほくそ笑みながら早めに布団に潜り込んだものの、やはり興奮の余りロクに眠れぬまま、予定時刻より早く起きてしまったのは、星が見えぬ翌10月4日未明。
 宮城県は古川ICを目指し、東北道を北上開始したのであります。

 今回の東北ドライブは、これに続くメイン・イベントのプロローグ。
 よって、フルコース・メニューの前菜として、ゆるい走行ルートでのスケジュールを設定しました。



 大型貨物車の群れと一緒に、まずは白河辺りまではタイヤの慣らし区間と定め、100km/hの定速走行。
 途中、雨に降られる区間もあったものの、新調したMICHELIN PILOT SPORT5の安定したグリップに感じ入りながら鶴巣PAで給油、5:10am古川ICをアウト。


 6:00am
 最寄りのコンビニで朝食済ませスタート。
 清々しい朝の空気の中を、今度は仕事場へ向かう車列に紛れ、まずはR108で鳴子温泉~江合(えあい)川左岸の旧道から秋の宮温泉郷のK310・こまち湯ったりロード入口までの74kmを目指します。


 7:00am
 「あ・ら・伊達な道の駅」R457の分岐を過ぎ、R108花渕山BPを望む鳴子ダム駐車場で小休止。


 日が差さぬ旧道の冷え込みに耐え兼ね、ダウンベストを着込み再スタート。
 道は江合川沿いから離れ奥羽山脈越えへ続きます。


 R108は大好きな山岳ワインディングルート。


 ほどよく冷えた吸気温度に、新調したてでも養生十分のタイヤに、これまたオイル交換したてのエンジンが奏でる軽やかなサウンド・・・あぁ~💛
還暦少年でも危うく昇天しそうでした(^^;)


 泥湯温泉&小安峡K310の表記で右折。



 途中林間に見える濃茶色の管渠。この時はまったく知らなかった山葵沢(わさびざわ)地熱発電所の「還元熱水輸送配管」というものだったのであります。




 ここ秋田県湯沢市は太古の火山噴火の痕跡が残り、今も豊富な地熱エネルギーが埋蔵されるエリアであり、同時にその地熱エネルギーの利用が活発なエリアとして付近の小安峡大噴湯(だいふんとう)、川原毛(かわらげ)地獄、温泉などがその証となっている・・・そうな。ほぉ~♪






 でも、この日この時は、んなコト何にも知る由もなく、屈曲したヒルクライムからダウンヒルを
「うひょぉ~♪」っと存分に走りまわっとりました。


 8:20am。
 ここからK51~R398~K282~R342で小安峡~須川温泉~成瀬ダム~西和賀町・湯田までの115kmを突っ走り、いよいよ岩手県へ入るのであります。











 8:50am
 成瀬ダム展望台で小休止。
 台形CSGダムとしては、日本最大級の大きさを誇り、災害防止、流域の自然環境保全、農業用水・水道用水の確保、発電などの様々な役割を持ち、周辺地域の発展と利便性向上に貢献するため2018年着工2023年3月の完成を目指し、鋭意工事中・・・との説明書き。迫力の55tダンプ‼



 ちなみに、CSGとはCemented Sand and Gravelの略で、現地発生材(石や砂れき)とセメント、水を混合してつくる材料のこととありました。


 今にも降りだしそうな空と、吹き始めた冷たい風にせかされ再スタート。



 10:17am
 和賀川に架かる川尻橋を渡り、岩手県道1号・盛岡横手線へ左折する頃にはとうとう降り出した雨。
 一気に気温も下がりヒーターオン。


 秋田県と山脈を一つ隔てて隣接する沢内盆地。
 沢内三千石と呼ばれ奥羽山脈の奥に広がる東北の穀倉地帯としてのこの地を北へ、盛岡へ至るこの道を行きます。
 晴天であれば、岩手山、和賀岳、真昼岳の姿が拝めたはずで、それを期待しこのルートをとりましたが残念!



 さらに、鉛温泉方面へ抜けるK12は、災害復旧工事で全面通行止め。このまま盛岡を回るのも時間が惜しいので即断Uターン。
 平坦地にもかかわらずスノーシェッド!?  吹雪を避ける為かも・・・なんて考えながら秋田自動車道へ。花巻市街地へ廻り給油&昼食は麺房 高松庵へ。


 強い辛味の暮坪(くれつぼ)かぶを薬味にした蕎麦を、いただきました。
 その暮坪かぶのおろしをつまんでみれば、辛味は強いものの、嫌いな味わいではなく、蕎麦にのせて少し汁につけて食べると、うん。旨い。
合間の天ぷらも揚げたてで、蕎麦との絶妙な組み合わせでこれまた旨かったです。


 0:30pm
 雨も上がりルーフを拭き上げ、マップで現在地と今夜の宿泊地宮古までのルートを検討。
 当初の予定=プランAは、遠野~大規模林道で高清水牧場~K16~荒川高原牧場~江繁(えつなぎ) ~R106・鈴久名までの119km/4h。
 プランBは、JR小山田駅~K43で早池峰ダム~K25~江繁(えつなぎ)~大規模林道でR106・鈴久名までの72km/2.5h。そこから宮古まで最短距離で39km/40min、う~む・・・。



 雨雲レーダで午後の降雨予想等総合的に勘案し、プランBで決定。





 1:15pm
 人気のない早池峰ダムで一服。ペース上げねば‼



 早池峰ダムから西へ8km、標高1900m超の高峰、珍しい高山植物と美しい眺望で人気の早池峰山(はやちねさん)。
 この南麓を走る岩手県道25号紫波川井線は、花巻市大迫町集落までは2車線の快走路。


 しかし、大迫笠詰キャンプ場辺りからぐっと狭まり1.5車線の国有林の中を稗貫川(ひえぬきかわ)沿いに行く静まり返った山間路。



 1:40pm
 しばらく行くと河原の坊キャンプ場~小田越登山口で、花巻市~遠野市に変わり、僅かな距離で宮古市となるポイントで小休止。



 冷たく森閑とした空気の中にエスの鼓動が響く。ふと見ればトリップメーターは700km。
 久し振りによぉ~走ってきたなぁ~と実感。




 1:56pm
 江繁(えつなぎ)からいよいよ本日のメインステージ北上山地を走る鈴久名・大規模林道~川井・住田線の北端区間かな?・・・へ。



 前評判どおりの20kmの快走路‼ あっという間に走り抜けてしまいR106の自動車専用道路(宮古箱石道路)のゲート。



 でも、当然ここからは旧道へスイッチ。
 新たに自動車専用道開通に伴い旧道は通過交通もなく貸し切り状態♪
嫌いじゃない雰囲気の中をマイペースで行く良き道~「宮古街道」「閉伊街道(へいかいどう)」。



 いくつかの集落を抜け、大きく曲がる閉伊川に沿って走る旧道は、これまた気持ちいい快走路♪
 まったく晴天ならば如何ほどであったか!? と曇天を恨めしく思うものの、それでも「ホントにいいのか!?」っと誰にとは無しにつぶやいておりました(^^;)



 4:00pm
 宮古市街地のGSで汚れきったエスを手洗い洗車してもらった後、今宵の宿・ホテル近江屋に到着。


 宮古湾が目の前に広がる12畳の広々とした和室が今宵の寝床であります。
早々に大浴場へ。走りまわって浴びた汚れを落としさっぱりして、ゆったりお湯につかれば、はぁ~極楽極楽ぅ~っでありました。


 風呂上りの生ビールを一気に飲み干したあとは、焼酎と地元の漁港から直送の地魚をメインとした夕食‼
 一日走り回って、旨いものを「旨い!」と味わえる幸せに感謝‼


 ご馳走を腹いっぱいいただき、寝る前にもう一度風呂に入り
 部屋で明日の天気予報見ているうちにドッと眠気に襲われ、あっちゅう間に寝てしまいました。

つづく・・・                              
                                       

Posted at 2022/11/05 15:51:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年07月12日 イイね!

坐骨神経痛とオープンドライブ

短い梅雨が明けもう7月。
連日の記録的な暑さに負けず、カーライフを楽しんでおります。

さて、エスに関しては以前より「長寿命化計画」と銘打ち、計画的に劣化箇所の更新・修繕等を
施して参りましたが、ことドライバーに関してはすべて自己判断に任せておりました。



そんななか、この4月から仕事が変わり、いきなり決算、取締役会から株主総会の開催を任され
右往左往、暗中模索、悪戦苦闘の日々が続く最中に以前から感じていた右の尻のほっぺから下肢の裏側全体へのしびれ・痛みが激化!
今までに経験したこともない鋭い痛みと痺れに辛抱堪らず、GW明けの某日、覚悟を定め大の苦手の病院へ。



レントゲン&MRI検査後、机上のPCディスプレイに鮮明に写しだされた背骨の側面とその断面画像を示しながらの担当医師から下された診断は「腰部脊柱管狭窄症(ようぶ・せきちゅうかん・きょうさくしょう)による坐骨神経痛。」


「坐骨神経痛」とは、病名ではなく下肢にあらわれる症状の総称で
まさしく今の自分の状況でありました。




この坐骨神経は、坐骨を通り尻の筋肉“梨状筋”(りじょうきん)を抜け足へ向かう末梢神経で、その末梢神経は脳と脊髄からなる中枢神経と体の各部を結び、体を自由に動かしたり、温度を感じたりする“伝導路”で、主に3つの神経(運動神経・知覚神経・自律神経)から構成されている・・・とのこと。


その時の私は一刻も早くこの痛みを無くしてほしい‼ とマジに担当医に訴えたところ、
「マンタロウ殿、最初にお主に伝えねばならぬことがござる。」「なんとっ!?」


「完治はせぬ! 今のこの状態がもとどおりになることは・・・ない。」
「ほぇ!? で、では、拙者は、この先ずぅーとこの痛みと共にしていかねばならぬと申されるか!?」
「然に非ず・・・」 「是非お聞かせ下され。」


「治療法は保存的治療と外科的治療の二つがござる。」
「薬物療法、神経ブロック療法、理学療法などの保存的治療を施しても症状が緩和されぬ時は、外科的治療~手術を検討することとなろう。」
「お主のような加齢と若い時の無理がたたり、所謂経年劣化によって脊椎変形で生じた坐骨神経痛の場合は、日常生活に余程重大な支障が生じない限りは、保存的な治療を行う。どうじゃな?」「無論、異存はござらぬ。」



ってなことで、まずはこの痛みを緩和~無くすことを最優先することで、神経ブロック治療(硬膜外ブロック注射)を打つことになり申した。


この注射~ブロック注射とは、麻酔薬の注射により、興奮して過敏になっている神経を落ち着かせて、痛みが繰り返し起こる悪循環を断ち切ります。


ふつう麻酔薬というと一時的な鎮痛効果と考えてしまうとこですが、ブロック注射では痛みそのものを抑える以上に、神経を落ち着かせることが重要な役割だそうです。


この痛みがあると神経が過敏になり、血管や筋肉が収縮します。
すると血行不良が起こり、発痛物質がたまり痛みが生じて、また神経を過敏にしてしまい血管や筋肉の収縮を招き、血行不良になりと悪循環が起こって慢性的な痛みにつながります。
簡単にいうと、神経そのものが傷ついている状態だそうです。



こうした症状に対しブロック注射で神経を落ち着かせることで、血管や筋肉の収縮を抑えることができれば血行が保たれ、患部への酸素や栄養素の供給や老廃物の排出が正常となり、痛みは解消に向かっていきます。



そうした効果により注射した麻酔が切れても血行が改善されて患部の状態も良くなっていき、痛みが和らいでいく・・・って仕組みらしいです。
ちなみに健康保険適用で、約2900円/回です。これってオイル1ℓ分位か!?



こんな説明を聞かされた後、承諾書にサインして初めてのブロック注射を腰の上あたりに「ズゴンッ」と喰らっちまう・・・まさしくそのくらいのプレッシャーを覚悟し、処置室のベッドにボール虫のように膝を抱え丸まった姿勢で横たわってその時を待ったのであります。


「では、参る!」 うぐぅ~あ‼(心の声)
意外とアッちゅう間に完了。15分ほど安静にして様子をみて血圧を測り異常が
ないことを確認後、その日を終えたのでありました。


週2回の注射と投薬の効果で、6月に入った頃には痛みも随分と緩和され、夜もグッスリ眠れるようになり、痛みのない日常生活の有難味、痛感しました。
とはいえ、曇りや雨の日は痛みます。それについて担当医によると、
私だけに限ったことではなく、梅雨時期や季節の変わり目に症状が悪化し痛むことは比較的多くの、同様の患者さんにみられるとのこと。


気圧が下がると人の交感神経が働きやすくなる。
交感神経が働き過ぎてしまい神経が過敏となり、そのため痛みを感じる。
気温が下がると体温を上げようと筋肉が緊張し、筋肉がこわばり血流が悪くなる。
湿度が上がると代謝が悪くなり、体に水分が滞ってしまい身体がむくみやすくなって、これまた血液の流れが悪くなる。
・・・なんて話を聞かされながら、この日も腰に注射をぶたれました。


こんな具合で老生も経年劣化による機能不全に陥り、一時はその痛みと下肢の不自由さに落ち込みもしましたが、この症状は完治しないと最初に言われてしまっていますので、まさしく持病と覚悟した次第であります。


しかし、不思議なことにそんなつらい日々の中でも唯一、エスを運転する時はまったくその症状を、痛みを、感じません。
いつものパターンで、どんだけ走り回っても、です! 
いやぁ~自分でもこれには驚きました。エスにはこうした鎮痛効果もあったのです‼


現在は、歩行の際に右足に若干の不自由さはあるものの痛みはなく、エスの運転・洗車等も支障なくこなせています。いやぁ~本当にありがたい‼
ってなことで、リハビリを兼ねて近場ではありますが、ちょこちょこと走り回っていました。


ドライバーのリハビリ・・・っとなりゃあ~愛車のメンテナンスも不可欠です。


ってなことで、今回は、純正品のDENSOから初めてNGK製へのプラグ&イグニッションコイルの更新を実施。
純正品には何の不満もありませんでしたが、タイヤ交換と同様、定期的に交換している部品ですが、以前から気になっていたNGK製のレーシングプラグに・・・となりゃあ~イグニッションコイルも♪ これで相性もバッチリ‼
・・・のはず。


となりゃあ~♪ また走りに行きたくなる♪ 那須から甲子温泉~会津下郷~R400へ。
クラッチ切ってシフトアップ、即座に繋ぎアクセル踏み込めば気持ちイイ加速感に
「おおぉっ‼ エエやん‼」 
毎度ながら、両手両足をフルに使ってのオープンドライビングの恍惚感に浸りっぱなしの走りっぱなし。
法悦に満ちておりました。


そんな好日、会津山中でオープン乗り仲間のtomoさんと久し振りの嬉しい再会。
この日は「マツダ」ではなく、ホンダCBR400R‼



互いの近況を語り、笑い、感心したり、驚いたりと尽きぬ話。
今夏、再会を約し一緒に帰路に就いたのであります。





R121~R400で西那須野塩原ICまでの37km。
決して速すぎない、然りとて遅くもない実に心地よいリズムでコーナーを抜けていく様を追うダウンヒルでありました。






夏は始まったばかり。体調も安定しこれからが本番であります。
この先いつ何時何が起きるか分かりません。走れるうちに走っておかねば‼
・・・と、ハイボール飲みながら思いました♪


ありがとうございました。

Posted at 2022/07/12 16:41:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | 備忘録 | 日記
2022年02月19日 イイね!

運転席より愛をこめて~From the driver's seat with love

運転席より愛をこめて~From the driver's seat with love 年明けから「オミクロン株・まん延防止等重点措置」、「トンガ沖の海底火山の噴火」に「緊張するウクライナ情勢」と激動の国内外の情勢もさることながら、「2050年カーボンニュートラル宣言」や各メーカーの100%EV化宣言に
「こ、こりゃあ~ガソリンエンジンの車では走れなくなっちまうのか!?」
「ほなエスはどぉーなるんや!!??」と真剣(マジ)に心配する昨今。

 そんな昨今でも、日々生きていかなくてはならない=運転しなければならない・・・ので、シーズン開幕に向けた自主トレ??=養命酒を飲んで早寝早起きして、ぴゅーとひと回りする・・・に励むなか、過日のステアリング交換で運転フィールの改善は無論、視覚的にもGood!!と大いなる自己満足を得た勢いで、シフト周りのリニューアル~赤い色差しをやってみました。

 長年弄り回したため黄色の刻印はかすれて消え、シフトブーツもくたびれヨレヨレの現状。これを修復したろー♪って魂胆であります。


 まずは先達諸兄のお知恵を拝借し、赤マニュキュアを6速+Rの刻印を覆うようにベタ塗り後、パーツクリーナーを吹いたペーパーウエスで拭き取れば見事復活!!


 この出来栄えに勢いづき、当初は既存のブーツを艶出し+得意のステッチ塗り替えで・・・と考えていましたが、欧州仕様のS2000の最終限定車~アルティメット・エディションの純正レッドステッチ・シフトブーツを奢っちまいました。



 失笑を買うこと覚悟で申せば、先行したレカロ&ステアリングのステッチ、ワークスベルRAPFIXⅡ、Hマークのホーンボタンと今回のシフト周り。イイ感じに黒の内装に配した赤が絶妙じゃな♪っとニンマリ・・・
 しかし、こうなると欲が出てきて「ドアライニングの黄色ステッチが気になる!!」ってなことで
探したのがAP1後期型に設定されていた赤ドアライニング!!


 手を尽くし探し回りましたが純正パーツはすでに絶版であり、セコハンでも左右両方は見つからず。次善の策で、ステアリング同様、極細マーカーで黄色ステッチを赤に塗替えてみました。


 もともとエスの運転席周りは虚飾を排した閑古素朴、見た目質素なデザインで操作性最優先の運転に特化したレイアウトですが、個人的には今少し色香があってもイイんじゃない!?っと思っていたところでしたので、自分としては、今回のホンの僅かな赤い色差しでも雰囲気が変わり、シンプルな中に色香が加わった機能美を感じる運転席になったと思っています♪


 さて♪ 次なるは毎年恒例のタイヤ交換。
前々回はミシュランのパイロット4で、16,305km/6ヶ月と28日走行
前回はブリヂストンのポテンザ007で13,276km/7ヶ月と14日走行。
 今回もミシュラン指名でショップに問い合わせるも前回同様入荷時期に確約できぬとのこと。
検討の結果、ここは思い切って初めてのメーカー&ブランド~グッドイヤー・イーグルF1 アシメトリック(Asymmetric:非対称)5を選択。


 蕎麦好きでもタマにはとんかつやチャーハン食べたくなるのと同じ感じでのチョイスであります。




 すり減ったタイヤに慣れ切っていたのもありますが、新品タイヤの感触。何十回経験しても格別です♪ 
 「次回、お盆明けお彼岸の頃、お待ちしてますよぉ~」とお店に見送られ、80km/hでの100km定速走行によるタイヤ慣らし後、県東北&茨城エリアでの300kmほどの走行インプレッションは・・・


 ポテンザに比べてコンフォートな感じ。トラクションの掛り具合やコーナーのキレ、剛性はポテンザのほうが輪郭がクッキリしていましたが、その辺の伝わりがチト違う?=やさしい感じ。


ま、せっかくの機会だからこの選択を存分に味わってみっか♪
なぁ~んて考えながら一服していてふと見ると、ウィンカーレンズが飛び出している!!


速攻、Dラーに連絡しパーツの手配を依頼し即日両方交換。
プラスチックの硬化で留めのツメが破損していました。


 日頃元気に走り回ってくれている愛車も相応にくたびれてきていたこと改めて確認。
 やはりこれからは相応にやさしく、大人しく走らねばならないのかな!?っと自問するも、無理だな♪っと即自答するのでありました。


ありがとうございました。













Posted at 2022/02/19 14:03:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 備忘録 | 日記
2021年12月29日 イイね!

走る道には物語がある~秋の信越ドライブ Again

走る道には物語がある~秋の信越ドライブ Again
もう年の瀬かぁ~早ぇ~なぁ~
既に“備忘録”とも云えるTRGレポになっちまった(独白)・・・




さて♪ 新たな運転席の雰囲気にニンマリしたところで、本格的に新アイテムによる操舵感・ドライブフィールを確かめるべく、前言どおり信越ドライブへ。
夜明け前の更埴インターから前回同様のルートでR148白馬村へ向かいました。



信州小川K31・長野大町線で出会った地元の軽トラ、これがまた軽快な走りで引っ張ってくれる。
限られたパワー・性能をフルに引き出し走るその様は、この道を走り慣れているようで、軽快で小気味よい走りでひゅんひゅんコーナーを抜けて行きます。



K31&33は、1998年開催の長野冬季五輪のために白馬と長野を繋ぐルートとして整備された幹線道路。どうりで走りやすいと思った♪
K33・白馬美麻線の美麻トンネルを抜けた頃、昇る朝陽を受けて見事に映える後立山連峰。
ひゃあ~!! やっぱ早起きは三文の徳だぁ!! この時間ならではの光景に思わず声が出ました。


「白馬岩岳」交差点からK433・千国北城線へ。

栂池パノラマ橋上からは、白馬三山の眼福の光景!!
この冷え切った大気すら気持ちよく感じるオープンドライブ♪ た~ぁ~!!これぞ今の季節ならではの醍醐味であります!!



勢いそのままに下里瀬で姫川・中央橋を渡り、前回スルーしたK330・水仙街道~奉納(ぶのう)温泉へ往復し、今回もR148下の旧道エリアへ。



周りの山はすっかり色づき秋色♪



今回も前後車影無しの道を快走、姫川橋を渡り雨飾山へ。




雨飾荘から3km先にある釜池でUターン。



8:20立派な国立公園の看板の下で小休止。




ここまで走っての新ステアリングでのドライビングは文句なし!!
路面状況や周囲の環境の情報は、ペダル・シート・ステアリングは云うまでもなく、常に全方位からダイレクトに体に伝わってきますが、ステアリングを介して伝わる愛車の鼓動が更に剛性が増しコーナーでの俊敏性は無論、走行感全体が上質になったみたいに感じました♪
もうこうなると大人しく走ろうなんて、ムリ!! バッキューンと姫川第3ダムへ。



次なるルートは、旧道辿って「浦川スーパー暗渠砂防堰堤」へ。



堰堤上部への乗り入れは不可でありました。堰堤下流には浦川を渡り来馬温泉へ至る道がありますが、グランベル&工事車両のみ通行可のようだったので、再度浦川橋へ向かいます。





浦川橋からは、一旦来た道を戻り
前回通行止めで抜けられなかった北小谷発電所の先へ向かうも、前回より手前で通行止めになっとりました。




タイヤをぉ~♪軋ませてぇ~♪国道へ戻りK373で葛葉峠へ向かうべく再起動かまし、R148へ復帰し旧道辿ってムチ入れました。




平岩駅から姫川温泉街~大綱発電所の吊り橋~K488~高浪の池展望台へ。




相も変わらず貸し切り状態の山間ワインディングを駆け上がっては下り、眼前に現れた明星(みょうじょ)山の岩壁。





展望台のカップルに気兼ねして早々にR148小滝へのダウンヒル走行へ移行。
とは云うものの、岩壁直下に差し掛かるとその迫力に停まらざるを得ません。




小滝~糸魚川~上越までの62㎞は、のんきなリエゾン区間。


「道の駅うみてらす名立」でやっとこさ食事にありつき、紋次郎なみに海鮮丼とラーメンを掻き込むのでした。


さぁ~て!! 冬季閉鎖となるR405で津南までのルートを行きます。


R405は、上越市安塚区のR403重複区間から分岐し、棚田の風景の松之山天水島(あまみずしま)の山間を走り抜け津南までの35km区間がハイライト!!




もっと速くもっと・・・とクルマに話しかける。
次々と中高速コーナーを抜けて行く時の操作感をステアリングを介し感じる一体感と気持ち良さ!!


その老ドライバーの気持ちに応えてくれる愛車のレスポンス!!
こうなるともう止まりませんですワ。



この日も朝から湯沢ICまで、とことん&たっぷりと、街道を田舎道を大好物のワインディングを気持ちよく走りました。



短い年末年始休みは大人しく愛車のメンテに勤しみます。
ありがとうございました。

















Posted at 2021/12/29 16:44:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | ツーリング・レポ | 日記

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