今年の夏は昨年にも増してアツイ!! 猛暑、酷暑、灼熱・・・
夏休みのドライブ、行き先は自ずと冷涼、爽涼 清涼・・・と思い浮かべ、しかし、んなトコあるか!!??
行きゃあ~何とかなる!!
しかし、今度ばかりは前代未聞の東から西へ抜ける台風接近の報せ。
にもかかわらず、前もって取得済みの有給休暇。チャンスは無駄には出来ぬ!!!!
進路はやはり北か!!??
ってな事で、今回は、前回雪で走行叶わなかった蔵王と、前から走りたかった牡鹿半島~コバルトラインへ。
国見ICまでの220km東北道をかっ飛ばしました。 勢いは大事です!!
国見IC下りてすぐにK46~七ヶ宿街道へ左折。
前回同様の走行ルート:K46~R113をまんま!!トレース。 前回同様「萬蔵稲荷神社」の大鳥居を潜り
森の中をクネクネした狭めの2車線道路を上がって福島宮城の県境となる小坂峠。
ここから豪快なダウンヒルが続き、周辺が開けてくるとよく整備された農村の中の
2車線道路へと変わります。 前方に蔵王最南端の不忘山?が見えてきました。
左手に七ヶ宿(しちかしゅく)ダム湖を見ながらR113を疾走し、あっという間の「七ヶ宿公園」までの20km。
午前10時。 この日も朝から強烈な陽射し!! 道の駅七ヶ宿で水分補給で小休止。
そぉ-いやぁ~3年前の春ごろ、仙台で相模原からのチームと合流するってんで
喜多方で朝ラー食べて、米沢周りで来たっけなぁ~・・・と思い出し
さっそく白石川右岸・ダム湖班南側へ廻ってみます。
当時は雨でした。
1.5車線の全面舗装路ですが、夏の繁茂した雑草や立木の枝に気を遣いながらの
さらに、橋は1車線、サルの集団と遭遇・・・ しかし、ソコソコのペースで走ることできます
七ヶ宿(しちかしゅく)ダム。
国交省直轄のロックフィルダムで、仙台市を中心とする仙南(白石・角田・岩沼3市の外6町)・仙塩(仙台・塩竃・名取・多賀城4市の外4町)地域の水がめとして広域水道事業の水源の大部分を
七ヶ宿ダムが担っている・・・とありました。
再スタートは、R113からK51へターン。
実は、この付近には以前からマークしていた蕎麦屋「そば茶房 牧之原」がありまして・・・
開店時刻まで待つか!?と迷いましたが、今回はスルー!! 先を急ぎます。
K51、前回は早朝をバッキューンと走り抜けちゃっていましたが、このR113とR457をアクセスする19kmは、これまたFunな高原山岳系ワインディングルート快走区間!!
クルマも無ければ人もいない。独走!! 貸切りであります!!
R457~遠刈田温泉街を抜けK12・蔵王エコーラインへ突入。
唸る風と夏の匂い。青い夏空と白い雲に濃い緑、延びる道・・・なっなんちゅう!!
駆け抜ける快感やっ!!
*▽#%☆●□◎〒∂∠♀♂ダァー!!!
感極まわり、思わず歓声・奇声を上げずにはいられなかったのであります♪
季節ごとに様々な風景を楽しめるパノラマ&山岳ワインディングルート。
蔵王山、後烏帽子岳(うしろえぼしだけ)と中丸山、五色岳に挟まれた、結構なタイトコーナ―が多いルートです。
もちろん信号皆無で全線2車線!!! 走り応え抜群です。もちろんおかわりしました
またこの日の山脈を見渡すピークポイントでの展望は素晴らしく、目の前には雲海が広がり
青空が広がってはいましたが、恐らく下界は曇りでありましょう。
翌日には本州上陸と言われている台風12号の影響かも知れぬ・・・と思いつつ
今のトコロ天気が持ってくれてひと安心です。
途中、蔵王のシンボルである「御釜」へのアクセスルートとなる2.5kmのショートコース
=蔵王ハイラインへ有料540円払ってゲートイン。
標高1700mを超える駐車場から馬の背へ上がると
眼前に広がる「御釜」の全景
火山地形独特の、異世界感ハンパない光景が広がっておりました。
空きっ腹も忘れてしまうほどの、突き抜ける空の青さと御釜の緑に見とれた後、苅田岳(かつただけ)まで行き、今回の旅の安全を苅田領神社で祈願。
それにしても、申し訳ないほど天気がイイ!! 神社へ上がる時にかいた汗もすぐに乾くほど爽やか♪
吹き抜ける風と空の青さに心洗われた還暦少年は、下界へ下るべく
再び熱いシートとシフトノブの愛車に乗り込むのでありました。
腹減ったなぁ~とK225から峩々温泉(ががおんせん)へ下り、R457青根温泉~R256へ走り出します。
蔵王の爽やかさとは対照的に、汗が目に染みる暑さ!! まさに灼熱ドライビング!!
ですから、走ること以外余計なことは一切考えず、初めての地~東北は宮城県川崎町の国道を走ることに没頭したのであります!!
こ、これぞ真夏のオープンドライブの醍醐味でありましょう!!! (ホントか!!??爆)
途中、国交省直轄ダムで東北地整が管理する釜房(かまふさ)ダムで休憩。
ダムの全景です。4門の赤いクレストゲートの下にコンジットゲートが3門。
走ってきた距離はさほどではありませんが、暑さが堪えました。
シャワーと冷たいビールを思い浮かべ、今夜の宿泊地~仙台へ向かうことにしました。
夕方5時過ぎ。
大浴場で汗流しサッパリした後は、仙台へ繰り出します。腹ペコでした。
フロントで仕入れたマップ片手に大通りへ。
さすが東北地方最大の都市!! 人口109万人の政令指定都市であります。
周辺には7つも商店街があり、まぁ~賑やかこの上ない状況にビックリ!!
飲み屋の種類、数もハンパないっす!!
周辺は一番町という繁華街で飲み屋だらけ♪ その一番町の商店街から虎屋横丁へ入ったビルの2F「司・虎横店」、直感で決めた牛タン専門店へ。
開店直後でありながら予約で一杯のところ、7時までなら・・・と言う条件でカウンター席へ。
先ずは、生中注文!! 一気に生中飲み干して、おかわりのビールひと口飲んだところで
最初に注文した「牛タンたたき」登場!!
しっとりとした舌触りにあふれる旨み!! はじめてのタタキでしたが「旨い!!」っと思わず呟きました。
ハイボールを注文しながら、この感動忘れちゃならねぇ~と思わずメモりました。
次は熟成牛タン!! ワサビと共に供されます。 私はこのままで頂きます。
空きっ腹という前提条件があったとは言え、量・味とも文句なし!! 正解でした!!
「一の蔵」に切り替えて「牛タンのねぎさらし」と「熟成牛タン」おかわり!!!
1時間ちょっと、十分に満足して店外へ。まだまだ明るい時刻。
周り中飲み屋だらけの通りを回遊しながら2件目へ。
胡瓜の浅漬けが供され しばしポリポリつまみながら焼酎をっと!!??
なんと♪ 夢のようなシステムが!!!
地元にこんな店あったらなぁ~と1時間を無駄にせぬよう「鳥出汁おでん」でやりました。
ケヤキ並木が続く定禅寺通は仙台のシンボル。
青葉の下を行き交う車のライトと人の流れがずっと続いているのを眺めながら
宿へ戻ります。
すっかりご機嫌さんの、それでも明日早い還暦少年はしっかり8時には宿へ戻り
ちゃんと歯磨きして風呂入って寝ました。
ありがとうございました。