
GW明けの週末、東北TRG~青森へ行こう!!とtomoさんに誘われ、金曜日の夕方に一関で合流することと相成りました。
・・・・っとなれば、当然金曜日を目ぇ~いっぱい走って楽しんでやる!!と、その日早朝東北道へ入線。
青森・八甲田から、岩手、秋田、宮城、山形、福島、栃木・那須まで連なる山脈が奥羽山脈。
今回は、その奥羽山脈の一端を成す、福島・国見から宮城・七ヶ宿~蔵王~山形へ駆け抜け、秋田・岩手の県境に位置する栗駒山へ走ろうって魂胆です。
ひたすら北をめざし休憩なしに福島・国見ICまで突っ走りました。
長袖に革ジャンでちょうど良い陽気。
東北道の単調な運転に飽き飽きしていたので、国見ICを降りたそのままにエスに鞭を入れ、
K46~R113~K51~R457で遠刈田(とおがった)温泉・K12入口を目指します。
萬蔵(まんぞう)稲荷神社の鳥居を潜り
3年ぶりの七ヶ宿湖・・・久し振りやぁ~
この日も前後に車影なし!! 2速3速とレブちょい手前まで回し加速。
何度でも聴き惚れるSACLAMサウンドに痺れながら、K51を駆け抜ける楽しさったらあなた!!
もぉー病み付きです!! (^_^;)
陽射しはあるものの冷たい風が吹きまくる午前6時前、蔵王の朱(あか)い大鳥居に到着。
しかし、なんと、「通行止め」の表示!! まっ行けるトコまで行ってみるか!?
走り始めは眩しい新緑のトンネル。 爽快な気分でヒルクライム♪
突風吹き荒れるゲート前で、あえなくUターンであります。
思わぬ遠回りになったものの、それはそれで往復24km
高速コーナーときついコーナ駆け抜け楽しませてもらいました。
青根温泉抜けR457~R286で山形市街へ向かいます。
R286でペースカーに先導され、のんびり走らされましたが、笹谷ICでここまで車列組んでいた他車は皆高速へ。自分だけになっちまいました。
ここからの冬季閉鎖となる山形への峠を越える区間は、幅員狭小・カーブがきつく重量5トン、
全長6メートル以上の車両の通行は不可とのこと。
お蔭で、これまた貸切り状態でワインディングの峠越えです。
初めてですし見通しが利かないカーブが続くので要注意。
前半はゆるい縦断勾配の快速コーナーですが、標高が上がるに連れ、カーブもきつくなります。
タイトなコーナーが連続する狭路ワインディング!!
さっきまでののんびりモードで緩んだ全身が、シャキッとさせられるヒルクライムに突入!!
荒れ気味の路面にタイヤをねじ込むようにコーナーをクリアーし駆け上がる!!
うひょ~お!! エスは最高やぁ~!! と口走ると舌かみそうなくらい操舵が忙しい。
宮城と山形の県境にある標高906mの笹谷(ササヤ)峠に着いた時には、軽く汗かいとりました。
絶景です!!
笹谷峠は山形最恐の心霊スポットとは、あとで知りました。
山形側へのダウンヒルも九十九折が続きます。
ここで燃料の残量が僅かとなったので山形市街地へ向かい給油。
一息いれて、次はR13を北上します。
尾花沢市(おばなざわし)からK28へスイッチ。
初夏の青空の下
乾いたサクラムサウンドたなびかせながらの、絶頂快速オープンドライブであります!!
R47と平行して走るJR陸羽東線(りくうとうせん)の愛称「奥の細道湯けむりライン」・・・
なんちゅう旅情誘うネーミング!!
爺の心は鷲掴み状態であります!!・・・っで、R47右折、「あ・ら伊達な道の駅」~R457方面へ向かいます。
ここでちょっと寄り道。鳴子温泉でR108~K63へ。
花立峠越えて最上町へ下り、取って返そうと・・・ しかし、また通行止め!!??
でも、この景色は圧巻、絶景、おにぎりとお茶持ってくりゃあ~よかった!!!

風が強く、雲がちぎれどんどん青空が広がります。
再びUターンしてR108~R47へ復帰すべく、鳴子ダムへ下ります。
時刻は昼前11時。地元警察のパトカーの先導に従ってR47を行きます。
やっとこR398へターン、一路栗駒へ。ペースを上げます。
実はこのルート、以前から走ってみたい・・・と考えていたコース。
本日のメインイベントであります。
秋田との県境手前にある湯浜峠、花山峠を越え、K282から栗駒北面の須川高原へ。
栗駒山荘で昼食。
来た道戻ってR398に復帰北上し、小安峡からそのまま湯沢~東成瀬~水沢へダウンヒル♪・・・
なんて企てて、初めての土地、道、ただ走るために、ここまで来ました。
いやぁ~酔狂にもほどがあります!!
と、山間に忽然と現れた真新しい蕎麦屋!!
無論、躊躇なく入店しました。大盛りのざる蕎麦を注文。
どぉーかなぁ~!?と一口。おっ♪↑↑
味・香り、細さ、エッジの立ち具合、締め具合と、どれもイイ感じで、蕎麦湯も熱々とろとろで旨い♪ 地元長畑庵に似た風味の旨い蕎麦でした。
旨い蕎麦食って腹が満たされ再スタート。暖かな日差しに爽やかなドライビング♪

寒湯御番所(ぬるゆごばんどころ)~花山温泉過ぎると、結構ハードなコーナーが始まります。
ぽよよよよ~んとしていたドライバーに再び、喝!!が入ります。
花山峠を越えて、県道282号栗駒道路の入口はまたもや「通行止め」 残念無念!!
こんな時に日頃の行いの報いでありましょうか!!??
このままR398を湯沢方面へ走り、K108~R342へのルートを地図で確認し、再スタートです。
交差点の「ここは東成瀬村 仙人の郷」で一瞬迷うもR342へ。
ここから須川高原・K282の東への28kmを駆け上がっていきます。
周辺の景色がドンドン変わり、気温も下がってきます。
雪渓に陽射しが反射しサングラスしていても眩しく、そんな山岳ワインディング走る気持ちよさで突き抜け、も少しでイッチまいそうでした!!??
強風吹き荒れる栗山山荘で休憩、時刻は14時半。
一関での合流時刻を踏まえ、残りの活動限界時間は・・・3時間。
あまりねぇな!!??っと、R342を一関方面へ下ります。
ここっ!! 栗駒焼石ほっとライン!!
祭畤大橋付近から胆沢ダム方面に続く「栗駒焼石ほっとライン」全長15km、市道だそうです。
なんちゅう高規格、快走路でありましょう!! アッと言う間にR397へ。当然おかわりです。
話には聞いていましたが、長大橋と高速コーナーで結ばれたこのルート。
冬季の間は閉鎖されるそうですが、路面状況も極上で、この日の湖面を見ながらのドライビングは、申し訳ないほど気分がいい走りでありました!!
一関本寺(ほんでら)でK49へターン。夕刻迫る中山間カントリーロードをさらに快走します。
今日のエスのスピードレンジ、結構上がっているような気がしました。
R342右折してからK49へ。連続する中速コーナーを抜けながら33km走って午後4時半
栗駒高原いわかがみ平Pに到着です。
だぁ~れもいない駐車場で、紫煙をくゆらせながら、そぉいやぁ~腹減ったなぁ~と、一人立ちすくんでいたのでありました・・・
久し振りの東北ドライブの初日。
東北道を220kmかっ飛ばし、福島から宮城、山形、秋田、岩手と
下道走り倒し存分に楽しんだ510km!!
日に焼けた顔に満面笑顔を浮かべた爺ドライバーとラリーカー並みに汚れまくったエスは
一関で後続のロドスタ一行と合流すべく街へ下っていくのでありました。
後編へ続く・・・
ありがとうございました。