9月末、取り損なっていた夏季休暇を使い、未明の日光有料道路今市ICをスタート。
鬼怒川~川治~湯西川~上三依と無人の温泉街から漆黒の山間国道を走り抜け、更にR352&400とのトリプル重複区間となった街道をひたすら北上。
霧で霞む南会津を通過、積入山トンネルを抜け本格的な山岳走行区間に突入した頃には陽も上り視界クリアー!! ペースを上げ昭和村R401~K32へと、快速ドライブの幕開けでありました。
三島町只見川右岸会津西方駅を通過。(122㎞/06:00)
久し振りの三島から西会津へのR400(西方街道)は、距離は16kmほどと短く、杉峠を越えるまでは細く暗い低速コーナーの連続が、峠を越えると一変!! 中高速コーナーの快速ワインディングと変わる。
西会津・R49(会津街道or越後街道)へ。いつもなら阿賀野川右岸沿いのR459へ廻るトコですが、初めてこの区間走ります。
車峠、鳥井峠を越える街道。大型貨物車が多いものの登坂車線の.お蔭でペース下降の影響は最小限。意外と爽快なドライブで新潟県に入りました。
阿賀野町津川で小休止&給油(165km/07:00)。飯豊山西麓へ廻り込むK14新発田津川線へ向かいます。
今回も寄った、阿賀野川本流の最下流に位置するゲート数15門の重力式コンクリートダム~揚川ダム。前回と同じ構図だな(^_^;)
のどかな山里の風景を楽しみながら行く快走路。新谷川を越えるとそれにリズミカルなハンドリングが楽しめるワインディングが加わる。こりゃあ~たまらんバイ!!
途中、上赤谷で「加治川ダム」の表記に誘われK335へ。 最初の完全2車線幅員も、走行2~3分走行後は1.5車線。
飯豊川第1ダム管理所を通り過ぎて現れたトンネル!!
地図を見れば「趣のある隧道が・・・」 このことか!?
内部を見れば等間隔に配されたアーチ型の門が奥まで続き、谷側から差し込む光の連続。
ほぉ~♪っと、思わずエスを停めその場に佇んでしまいました。
調べてみれば「東赤谷連続隧道」とな。
国鉄・赤谷線の線路跡
ダムに到着(210km/08:20)。しかし、管理棟から職員の方から、現在工事期間中のため一般車両は8時40分から通行禁止となり、トンネル手前でゲートが閉まる・・・と云われ早々に引き上げる羽目に。残念!!
何とか時間前にゲートを通過しK14~R49に復帰。日本海へ向かいます。
この日のドライブで一番辛かったリエゾン区間。ペースカーの後に続く忍従の走行に耐え、やっと見えてきた弥彦山。
群青の日本海を左手に海岸線を走るR402。ひととき旅情に浸るおっさんドライバーでありました。
こめぐりの郷公園からK55へターン。メルセデスのオープンカーに先導され弥彦山スカイラインのヒルクライム。
8年ぶりの弥彦山スカイライン山頂に到着(308km/11:45)。眼下の七浦海岸と共に佐渡島が見えました。
時刻も頃合い、長岡市栃尾町を経由しR290を走り抜ける・・・とし帰路に着きます。
となれば、栃尾の「あぶらげ」。本店に寄った後「道の駅R290とちお」(356km/13:20)で焼きたての「ネギ付あぶらげ」熱々でこりゃあ~旨い!!
さ~て!! 早めに帰路に着いたのは、交通量が少ない時間帯に西那須野塩原ICまで只見・西会津経由の170kmを一気に走り抜けようとの魂胆です。
案の定、路上には車影一切無し。バックミラー一度も覗き込むこと無しに全集中の呼吸で前だけ見据え、感情を昂らせる走りに集中した極上の時間でありました。
西に傾いた陽に照らされ始めた塩原温街をマッタリ流しながら、終日天気に恵まれ愛車と走り廻った実に充実した一日と500km余のドライブでありました。
前回のドライブで改めて知った越後エリアのディープさ!!
長野・福島からのアクセスルートには、それぞれの趣があって走っていて楽しめました。紅葉シーズン到来となれば、それは一層魅力的なものとなるでしょう。近日中にまた行こうと思いました。
ありがとうございました。
Posted at 2020/10/11 08:34:44 | |
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