コロナ禍により、周りは「密閉、密集、密接」を避け外出自粛要請がなされております。
エスでのドライブならば常時×「全開解放、単独行動、移動継続」よる幸福感感じっぱなしの最高の環境であります。
こりゃあ~免疫力あがるなっ!!!・・・ってなことで、慣らし運転に走り出した連休初日未明であります。
高速走行で出来るだけ一定回転数(4000~4500rpm/m)で、負荷が掛からない・・・フラットなルートを長時間走るという命題が第1段階~1000km走行でした。
第2段階前半は、高速・一定回転(5000~5500rpm/m)・軽負荷での走行後、積極的に回転数を変えてスロットル開度7割くらいでレブリミットの6〜7割まで。
後半は、ハイカムに入るならハイカムにも入れ、エンブレは極力避けて相応の距離を一発で走るという命題で、前半を高速道路400kmをノンストップで走行後、矢板ICを下りて、給油後いよいよ下道一般道へ。
交通量が少なく走行ペースが保持でき、適度な負荷が掛けられるルートが連続的に走れるエリアとして、過日の「栃木茨木福島3県またぎ」で走ったルート~那須原野から八溝山系の麓、北茨城・南福島また茨城へと三桁県道と広域農道を繋ぐ区間を、そのステージとしました。
第1幕は、御亭山入り口までは高速コーナーのカントリーロード30km。高速での慣らし走行は単調そのもので、まるで仕事で走っているかのようなガマンを強いられるものでしたので、徐々に!? いやっ!! しょっぱなからハイテンションでぴゅ~っと走り抜けちまいます。
第2幕は、御亭山を下りK13~K205~K159~K196~K230を繋ぐDEEPな中山間ワインディング44km!!!
K205~K196は、走る楽しさを倍増させる大好きなテイスト満載区間!!
次々に眼前に現れる広狭・緩急・大小・高低のワードと共に変化しまくる道を、軽快なエキゾーストと心地良いGを感じながらのドライビングは、正にドライバーによってクルマを操ることに没頭できるステージであります!!
「これや!! 他では決して味わうことが出来ぬ気持ちよさ!!」
「クルマとドライバーも相応のトシになったけど、両者に宿るエンジン(♡)はこれからもひたすら熱く生きていくぜぇ~!! どぉりゃあああああ~アクセルオン!! フルスロット!! 」・・・っといきたいところを堪えるのが容易ではないっ!!! (^_^;)
エスに乗っていて、ひたすら回転計を睨みつつ、はやる己の心と右足に忍耐と疲労を強いることは尋常ならざることであります!!
「道の駅はなわ」で水分補給とタバコ1本だけの休息のみで福島・茨城県境を越えて阿武隈高地を横断するK27へ繰り出します。
第3幕、ここから北茨城大津港方面~「童謡の森ふれあいパーク」入口までの2/3は峠越えのワインディング・デリシャスロード区間は41km!!
道は広葉樹帯を抜ける山の中。カーブや起伏も多く、今回の負荷を掛けながらの慣らし運転にはイイんじゃない⁉
もちろん、オーバーレブは厳禁。ハイカム域に入れながらの走行が楽しい!!
県境を越えると花園川・花園渓谷沿いにクネクネと走るのであります。
こりゃあ~また走りに来たくなる道です。
春の気配薄い山間地域のワインディングから街中のリエゾン区間を抜けて
陽光眩しい大津港の海に到着。
市場食堂は臨時休業・・・探し回って開いていた食堂で海鮮丼を頂きました!!
食後は陽射しはあるものの強い風が吹きまくるR6をマッタリと南下するリエゾン区間。
途中寄り道して「日本の渚・百選」の一つに選ばれているという、高戸小浜海岸で休憩。
切り立った海食崖に挟まれた二つの入り江をもつ景勝地であります。
乳白色の海食崖と緑色の松、青い空と海が美しいこじんまりとした入江でありました。
この日の慣らし走行700kmは、以前の走行ルート以上の魅力的なもので、このあと思わず中1日2回連続でこの日のルートをベースにしたバージョン・アップ・ルートを走ってしまうほどでした。
てな事で、翌々日。
第2幕終点の塙町からK242~R289へ廻り、江竜田(えりゅうだ)の滝入り口から農免道路へ。
R289からK27へ走る10kmの2車線。これがまた高中速コーナーとアンジュレーションをそのまま越えて行くダイナミックな縦断勾配の連続!!
呆れかえるほど素晴らしいルートであります。
ここ辺りからはハイカムにも入れながらのほぼほぼ通常走行モード。
K27は、花園渓谷から花園神社へ。
K153へスイッチして「童謡の森ふれあいパーク」では海まで見える眺望♪
その後は、最寄りの「グリーンふるさとライン」周辺を走りに走り廻って昼前。走りっぱなしだったおっちゃんドライバー、さすがにお尻のほっぺと右足首が痺れてきたもので、「西金砂(にしかなさ)そばの郷 そば工房」で休憩であります。
旨い水と冷たい盛蕎麦でチャージ完了!!
益子町までのカントリーロードを繋ぎながらの快速走行で締め、この日は650km。
いやぁ~走りに走った2日に渡る三県またぎ慣らしTRG!! 正直、後半になると新エンジンの調子よさ、マイペースでずっと走れたことから、すっかり「慣らし運転」のこと忘れてしまっていました。
ってなことで、有給休暇使った平日の「慣らし運転ファイナル!!」で、あります。
前回の塙町からの農免道路を逆から北上しK242~R349で古殿町、K14でいわき湯本へと向かいました。
鮫川と平行に走るK14(20km)は、ところどころ道路改良工事で片側通行止めの規制信号でペースは落ちましたが、なかなか楽しいルートです。
途中のK135やK20を示す案内表示そそられつつ、いわき湯本IC上の「湯の岳パノラマライン」のヒルクライム♪ 久し振りやぁ~
走っている最中は、今更ながら運転に熱中するあまり写真撮る余裕、有りません。 場合によっては走ったトコで面白かった区間は引き返したりして、最初はエンジンの調子を確認しながらの「慣らし運転」を意識できていましたが、このエリアに来てからは走行ルートの面白さ・楽しさは無論のこと、何よりも愛車の調子の良さが走るペースとテンションを下げさせないのです!!
「湯の岳パノラマライン」のヒルクライム&ダウンヒルおかわりした後、近くの「国宝・白水阿弥陀堂」でドライバ&クルマのクールダウンで寄ってみました。
白水阿弥陀堂は平安時代の1160(永暦元)年、鎮守府将軍藤原清衡の娘徳姫が夫の死後に出家し、建立したとされる。正式な名は「願成寺阿弥陀堂」。阿弥陀堂の所在する内郷「白水」町の名は、徳姫の故郷奥州平泉の「泉」を、上下に分割して名付けられたと伝えられている。
白水阿弥陀堂は、県内の建造物では唯一の国宝。堂内に安置されている阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩は、いずれも国重要文化財に指定された寄木づくりの像。作者は不明だが、名工・定朝の影響を受けた平安時代後期の典型的な作品群として知られている・・・との説明が、堂内でコタツに入っている語り部からの説明がありました。
時刻は10時。朝から何も食べていなかったもので、腹ペコです(^_^;)
旨い魚だな♪っと、小名浜へ向かいました。
これまた久し振りの「うろこいち」。刺身定食を頂きました。開店直後か!? 客は他にひとり。
腹減っていたもので、アッちゅう間に間食!! 旨かった!!
さて♪ エネルギーチャージ完了して再スタートです。
ここから30kmちょっと移動して、公益農道入り口、グリーンふるさとラインへ向かいます。
すっかり御馴染みとなった農道ですが、茨城県北部域のそれは、筑波周辺エリアとは異なり、集落の少ない 林間部分を抜けて行く路線が多く、 交通量が少ない、快適なワインディング コースが多数。また以外の三桁県道も魅力たっぷりです。
グリーンふるさとライン、R461、ビーフラインへの定番コース+αを走り廻ってこりゃまた腹一杯!!
三日に渡る慣らし運転・第2段階。阿武隈高地、八溝山南麓エリア、北茨城エリアと眺望に恵まれたルートではありませんが、そのぶん、交通量微少で存分にマイペースで走れる環境が整ったDEEPな魅力的なルートを、最後までオープントップで存分に走った慣らし運転!? これで完了であります!!
最高でありました!!! 暫くは走らんでも大丈夫やな!!??・・・
ありがとうございました。
備忘録
2008年 6月19日 登録年月日
2020年 2月26日 260,759km 初代Eg走行終了年月日・総走行距離
2020年 3月 6日 260,762km 新Eg換装作業終了引渡年月日・引渡時点距離
2020年 3月 7日 260,766km 同慣らし開始日・慣らし開始走行距離
2020年 3月26日 263,867km 同慣らし終了日・慣らし終了走行距離