キッチリと実家の予定行事をこなしたり、愛車をいつも以上に念入りに洗車したりして過ごしていた酷暑の盆休みでありました。
バチッ!!と目が覚めてしまった酷暑続く或る日の未明・・・
エスにkey差し込み 闇の中に滑り込む♪ すべてが消え去るまで 風を切り突っ走る♪
・・・ってことで、この日老生はJ.Boyとなったのであります!!
230㎞北関道~常磐道をかっ飛ばし、午前5時常磐富岡ICのゲートを潜りルーフオープン!! ふくしま復興再生道路として整備が進む国県道8路線のひとつK36を西進、早朝の清々しい山間ルートへ駆け出しました。
急勾配・急カーブ区間のトンネルや拡幅等の改良工事により、路面状態は良好・2車線幅員の高規格道路となった山岳ワインディングが最初のルートであります。
川内村でR399へターン。いわき市小川町まで南下する30kmの走り始めは、里山の風景の中を緩やかに抜けて行くヒルクライム区間ですが、手古岡トンネルを抜けると道路両脇は鬱蒼たる緑とコンクリートの法面工が迫る山岳ワインディング区間に突入します。
更に行けば、「トンネル工事十文字工区」の工事表記が現れると、幅員狭小と連続する低速コーナの未改良区間となり、カーブミラーでコーナー先行きに集中しながらのシフトチェンジ+ペダル+ハンドル操作で大忙し!! でも、楽しいんですよ!! これが(^_^;)
6:00AM峠の国道おにぎり脇で小休止。現在地を確認し小川町から先のルートを地図で確認し再スタート。
いわき市小川町でJR磐越東線の跨線橋を越えK41へ。夏井川とJR線と絡むように走ります。幾つものグリーントンネルを走り抜ける2車線ギリのクネクネ道でFUNなルートです。
途中には「夏井川渓谷」「籠場の滝」との表記もありましたがスルー。16km走って「いわき市役所川前支所」辺りでK359へ駆け上がります。
時刻は7時前。徐々に気温が上がりその熱気に気付いた時、ふと思いました。ここまでで信号機あったっけ? こんなに楽しくてイイのか!?
南福島・中通りと浜通りの中間辺りを南北に貫くR399をメインに走り回る阿武隈高地回遊ドライブ!! 素晴らしいエリアであります。
メジャーな名道・各ラインのような展望ビューは望めませんが、目の前に現れるうねるラインとコーナーが続く道を追うことに暑さも忘れ、髪はボウボウ、汗だくになりながらも夢中になりました。
川内村までぐるっと回って戻ったトコロでK112~「あぶくま洞」までの34kmへ、車影皆無のカントリーロードの快走が続きます。
8:00AM あぶくま洞に到着。駐車場の脇には大規模な石灰岩の崖面!!
さらに細い山道上がって着いたのが仙台平。標高871mの風に吹かれながら呆けたのでありました。
周辺をランダムに走り回ったトコロで給油休憩。インター下りてから160km程走り廻れました。
出掛けにコーヒ―飲んだっきりのドラーバーも水分補給であります。
今回はこの辺で帰路へ。
R349を古殿方面へ。三阪からK20&K14でぐるっと回って・・・と企てるもK20は通行止め。あえなく国道を「おふくろの駅」矢祭町・鮫川経由、そして最近気に入っている八溝山南麓の快速三桁県道を繋ぐゴールデンルート140km突っ走って矢板ICと、この日の阿武隈高地ドライブを終えたのでありました。
決してコロナ禍の現状を軽んじるものではありませんが、もともと日常生活には多種多様・大小の危険・リスクが常に存在しており、その事前回避や遭遇した状況からの脱出・復旧などの対応を取りながら暮らしていると思います。
国や各自治体が示す対応方針や各種政策・施策は、個々の日常生活に対し詳細かつ具体的なその行動のあり方を示すことは不可能です。
となれば、この時期を乗り切るためにはそうした情報や方針を踏まえ、今行う事を自身で考え行動することが肝要で、盲目的に提供される情報や「不要不急」の言葉に縛られることなく、自身で責任ある行動を考え実行することとしています。
極論申せば、自分は今までが無事であったからこの先も大丈夫とは限らず、感染拡大を防ぐ事と経済復興の相反する両輪を回していこうとする今後、結果としてコロナ感染する可能性は排除できませんし、日常生活における感染ゼロリスクなんて事は有りえないと思います。
ですから、自分で最大限のリスク回避の方法を考え実践しながらチャンスを最大限に活かし、走れるうちに走りに行こうと考えています。
ありがとうございました。
Posted at 2020/09/06 15:57:15 | |
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