環境自動車税、軽自動車は4倍強の増税に
総務省が2011年度に税制改正し12年度の創設を目指している「環境自動車税」。同税は、自動車税(地方税)と自動車重量税(国税)を一本化しようとするものだが、軽自動車が課税対象になった場合、軽自動車は現在と比べ4倍強の増税となる。
「自動車関係税制に関する研究会」の報告書によると、研究会では軽自動車の規格は小型自動車に近く、安全面や環境面で比較しても特段差異はないものと考えている。特に環境面においては、軽自動車と1000ccの小型自動車のCO2排出量の平均値は軽自動車の方が排出量が多い状況
(当ブログの画像赤線部分の数値の事ですね)
そして、画像の緑線でも解る通り、平均して見ると燃費も1リッター車より悪い・・・
自動車税では1000ccの小型自動車(乗用・自家用)にかかる税率は2万9500円で、軽自動車税率は一律7200円となっている
税負担に4倍強の開きがあることに関して研究会は「この税負担の格差について、環境自動車税の環境損傷負担金的性格や財産税的性格からは、もはやその格差を合理的に説明することは困難であり、軽自動車と小型自動車を区分して議論すべきものではない」とした。
*Response自動車ニュースから記事の一部を抜粋
まぁ、我が家にも軽自動車があるので、他人事では無いのですが・・・
おい、総務省及び研究会とやら、お前達は根本的な所が間違っているぞ?
1リッター車と軽自動車の燃費云々の理屈は筋が通る・・・(今限定での話だけどね)
しかしだ、そこでどうして自家用車側の税を基準にして増税しようと考えるんだ!!!?
(--〆)
むしろ逆だろ?軽自動車側の税を基準に考えて、自家用車側の税負担を減らすが筋だ!!!
何故かって?
そもそも日本の自家用車に対しての税負担が国際的に見ても異常に高い数値だからです
コレは、日本・アメリカ・フランス・イギリス・ドイツの国別で9年間自動車を保有した時に掛かる税金額の合計で、左から自家用乗用車・営業用貨物車・軽 自家用乗用車です
営業用貨物車や軽自動車の負担水準は各国ともほぼ同じ水準ですが、自家用乗用車だけは違います日本が突出して重い負担になって居るのが判ります。
同じ自動車大国のアメリカでは、9年間保有して掛かる税金がたったの3.2万円ですよ?
環境大国ドイツでも10.2万円です
一番口うるさいフランスですら7.4万円です
この中では貨物・軽自動車の数値が一番日本に近いイギリスですら22.6万円です(日本の半分以下の金額です)
国際的に見てこんな異常な税率の自家用乗用車を基準に軽自動車の税率を考えるのはおかしいでしょ?
もし、ニュースの様に軽自動車の税が仮に4倍になったら、上の表だと9年間で12.9万円の税額が、単純計算で32.3万円に膨らむ事に成ります
自動車大国日本・・・どの地域に居ても、東京並みにインフラが整って居るならともかく、地方じゃ車がないとやれんのだけど?
そしてその増えた税収をどう使うつもりか?ハッキリ言って無能な政府は要らんよ(´・ω・`)?
国民に負担を強いてばかりじゃなくて、国民の負担を減らせよ?
海外の事や自分達の事じゃなくて日本国民の事を考える政府が欲しいですね
それと、温暖化とCO2の因果関係は科学的には全く解明されてないんですよね
Posted at 2010/09/16 19:58:07 | |
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