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2025年02月16日 イイね!

滅びのセダン

滅びのセダン私は、けっこう(かなり?)セダンが好きなんだと思います。それはリムジンに拡張された浮世離れした高級車から、コンパクトかつパーソナルに凝縮されたファミリーユースの4ドアに至るまで、如何にも車らしい「カタチ」に惹かれるのです。
エンジン区画、居住区画、荷物区画、この三つをオーソドックスに配置したこのスタイルがすごく好きです。

なんて言うのかな?なんか和むと言うか、安心するのです。

ヘビーデューティのごつい四駆や、優雅で流麗なスペシャリティクーペ、あるいはエアロで武装された低車高、高性能のスポーツカーもそれぞれ魅力的なのだけれど‥。

それが、最近はめっきり無くなりました、こういうセダン。
まあ、かろうじて超高級セグメントでは
こういう四角っぽい、区画明瞭なスタイリングが残ってますけどね。
一般庶民が関われそうな範囲には無くなってしまいました。
(タクシーくらいかな?)
430にしても、520にしても、かつてのセダン美学の高次元で凝集された姿だと思ってます。
そう思って見ると、やっぱり感慨深い‥。

なんでもかんでも垣根を取っ払おうって言う、(旧)目覚めた人々に押し付けられて、最近米国大統領によって瓦解させられてるおかしなスローガン同様、カーデザインの世界でも、自由な常識を取り戻してはくれないかな?
なーんて、時事ネタと繋げてしまいました(笑)
Posted at 2025/02/16 15:04:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年02月08日 イイね!

助手席より

今になって、色々分かって来る事もあります。
現代車に興味が無くなってから、12年以上経ちます。もう新型車を目当てにきらびやかなディーラーに行くことも無くなりました。
それ程、私にとって旧車という物が魅力的に映り、イベント等でもそういうのにばかり目がいってしまっていました。
日々私は所有者、或いは運転者として、それを楽しみに感じていましたが、果たして?同乗者はどうだったのか?
あまり考えた事のない視点でした。同乗者といえば、まず嫁さんでした。
彼女も私のバルケッタひと月レンタルの頃から旧い車に興味を持ち、現在は自身も初代イプシロンオーナーであるので、一般の人よりかなり許容範囲は広い人間だと思います。その彼女が520に乗って(助手席)言うのです。

「これは寒くなくていい。」

そうなのです。私がマセラティに乗っていた時、助手席は冬になると寒かったらしいのです。それでも、私が喜んで乗ってるので、ネガティヴな事を言ってはいけないような雰囲気を察して、あまり言わなかったのだそうです。
マセラティも最初はヒーター効いてましたが、冷房側の問題の方がドライバーにはキツイので暖房についてはあまり頓着してきませんでした。
途中サーモも変えたと思いますが、いつごろからか全然ヌルい風しか来なくなってました。
運転席ではさほど感じなかったのですが、助手席ではダッシュ下やフロアからスースーと隙間風が吹き込んでいたらしいのです。
もとより、それ以上の問題頻発する車でしたから、それどころじゃなかったと言うのが真相なのですけれど。
とりあえずエンジンルームから微妙な温風は来たので放って置いたのです。
それは随分と難儀させていたのでしょう。

あと、ピアッツァ。
私はあのルーミーなグラスエリアは視界良好で好きなのですが、助手席に乗ると夏の日差しからの逃げ場が無く辛いのだそうです。フィルムで抵抗してるとは言え、現代車ほどの効果は無く、膝が熱いのだそうで‥基本年中ズボン履きの男性とはまた違った視点があるものだなぁと思いました。
まあ、それが原因で好きな車種をあきらめる、なんて事は有りませんが、立ち位置が違えば色々物の見方というのは変わるもんだと思いました。
Posted at 2025/02/08 14:51:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月22日 イイね!

怖い車

ピアッツァに乗ってたときの事です。
少し前を先行して三代目プリウスが走っていました。
距離が近づくと、ディテールが見えてきます。
後ろ面に細かいキズや凹みが見られます。
そしてあちこちに、交通安全祈願のバッチやステッカーが、これでもかとばかり、ペタペタ貼られていました。
傾斜の強いスモークのリアウインドウガラスを通して、高齢ドライバーの証である変色葉っぱマークがぼんやりと確認されました。

次は片道二車線の比較的大きな主線道路に交差する信号です。
こちらの信号は赤、二車線道路のほうは青なので、ひっきりなしに車が走っていました。
そのプリウスは、一旦停止線まえで減速しましたが、二車線道路の車の途切れめ近くなると、ジリジリ‥ジリジリ‥っと進入していき、車が途切れた瞬間、
ずももも〜ッっと交差点に進入左折していきました。
もちろんこちらの信号は赤です。

「おいおいおいおい、アカンやろ、おじいちゃん。いや、おばあちゃんかも?ちょっと、赤だよ、ダメだって!」

私は車内で呆気に取られ、独り言解説してました。
幸い?スルっと進入したプリウスは何事も無かったようにそのまま走って行きましたので、事故には至りませんでしたが。

‥ありゃ、いくらお宮参りで神頼みしてもダメだって‥

最近問題の高齢ぼけドライバーだと思いますが、気をつけなきゃいけませんね。
恐らく一応自分の頭では、「安全確認した!」
ってロジックが成り立っていそうなので怖い。よけい始末が悪いです。
せめてこっちには当てないでね。

Posted at 2025/01/22 22:30:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月18日 イイね!

車買った?

「車買った?」
いきなり職場でそう聞かれた。
何事か?と思ったが、レンタカーハイブリッドフィットの事だなと思った。それで

「いや、あれは違ってて‥」

と言い訳しかけて、

「あの新しいやつ♫」「買った?」

被せて聞いてくる、ちょっと羨望を含んだ眼差しに違和感を覚えた。

(これはフィットのことじゃないな‥)

そう言えば、近くに新しいマセラティ・クワトロポルテ?が停まっていた。

‥はーん、こっちと勘違いを‥

「あんな車、買わないよ。」

「マセラティはビトルボに限るのさ」



(マセラティ小噺)
Posted at 2025/01/18 07:16:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月15日 イイね!

ホンダフィット・e:HEV

なんか病名みたいな名前でした。フィット・e:HEV
少し遡って、今年元日。
実家に乗りつけた520が帰りにエンジンが掛からなくなったのです。
おそらくはバッテリー上がりだと思いますが、年の初めとは如何にもイタイ。どこのお店も修理工場も軒並みお休みです。
仕方ないので、取り敢えず別電源で始動してもらいマンションのガレージに連れて帰ることにしました。
「しばらくエンジン掛けたままでいてください。」
「明日掛からない可能性も有りますから、注意して下さいね。」
果たしてこのJAFのお兄さんの予告通り、次の朝もバッテリーは死んでいました。
納車時交換して無かったのを思い出して、不覚を悔いましたが、もう仕方ない。
他にも不具合あるかも?の懸念も払拭し切れないので、新年早々入庫させる段取りを立てました。もちろん積車でね。しばらく帰ってこない前提で保険のレンタカーを借りる事にしました。
正直軽でオッケーなのですが、保険会社相手となると、レンタカー屋さんは必ず上限いっぱいの車種をチョイスしたがります。
今回やってきたのが現行フィット・e:HEVという訳です。

ハイブリッドは初めてでは無かったですが、難儀な出来に悩まされた三代目プリウスでは無く、以前借りて好印象だったホンダの最新型でしたので、興味は有りました。乗り込むとレンタル会社の人が
「こちらで一般と違うのは、このパーキングブレーキボタンですね。フットペダルを踏んで操作出来ます。向きはかつてのレバーと同じです。引くと締まって下げると解除です。」
私は念のためドアを閉め、室内灯が完全に消えるのを確認し、キーを受け取りました。(過去のプリウス記事参照)

さて、乗り始めたe:HEV。
もうすでに走行後だったので低速はほぼ電気自動車です。
「おおおー」
(これはここのところ旧車しか乗ったことのない人間の特殊な個人的感想であることをご理解ください)
「おおおー」
無音で滑るように走るコレはまさに、新世代を感じさせる物でした。プリウスと違いAピラーが分割されて細く、視界はなかなか良好でした。でも私的に天地が高すぎてお日様が眩しい事が良くあって、ここまで高さ要らんやろう、と思いましたけどね。
(シートも上下動しないし、ムダっぽい)
‥にしても、なんと静かなパワートレーンだろう?街乗り速度なら、エンジン掛かってるかどうか分からないし、回っても加速度にリンクしない。時々エンジン側がモーターアシストしてるみたいですが、いつもそうって訳じゃないので、エンジンのみが動力源である私の知ってる「車」とは異質の乗り物でした。
間違ってもらっては困るのですが、これは褒めているのです。この感覚は面白い。そしてコレは電気自動車じゃない、ガソリン入れて動くのだ。世界が敵わない訳だ‥。
ためしに、ちょっとしたウネウネ道で飛ばし気味に扱ってみました。タイヤグリップのせいだと思いますが、このコーナーで70km?っていう感じでグイグイ進んで行けます。こりゃ三本さんなんかが絶賛しそうだな‥って思いました。登り坂ではさすがにエンジンアシストが極大化して、結構元気に音が聞こえてきます。
信号待ちで青になり、前の車が動き始めると「ピーン:先行車の発進が確認されました」と合成音声のアナウンスが。。。(ここまでくるとくどいなw)

総じてとても良く出来た車で、お値段の事を考えても素晴らしいと思います。
私は駐車場に停め、静かな車内で電源(あえてこう記します)を切り降車しました。
そのまま車を離れると勝手に施錠されました。リモコンキーが離れると自動的にロックされるようです。
ハイブリッドくらいで騒ぐな、他にいっぱいあるだろう。とおっしゃるかも知れませんが、私的にはフィットは特に違うのです。
正直?でっかいレクサスやクラウン、ミニバンにHVがあってもつまらないのです。そりゃデカかったら、色んな機構組み込めるだろう。的に考えるので、興味が半減以下です。考えてみて下さい。スマホがノート型パソコンくらいあったら、ありがたいですか?十徳ナイフが工具箱くらいの大きさなら嬉しいですか?
このコンポーネンツを使ってコンフォートやプログレサイズで粋なセダンを作ったらどんなに面白いだろう?と思いました。あえてクラシックに作れば老人が買うでしょう。2座➕で低いクーペ作っても良いじゃ無いか。オープン作ってもなおよろし。
以前のときも感心しきりでしたが、私はこのフィットに大きな感銘を受けました。コレは面白い、と。

‥うーん、でも
なんでこのフィットの格好はパッとしないんだろう?
(個人の感想です。異論は認めます。)
気がつくと4ドアでした(笑)そのくらい印象が薄いです。2ドアであっても、もうどうでもいいって感じでした。フィットはベーシックカーだから、コレはコレで良いかとも思いましたが、外観だけは本当につまらない。
賛否両論あるでしょうが、格好だけホンダ”e”スタイルをサイズダウンさせて作った方がまだマシな気がします。
(やれば出来るのに、、やらない)
結論として、電池の劣化と火災時の消火問題が課題としてありますが(だから買いません)すごく面白いモノだと思いました。

Posted at 2025/01/15 12:55:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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