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2024年12月11日 イイね!

ドイツ人のお医者さん。

ドイツ人のお医者さん。ドイツ人のお医者さん。

‥と言っても、高度な医療についてとか?そんなお話じゃないんです。
実はこれ、自動車に対して比喩された言葉なんですよ。
かつてCG TVで小林章太郎さんが語っていた言葉です。たしか60-70年代くらいの縦目のベンツセダンに乗って、まるでドイツ人のお医者さんに「こうしなさい」と言われてるようで、納得し、従わざるを得ないような正論で諭されているような、そんな車だったと、当時の思い出を語ってらっしゃったと記憶してます。

ドイツ人のお医者さん。

なかなかの表現だと感心した覚えがあります。戦後高度成長を経たとは言え、医学のオリジンが当時の西欧とりわけドイツであったのは間違いないです。
章太郎さんは続けます。
日本車に乗ってドライビングしていると、ここはこう。いや、こうだったらどうだ?いや、それはダメだ。‥とか、いろいろ迷いが出たのだそうです。そのとき同時代に居たベンツに乗ると、「ああ、こうだったんだ」という答えがご自分に得られたのだそうです。

「ベンツってそういう車でしたね」

           by小林章太郎

ベンツとBMWは違うよ。って言われる方が大半だと思いますが、私がこの520に乗って受けた印象はまさに「ドイツ人のお医者さん」でした。
笑われるかもしれませんが、ビトルボ・マセラティから乗り換えたらほぼほぼお仲間に見えるのです(笑)ベンツもBMWも。
おそらくアウディも一緒でしょう。少なくとも「臭い」は同じです。ドイツ人の目鼻立ちの違う家族‥レベルに感じます。
(個人の感想です。異論は認めます。)
そんな訳で(笑)
この520のドアを開けるたびに、落ち着いた声で「はい、次の方どうぞ」と脳内に聞こえてくるのです。と言うのは流石に冗談ですけどね。


Posted at 2024/12/11 21:24:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月04日 イイね!

行き先

行き先今まで辿ってきた道のりを振り返り、これから先の道のりを想像する。
人はそうやって、生活を送り、周期性に気がつくと、暦の発明を促しました。
めぐる季節に生命のサイクル、死生観を伴う摂理を感じ取ると、物事の根幹に横たわる「真理」に触れたような気になる事もあります。
何代かにわたって人間の一生を見る経験を積むと、自分もその一個体に過ぎないということを理解し、人生のマップを無限大には広げられないことをつくづく思い至るようなります。
私も最近、そういう目で自分自身を俯瞰して見てしまう事もあり悩ましいです。
今までは目の前の道はある種ゴール地点を目指す道であったように感じていましたが、この頃は先に見えるのはゴールではなくて、ただ闇にスーッと消えていく道があるだけの風景です。その闇はどこから始まってるのか?どこかに切りがあるのか?さっぱり分かりません。でも、なんとなく闇はだんだんと近づいて来ている。それだけが認識されるという‥そんな感じでしょうか?

自分は何がしたいのか?

その答えを導くために、自分と向き合います。しかし、これがなかなか難しい。向き合っても明瞭な答えが得られない。
もっと深掘りしなくては。もっと‥もっと‥。
もうこうなると「?」マークのスパイラル。未だ、五里霧中です。が、一つだけキーワードが浮かびます。

それは「時間」。

これからの自分が最も大切にしたいもの、
それを象徴するものとして、この「時間」というのは、ポンと腑に落ちる気がしました。
綺麗な風景を眺める時間、楽しい人たちと過ごす時間、美味しいものを頂いてる時間、ワクワクする物語の中に没頭する時間、美しい音楽を興ずる時間、そしてお気に入りの車でお出かけする時間。
いっぱいあります(笑)何をしてもいいのです(笑)・・そしてそれは有限です・・。
これからどのような時間の紡ぎ方をして行くのか?
これは確かに重要だと思うとともに、だからこそ、くだらない些事に絡む時間は可及的最小限にましょう・・・と思う今日この頃です。
Posted at 2024/12/05 00:03:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年11月28日 イイね!

メーター

メーターこの520にはちょっと変わったメーターが付いています。
この回転計の下1/3の部分の表示です。分かりますか?
これって燃費計なんです。
アイドリング時やストップからの発進時は針が隠れてるんですが、走り出すとヒョコ〜ンと出てきて燃費目盛りを指すのです。
これ…正直良くないです。
日本のエコカーには葉っぱマークやグリーンシグナルで低燃費(エコ走行)を表示するものがけっこうありましたが、あれも正直賛成しかねます。
と言うのも、実際路上を走ると分かりますが、走行車には皆それぞれ能力の違いや特有の事情があり、混沌としています。急いで動かす場面やゆっくり動かす場面や周囲の状況によって様々に変化していきます。
そこへ一台だけ、己れのエコ燃費のみを行動原理とした車両が現れると、甚だ不効率と不公平を産んでしまうのです。
もちろん、自分一人だけが空いた道を悠々と走っているならそれでも構いませんが、実際そんなシチュエーションなどほぼ無いのです。
なのに自分こそが正義とばかりに、エゴ走行されると周りの皆んながエコですら無くなり、大変迷惑です。
真面目な人ほどそういう意識に囚われそうで厄介です。

おっと。。。話が逸れましたね。

この520のメーター、数字がふってあってその時々の燃費が分かるのですが、これが心臓に悪い(笑)
発進で踏み込むたびに、驚くべき燃費を指すのです。1速3.5km/Lくらい。
で、2速で4〜5km/L、3速で4〜5km/L、4速めの巡行でやっと8〜9km/Lくらいを指します。
もちろん下りのアクセルOFF時には20km/Lぐらいを指すので、正直なもんだなぁーと感心はするのですが、これをいちいち見せられるのは気持ち良くないです。
0発進時に燃料喰うのは理屈では分かってるのですが、何とも脅迫的です。
よくよくみるとこの目盛り変則表示なんですよね。
なんか、3〜10くらいまでの間で凄く振れるw
良く分かるのは良く分かるんですが、ちょっとやり過ぎ感は否めません(笑)
最初はコレが気になって踏込みを躊躇する場面もしばしば‥
ですが、しばらく乗ってみると、気にしてられないって言うのが良く分かり、それからは(なるべく)見ないようにしてます(笑)
生産当時の世論を反映してるのでしょうが、正直これは失敗でしょう。要らぬおせっかいとしか、私には言いようが有りません。

Posted at 2024/11/28 06:47:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年11月19日 イイね!

ゴリラ

Posted at 2024/11/19 20:00:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年11月16日 イイね!

ビトルボ再考。

ビトルボ再考。今になって思い返してみて、やっぱりビトルボ・マセラティはすごい車だったと思います。
年式で言うと89年モデルですが、あの顔のデビューは86年くらいでしょうか?
(ビトルボ自体は81年からだそうです。)
その当時の同年式の車達の中では異質な存在だったでしょう。
とにかく何から何まで手作りくさい。
これはいい意味で、ですよ。人の手で作られた感がすごくある。そうですねえ‥
一番ふさわしい感じのキーワードを最近見つけました。

「民芸品」です。

お宮参りに行くと、参道のお土産物屋さんで竹細工の籠とか木彫りの置物とか売ってますよね。地元のおじさんおばさんがこさえたような。
何となく手触りに人の温もりを感じるような、そういう車でした。
また、これは悪い意味でも手作りくさい。
とにかくちゃんと出来ていない。
これはもうイヤというほど味わいましたw
せいぜい上手い素人が作った作品って感じ。怒られるかなw?
そういう物の複合体、そんなふうに思いましたよ。
色んな所に押してある刻印も含めて、それもこれもがマセラティでした。
私の好む本物のクラシックカーの世界って、こういう雰囲気の延長線上じゃないのかなぁ?って思ったのは確かなのです。
(私、手作り系の車って好きですから。ロールスとかモーガンとか)
それを80年代に味あわせてくれる貴重種だったのかも知れません。
520に乗って(5年後製造の車です)
こんなに変わるものなのか!と驚くとともに、あの当時上り調子だった自動車工業界の雰囲気を味わってもいます。
430が民芸品だとすると、520は工業製品です、しかもバリバリの。

あのころはみなドイツや日本をお手本に未来を見据えて頑張っていたような気がします。
もう日本なんかじゃほぼほぼロボットが造ってるイメージでしたからね。
ドイツは欧州でハイエンドの存在でしたからBMWも当時の優等生であったには違いありません。
そういう雰囲気がベーシックである520でさえ、プンプン臭ってくるのです。
手で作った温もり感はありません。清潔感あふれるファクトリーのなかで手順よく工員に組み上げられた感じです。そして、総じてちゃんと出来てる。
キッチリしっかり、ちゃんと出来ている工業製品。これはイイ意味であると共に、濃いイタリア旧車を知った私としては、少し残念に思うところでもあります。
(正直に言うとね‥)

ただ、そっち方面は今お腹いっぱいなので、イタフラは避けました。今は520を楽しんでいます。この車のパワーが控えめじゃなかったら、むしろ本当に可愛いげが無いくらいです(笑)

なーんて書くと、其れこそ、可愛いげないかな?
Posted at 2024/11/16 18:15:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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