オイル漏れ修理　その６

結構あっさり開きました。
少しカバー取り外しだけ苦労したかな？
写真の右下↘️方向にカバーを上に持ち上げながらゆすると、あっけなく取れました。
ヘッドカバーのオイル漏れポイントは写真の左下赤丸の角部の僅かな部位のみでした。
それ以外はあまり漏れは見られませんでした。

外したヘッドカバー裏側。
裏返すとボルトが落ちるので注意。
バキュームポンプのパッキンは、内側からマイナスドライバーを当てて、軽くハンマーで叩くとすぐ取れました。
バキュームポンプとVANOSアクチュエーター２つ、高圧ポンプ、エキセントリックシャフトモーターセンサーが、カバーの上からはまって、エンジンに固定されるような構造です。

取り外したパッキン類。
他の方のブログなどで良く見るように、ヘッドカバーパッキンは硬化してパキパキになってるかと思いきや、結構柔軟性があって、まだ使えそうな雰囲気。ケミカルが効いてたのかな？
ただ、運転席側の角部は、だいぶ薄くなってました。
プラグ回りの長方形のパッキンと一番右の高圧ポンプの丸い菱形のパッキンかなり硬化してました。やっぱりここが一番酷かったのかな？

新しいパッキンはエルリング製です。
当然ですが、外したのより肉厚があって柔軟性があります。ヘッドカバー用の他、プラグ回りのリセスインサート用パッキン２個，エア抜きホース用のOリング１個，高圧ポンプ用パッキン１個もセットになっています。

これは一緒に購入したエルリング製のバキュームポンプのシールリング。外したものはあまり劣化はありませんでした。
パッキン類は全部で８千円くらいだったと思います。劣化は無くとも、交換する時はここまで一気に替えるべきだと思われます。

パーツクリーナーと綿棒でシールを入れる部分を清掃します。

取り付けるパッキンに新油を薄く塗ります。

高圧ポンプとバキュームポンプのパッキンも取り付けて、いよいよ取り付けです。