オイル漏れ修理　その７（完了）

取り付けは取り外しより楽につきました。
ボルトの締付けトルクは、9.2Nmにセットします。
プラカバーなので、かなり緩めです。

ヘッドカバーの締付け順序は写真の通り。数が多いので、締め忘れのないように。
２と５は狭くて締めづらいです。
トルクスE10、20本締めます。カバーがしっかりハマっていればボルトは楽に締める事が出来ます。

バキュームポンプ３本も、外すよりも取り付けの方が簡単でした。写真左は助手席側から取り付けている状況です。
ボルト配置を運転席から見ると写真右③の３本です。歯医者さんが使うようなミラーとヘッドライトを使って位置を確認し、触手で指先の感覚を頼りに取り付けました。
10Nmみたいですが、ここは大体の力加減です。

あとは逆の手順で元に戻して、最後に温度センサーを固定して終了。
色々確認しながらだったので６時間くらいかかってしまいましたが、早い人なら3、4時間でできると思います。

今回使った工具類。
トルクレンチ、トルクスビット、トルクスソケット以外は、特殊な工具は使ってません。
ライトや、狭い所を見るためのミラーがあると便利です。

【使用工具リスト】

・クリップ外し
・トルクレンチ40-200Nm
・トルクレンチ5-30Nm
・トルクスソケット E6,E7,E8,E10,E14,E18
・トルクスビット T30,T40
・六角用ソケット 8mm,10mm

以下は好みで
・ラチェット，エクステンションバー9.5sq，他各種変換アダプター
・木製ハンマー
・ミニラチェット，ビット変換アダプター
・ラジペン
・マイナスドライバー#1

今回、思い切ってDIYチャレンジしてみましたが、思ったよりは簡単だったかな？と思います。
ディーラーに頼んだら部品代込みで１０万円前後、普通の整備工場だと７万円前後の総費用がかかると思いますが、自分でやったら部品代８千円程度です。
整備時間も持ち込む事を考えたら、自分でやった方が早い。

気をつける点としては、劣化したプラスチックパーツが多いので、壊したりボルトを締めすぎないよう注意する事。
エンジンルームに部品を落とさないようにする事。
当たり前ですが、手順をメモして、抜けが無いよう作業する事。忘れて後で付け直すのは大変です。

その後の試走ではオイル漏れも完全に消え、とても快適になりました。

走行距離80790km

※投稿はほぼ自分用の備忘録なので、参考にされる方は自己責任でお願いします。

おまけですが、今回大活躍した工具。
Signetのミニラチェット。
税込み1829円でしたが、使い勝手は◎です。見た目も美しく，手触りも良い。手にフィットしてしっかり握れて、狭い場所で落とす事も無かった。
黒いプラスチックのダイヤルを回して手締めする事も出来ます。
ビットは手元側にも取り付け出来るようになってて、ドライバーのように使う事も可能。
バイクに常備したいと思います。
ちょっと高い首振りタイプもありますが、こっちの方で良かったです。