冷却水交換

Daytonaの登録から3年が過ぎ、昨年の夏ごろは冷却水温度の上がり方が心配な感じになっていたので本格的な暑さになる前に冷却水を替えました。

ラジエターキャップと冷却水タンクは右カウルを外した内側にあります。
冷却水の水位は前方から内側を覗き込めば見えますが、補水はカウルを外さないと無理ですね…出先で補給しなければならない事態にならないことを祈ります。

まずはこのラジエターキャップを外します。外したキャップは再利用せず、新品に交換です。

本来はエンジン本体に冷却水抜きのドレンプラグがあるはず(～08年式まではエンジン左側、～12年式まではエンジン正面にあります)ですが、14年式以降のモデルにはドレンプラグが見当たりません…
仕方がないので、右カウル内側のラジエター出口のホースバンド・ホースを外して直接冷却水を抜いてしまいます。

これにしてもこの冷却水の色、エンジン内部の錆orエンジンオイルが混じっているのかと心配になります…
(海外の掲示板でも同じような冷却水の写真がアップされて議論されていましたが、シリンダヘッド鋳造時の鋳砂・粘土が冷却水系統に残っていて混じってしまったのではないかということでした。)

忘れてはいけないのが冷却水タンクの抜き取りです。
赤丸のホースバンド・ホースを外してタンクから直接抜き取ります。

(写真を撮り忘れたのでhttp://bike-lineage.jpn.org/etc/daytona/2014_daytona675.htmlから画像をお借りしました。)

この後はタンク・ラジエターに水道水を流し込んで軽くフラッシングし、冷却水を補給します。
Daytonaは冷却水の補給口の真上にアッパーカウルがあって邪魔なので、蛇腹状の漏斗がないと作業できません…

エンジンのウォータージャケット内の古い冷却水の抜き取りはできていないのですが、2Lの新品冷却水をほぼ全部使えたので9割近くは入れ替えできた感じですね。

交換後に試走しましたが、冷却水温度の上がり方が心なしかマイルドです。
作業ミスは無いはずですが、当分は冷却水のお漏らしがないか注意するようにします。


実施時距離：24698km