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nikogiのブログ一覧

2012年11月18日 イイね!

ミニカーを作る-3

こんにちは

盛岡から帰ってきた時のこちらは台風のような天気でした。
そのせいもあってかちょっと生暖かい気温でしたね。

さて、昨日の盛岡出張の疲れもあるので今日はお休み。
ミニカーの続きです。
前回は、イタリアはTAMEO社のMP4-12の箱を開けて呆然とし
完成させるためには、と考えたところまででした。

で、何を考えたかというと・・・
練習用にMP4-12をもう一つとさらにその練習用として別のモデルを買ってみようと。
そこで購入したのが、センターウィングがちょっとカッコイイと思ったTAMEOのMP4-10です。
このMP4-10、当然ながら同じTAMEO社の製品とはいえMP4-12より2年前の製品です。
ヨンサンキットは新しくなればなるほど製品の精度が上がっていったりします。
ということはこのMP4-10、12に比べるとさらに金属の固まり感が強かった・・・
これじゃ練習にならないじゃん! かといって好きでもないモデルを買うのもな~
安くないし・・・

そうだ! まずメタルキットに慣れるために箱車を組んでみよう。
箱車であればちょっと見ただけでメンドそうなサスペンションアームやウイングも無いし
練習用には最適ではないか、と。
箱車だったらラリーカーです。
TAMEOと同じイタリアのRacing43やMERIというメーカーから腐るほど出ています。
そこで昔から好きだったLANCIAに絞って探し
LANCIAときたらDELTA、DELTAときたらMartiniということで
Racing43のDELTAを購入してみました。

え~と、箱を開けてみると・・・
さらにバリだらけのパーツ群がビニール袋にざらざらと入っていました。
ホイールなんか、これキレイに隙間を開けられるの? って感じです。
それに一番の問題がMartiniラインのデカール
こんなもん3次元のボディラインに合わせて貼れるかよ!
再び練習用のキットが必要になってしまいました。

車種選択に無理があったようです。

気を取り直して、デカールはスポンサーロゴ程度で済むキットを探し
今度はMERIのDELTAを購入しました。
ホワイトメタルの造形をRacing43と比較してみると
Racing43はブリスターフェンダーなどのエッジが立っていて
ボディ全体がカッチリとしています。
その反面、ボディのメタルが薄く感じて強く持つと歪みそう。
MERIはエッジが甘い。ボディもちょっとずんぐりむっくりした感じですね。
メタルはしっかりしています。

ま、そんなこんなでヨンサンキットの第一作目がこちら。

ボディの塗装は結構上手くいったと思います。
サフ→研ぎ出し→サフ→下塗り→研ぎ出し→上塗り→デカール→クリアコート→研ぎ出し→クリアコート
ぐらいですかね。
細かいところはもうモチベーションが続かずグダグダ。
ある程度のところまでくると完成した気になってしまって
以降の工作ができなくなってしまうのです。
そして、このことが自分にとって致命的な欠陥だと気付くのには
それほど時間はかかりませんでした・・・

この後、不完全ではありますが
ここまでできた、というのが前回のブログにもある
LAMBOLGHINIや2000GTなど。この他にDTMのMercedesやStratosがこちら。

ライトの透明レジンが黄ばんできた。

こっちは窓ガラスの塩ビが黄ばんでます。

結局ですね、F1は一台も完成させていませんです、ハイ。
写真にあるとおり、少しずつ手はつけているんですけどね。でもこれではまだ素材状態です。
他にも未完状態がこちら。



そして、このようなヨンサンキットで一番重要な問題があって、それは
前回書いたように、キットを製造する上で大切な「型」に耐久性がないということです。
製造台数は各メーカーにもよるので詳しくは分かりませんが
多くても精々数百台程度。一定数を製造したら型は廃棄されたりします。
ということは、欲しいキットがあったら買っておかないと二度と手に入らなくなってしまう
ことを意味します。
そんな強迫観念からこのようなことになります。

この奧にも積まれていて、さらに別の段の棚半分がキットで占領されています。
その数、120個ほど。購入金額なんて恐くて考えられません。

ヨンサンキットを検索すると、ブログなど制作記を書いている方が
結構ヒットします。静かなブームのようです←ホントか?
私は制作記を上げられるほどの気力がないので
細々と手をつけたときにでも備忘録替わりに上げておきます。

生きているうちに全部はとてもじゃないけど完成しませんね~
Posted at 2012/11/18 14:27:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記
2012年11月03日 イイね!

ミニカーを作る-2

こんばんは

昨日はキットを購入したまでを書きました。
なお、本文にあるメーカーごとの記載などは15年ほど前の記憶で記載しているので
現在の状況に必ずしも合わない場合があります。また現在では存在しないメーカーの場合もあります。



私は何か購入する場合にはカタログだったり、資料だったり情報を集めまくります。
それが自分にとって有効か否かは別として、とにかく購入するまでのプロセスを愉しみます。
そしてそれが手に入り人生を謳歌していることをイメージしながらほくそ笑むのです。
だから車やバイクを買う、なんて時は大変です。みんなそうだとは思いますが。

車のプラモデルなら1/24でも1~2千円程度で手に入ります。
いま手にしているイタリア TAMEO社製のマクラーレンメルセデスMP4-12は完成しても
大きさなんか精々10cmあるかないかなので箱の大きさもしれています。
そのキットに対して大枚8千円の代価を支払いました。
なんかとんでもない間違いを犯しているのではないか、と思いました。
さらに、Make Upにディスプレイされた精密でカッチリと仕上げられたミニカーの数々。
目の保養にはなりましたが、果たして自分でこんなものを作ることができるのか。

冒頭書いたように、1/43(以下、ヨンサン)ミニカーキットに足を踏み入れるにあたっては
当然のごとく下調べをしました。
そして得た答は
・これまでにもプラモデルとはいえ制作経験は充分にある。
・模型雑誌などのレビューを読むと、確かに準備や制作に必要な機材も並大抵ではない。
・レビューのためのレビュー、要は無理矢理難しくしているのではないか。
・キットは素材と割り切るべし。etc.


当時は、新しい領域に踏み出すことでモチベーションも最高に上がっていました。
受け取るときに一瞬脳裏をよぎった不安を払拭できるだけの準備はした。
制作に必要な資料も腐るほどある。キットは素材だけど技量以上のことは求めないことを
信条とすれば必ずや完成に持ち込める。
そして着実に工程を進めていけばMake Upにあった完成品と同等のミニカーができあがる、と。
制作道具として、ヤスリ、ピンバイス、半田コテ各種など全般を用意もできたし
特に塗装には一段の注意と機材が求められることがわかっていたので
エアコンプレッサとピースコン各種(メタリック用・濃色用・淡色用・サフェーサ用)も揃えた。

後は塗料だけ。

完成品に負けないミニカーを作るぜ!

ここまで準備してからキットの購入となった訳です。

ここで、ヨンサンキットについて少々。
メインであるボディを成型する素材には大別して
下の写真で箱に乗っているMP4-12は「ホワイトメタル」というハンダのような金属で成型されています。
もう一つは「レジン」、樹脂ですね。ただしプラモ用の接着剤は使えません。
いずれかの素材を使って作られています。
そしてどちらも成型には、原型ができたらシリコンゴムを流し込み型をとります。
できたシリコンゴム型にレジンやホワイトメタルを流し込んでボディなどを成型します。

プラモデルなどいわゆるインジェクション成型の場合は
型を取った金型を作るのに一千万単位のコストがかかりますが
ヨンサンキットで主流のシリコンゴム型であれば比較的ローコストで済んでしまいます。
そんな訳で、小規模メーカーがその年のF1をすぐにキット化してしまい
それどころか人気のあるチームだと一戦ごとにキットを出したりします。
ただし、問題があって型の素材がシリコンゴムなので耐久性がなく大量生産には向きません。

次にメーカーですが
日本にはほとんどなくイタリア・フランス・イギリスなどなぜかヨーロッパのメーカーが主となります。

イタリアでは
TAMEOがF1を中心に発売しモデルのリリースも早い。ホワイトメタル製。


WRCラリーカーを中心にリリースしているのがRACING43。ホワイトメタル製。


フェラーリなどスポーツカー・レースカーが中心のBBR。レジン製。
TAMEOに対抗してF1もリリース。こちらはホワイトメタル製。


フランスでは
ラリーカーやスポーツカーなどが中心のプロバンスムラージュ。レジン製。


フェラーリを中心にリリースするのがル・フェニックス、AMRなど。ホワイトメタル製。


イギリスでは
微妙な車種をリリースするsmts。ホワイトメタル製。

他にも沢山のメーカーがあります。

閑話休題
宝石箱のように大事に持ってきたTAMEOのマクラーレンメルセデスMP4-12。
下調べは完璧です。レビューというか制作記なども何度も読み返してきました。
だから分かっていたんです。分かっていましたとも!箱を開けるまでは・・・

この金属の固まりをどうしろと。。。

いや語弊がありました。ちっこいのにどこからどう見ても確かにMP4-12です。
でも、サスペンションアームどこにつけるの? 
このエッチングパーツはウイングだと思うけどどうやって組むの?
位置決めが無いんですけど・・・ バリだらけのこれはパーツですか?

写真はTAMEOのMP4-10。

甘かった・・・ ホント甘かった。図らずもみん友さんのコメントにもありました。
よし! かくなる上はMP4-12を作るために考えなければいけないことは
これだ・・・


ということで、次回へ。
Posted at 2012/11/03 18:00:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記
2012年11月02日 イイね!

ミニカーを作る-1

こんばんは

今日は趣味のお話を。全部趣味だろって突っ込みはナシで。

サラリーマン時代には、ある外国車メーカーのカタログなどの制作を長いこと担当していました。
その中でモータースポーツカタログの制作をすることになり
資料としてF1やDTMなどのポジ(まだフィルムの方が全盛の時代)を大量に渡されました。
それらの資料を見ているうちに久々にプラモデルを作りたくなってきました。
でももういい大人です。まだプラモ?、というのも恥ずかしかったので
以前から気になっていた1/43モデルカーキットに狙いを定めました。
1/43のミニカーは手の平に乗るくらいの大きさなので飾るにも手頃ですし
何よりプラモと違いその年のF1のモデルが手に入るということもあって
青山にあるMake Upというモデルカーショップを訪ねたのです。

オシャレなブティックのような佇まいにちょっと気後れしながら扉を開けると
そこには壁面一杯のガラスショーケースにキラキラしたミニカーがビッシリと詰まっていました。
昔からあるおもちゃ屋さんとは異次元の世界が広がっています。
これは大人の趣味だ!と思いましたね。

Make Upはモデルカーショップなので完成品の販売が主のようでした。
私がそれまで購入したことのあるミニカーがまぁ3〜5千円前後でしょうか。
でも、Make Upにあった完成品ミニカーの値段を見てビックリ!
1/43のミニカーなのに安いもので5万円前後
高いものでは30〜50万円のプライスがつけられていました。
確かにミニカーをガラス越しに見ただけでも
いつものミニカーとは塗装のクオリティが全く違います。
鏡面仕上げとでもいいましょうか、照明のスポットランプがクッキリと写り込み
細部に至っては、1/24のプラモでもここまで細かくないぞ、というほどです。
凝縮された美しさそのものでした。

で、まぁクオリティの高さはわかりましたが
そんな高いミニカーを購入する訳にはもちろんいきませんので
わずかに置いてあったキットの中からお目当ての
マクラーレンメルセデスMP4-12に約8千円を支払い購入したのです。

イタリア TAMEO ホワイトメタルキット

この続きはまた明日。
Posted at 2012/11/02 23:35:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記

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nikogiです。 ニコ爺と読んでください。 カメラマン、広告制作プロデュースなどを生業としているフリーランサー。 現在、復興支援にて岩手県に在住。
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