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2012年11月03日 イイね!

ミニカーを作る-2

こんばんは

昨日はキットを購入したまでを書きました。
なお、本文にあるメーカーごとの記載などは15年ほど前の記憶で記載しているので
現在の状況に必ずしも合わない場合があります。また現在では存在しないメーカーの場合もあります。



私は何か購入する場合にはカタログだったり、資料だったり情報を集めまくります。
それが自分にとって有効か否かは別として、とにかく購入するまでのプロセスを愉しみます。
そしてそれが手に入り人生を謳歌していることをイメージしながらほくそ笑むのです。
だから車やバイクを買う、なんて時は大変です。みんなそうだとは思いますが。

車のプラモデルなら1/24でも1~2千円程度で手に入ります。
いま手にしているイタリア TAMEO社製のマクラーレンメルセデスMP4-12は完成しても
大きさなんか精々10cmあるかないかなので箱の大きさもしれています。
そのキットに対して大枚8千円の代価を支払いました。
なんかとんでもない間違いを犯しているのではないか、と思いました。
さらに、Make Upにディスプレイされた精密でカッチリと仕上げられたミニカーの数々。
目の保養にはなりましたが、果たして自分でこんなものを作ることができるのか。

冒頭書いたように、1/43(以下、ヨンサン)ミニカーキットに足を踏み入れるにあたっては
当然のごとく下調べをしました。
そして得た答は
・これまでにもプラモデルとはいえ制作経験は充分にある。
・模型雑誌などのレビューを読むと、確かに準備や制作に必要な機材も並大抵ではない。
・レビューのためのレビュー、要は無理矢理難しくしているのではないか。
・キットは素材と割り切るべし。etc.


当時は、新しい領域に踏み出すことでモチベーションも最高に上がっていました。
受け取るときに一瞬脳裏をよぎった不安を払拭できるだけの準備はした。
制作に必要な資料も腐るほどある。キットは素材だけど技量以上のことは求めないことを
信条とすれば必ずや完成に持ち込める。
そして着実に工程を進めていけばMake Upにあった完成品と同等のミニカーができあがる、と。
制作道具として、ヤスリ、ピンバイス、半田コテ各種など全般を用意もできたし
特に塗装には一段の注意と機材が求められることがわかっていたので
エアコンプレッサとピースコン各種(メタリック用・濃色用・淡色用・サフェーサ用)も揃えた。

後は塗料だけ。

完成品に負けないミニカーを作るぜ!

ここまで準備してからキットの購入となった訳です。

ここで、ヨンサンキットについて少々。
メインであるボディを成型する素材には大別して
下の写真で箱に乗っているMP4-12は「ホワイトメタル」というハンダのような金属で成型されています。
もう一つは「レジン」、樹脂ですね。ただしプラモ用の接着剤は使えません。
いずれかの素材を使って作られています。
そしてどちらも成型には、原型ができたらシリコンゴムを流し込み型をとります。
できたシリコンゴム型にレジンやホワイトメタルを流し込んでボディなどを成型します。

プラモデルなどいわゆるインジェクション成型の場合は
型を取った金型を作るのに一千万単位のコストがかかりますが
ヨンサンキットで主流のシリコンゴム型であれば比較的ローコストで済んでしまいます。
そんな訳で、小規模メーカーがその年のF1をすぐにキット化してしまい
それどころか人気のあるチームだと一戦ごとにキットを出したりします。
ただし、問題があって型の素材がシリコンゴムなので耐久性がなく大量生産には向きません。

次にメーカーですが
日本にはほとんどなくイタリア・フランス・イギリスなどなぜかヨーロッパのメーカーが主となります。

イタリアでは
TAMEOがF1を中心に発売しモデルのリリースも早い。ホワイトメタル製。


WRCラリーカーを中心にリリースしているのがRACING43。ホワイトメタル製。


フェラーリなどスポーツカー・レースカーが中心のBBR。レジン製。
TAMEOに対抗してF1もリリース。こちらはホワイトメタル製。


フランスでは
ラリーカーやスポーツカーなどが中心のプロバンスムラージュ。レジン製。


フェラーリを中心にリリースするのがル・フェニックス、AMRなど。ホワイトメタル製。


イギリスでは
微妙な車種をリリースするsmts。ホワイトメタル製。

他にも沢山のメーカーがあります。

閑話休題
宝石箱のように大事に持ってきたTAMEOのマクラーレンメルセデスMP4-12。
下調べは完璧です。レビューというか制作記なども何度も読み返してきました。
だから分かっていたんです。分かっていましたとも!箱を開けるまでは・・・

この金属の固まりをどうしろと。。。

いや語弊がありました。ちっこいのにどこからどう見ても確かにMP4-12です。
でも、サスペンションアームどこにつけるの? 
このエッチングパーツはウイングだと思うけどどうやって組むの?
位置決めが無いんですけど・・・ バリだらけのこれはパーツですか?

写真はTAMEOのMP4-10。

甘かった・・・ ホント甘かった。図らずもみん友さんのコメントにもありました。
よし! かくなる上はMP4-12を作るために考えなければいけないことは
これだ・・・


ということで、次回へ。
Posted at 2012/11/03 18:00:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記

プロフィール

nikogiです。 ニコ爺と読んでください。 カメラマン、広告制作プロデュースなどを生業としているフリーランサー。 現在、復興支援にて岩手県に在住。
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