2011年04月20日
他の軽自動車の燃費,防音対策の効果など
軽自動車の燃費について
先日,運転中に後ろからコツンとぶつけられてしまい,R2が入院していました。そのとき借りた代車が5年前のライフで,ホンダの売りとしては
・Fitと同じデュアルスパークi-DSiエンジン
・2,3,4速ロックアップ可能な高効率AT
なんとも燃費が良さそうな売り文句で,すごく期待していました。負荷をかけるとすぐロックアップをあきらめる,R2のズルズルCVTと違って,直結感のあるATも良い感触でした。2週間借りて300kmほど燃費走行した結果得られた燃費は・・・
なんと11km/L 悪すぎます
行程の半分は国道60km/h定速走行だったにも関わらずです。R2なら真冬で毎朝毎晩2km位しか走らない通学用途でも最低13km/L出るというのに・・・この条件なら最低20km/Lは出してくれないと困ります。
R2のEN07エンジンよりも遙かに進んだ設計の新型エンジン,CVTよりも全域で効率がよいロックアップ付きATの組み合わせで,基本設計が昭和なR2に勝てないとは・・・車体重量か,レンタカーの個体差か,タイヤの空気圧不足か,とにかく残念な結果でした。
後で調べたことですが,ライフに搭載されているP07A型エンジンは,フィットのi-DSiエンジンが使うヘッドを1気筒削り,さらにストロークを縮めた仕様ということです。この燃費重視の時代になぜショートストロークなのか,理解できません。軽自動車なので高回転の燃費を重視などとメーカーは言っていますが,低回転高負荷で効率を出すのがi-DSiのキモだというのに,これではブロックは高回転型,ヘッドは低速型で,特徴の潰し合いになってしまいます。
ここからは想像ですが,技術者側は2気筒にしたかったのだと思います。そうすればフィットの1.3Lを半分にすれば済みますので。それに茶々を入れて台無しにしたのは・・・営業部隊しかありえないでしょうが,2気筒では売れないと。フィアットのマルチエアを見ろよと言いたいところです。金と時間を使って,国内でしか使えず,燃費も悪く・・・ i-DSiエンジンはホンダの中で一番好きなエンジンなのですが,こんな使い方をされると,初代フィットの開発者に失礼だと思います。
防音対策の効果
現在R2には,下記の対策を施しています。
1,ドアシール強化(3重シール)
2,ドア内部デッドニング(レジェトレックス+エプトシーラー)
3,ホイールハウス制振材(シリコンコーキング)
4,フロア制振材(シリコンコーキング)
5,ルーフパネルデッドニング(レジェトレックス+わた)
6,エンジンルームバルクヘッド(レジェトレックス+エプトシーラー)
効果のほどは
1,2 ドア開閉音低減,トンネル走行時の騒音低減
3,4 水・石はね音低減
5 雨音低減
6 エンジン音低減(主に高音)
それぞれ効果がありました。これに慣れていたせいか,先日代車でステラとライフに乗ったところ,うるさいと感じました。ライフは古いので当たり前かもしれませんが,ステラはエンジンの音振は少ないのにボディ側の防音処理が不足している印象でした。ということは,ステラをデッドニングすれば最強?
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Posted at
2011/04/20 02:19:54
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