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先週末のグランステージ水戸は，記念セールをやってました。
ケンズガレージもグループの一員なので，セールとフェアを開催。KTCとスマートミストのメーカーの人が来て，実演会をやってました。
こういうのは，東京近辺だったら珍しくもなんともありませんが，こっちの方じゃ，こういうのは，そうそうやってるもんじゃないです。

スマートミストの方は，どうでもよく話もせず。
以前，ケンズガレージの店員さんと話をしていたら「最近，こういうのがあれこれ出てきて，自分達も試してみたんですが，やっぱりゼロウォーター（緑）が一番効きます」と。

KTCの方は，２，３話を聞いて来ました。
規定トルクに話が及んだ際に「今の規定トルクは厳しくなってきておりピンポイント。以前は，いくつからいくつという範囲指定だったが，今は，いくつプラスマイナスいくらとなっている」と言って，オイルフィルター（トヨタ）の実物を示し，25N・m ±5N・mと書いてあるのを語ってくれました。

当方，異議あり！
それって，表記の違いだけじゃねぇの？
あの手合いのボルトの標準的トルク公差は，±20%というのが多いです。
すなわち，25N・m ±5N・mと書くか，20～30N・mと書くか，それだけの違いのような気がしたのですが？

ボルトの締付けトルクは，計算で求めることが出来，ボルトのスペック（有効断面積等々）が決まれば，すべて同じです。公差はありますが，運用形態によって左右されますし，締付けトルクの公差だけを絞っても，トルク係数のバラツキを小さくしないと意味がないと考えます。
KTCとしては「規定トルクの表記がピンポイントになったので，数字で表示されるデジタル式トルクレンチを使うといいですよ」と言いたいわけですが，表記が変わったこと＝トルク管理が厳しくなった，というのはまやかしです。

「それって，JISが変わったってこと？いつ，どんな風に変わったの？」と，訊きたい気持ちでしたが，あそこでケンカしてもしょーがないので，相手の言うことをウンウンと聞いていました。
KTCって好きになれない。国内業界最大手のせいか？偉そうにしてるし，今回も教えてやってるという話っぷりだっただし。
なにも買いませんでしたが，いい子にしていたので，最後におみあげを貰うことが出来ました。