
さなげアドベンチャーフィールドで行われたランドクルーザーシリーズの試乗会に当選し、行ってきました。

250・300・最近出たFJの他、ランクル70の日本未導入のMT仕様に試乗できるという願ってもない企画で、1VD:4.5L V8DTや1HZ:4.2L 直6NADも魅力的でしたが、普段MTで乗っているアルピナD3と馬力・トルクが近いこともあり、私は日本仕様と同じ2.8L 直4DTでのAT/MTの乗り較べを選択。

雨上がりで試乗には絶好のコンディションです、とはインストラクターさんの弁。まずATモデルに乗って感じたのは、オンロードよりもオフロードの方が乗り心地がいいこと!モーグル路では前を行く車の挙動から見ると一輪浮いているはずなのにそれを感じさせない接地安定感。トラクションコントロールが即座に作動し空転もそこそこに難なく脱出できてしまう。かと言って路面からのインフォメーションは希薄でなく、狙ったルートを確実にトレースすることができました。

続いてMTモデルは豪州仕様のダブルピック。登坂でも降坂でもクラッチは離さないのが鉄則とのこと。アルピナから想像するに、分厚いトルクでじゃじゃ馬のようにグイグイ行ってしまうのではと思いきや、ファイナルギア比の設定が絶妙で、4L-2速のままでちょうど良く走れてしまう。クラッチワークを楽しむというより、悪路でも絶対に止まらない、イージードライブを目指しているのだろうと思えました。

40を彷彿とさせるプリミティブなトゥループキャリア
ショートボディなのに前ベンチシート、後ろ4人の7人乗り
試乗の後は、30年近く開発に携わってこられたミスターランクル小鑓さんはじめ、開発担当の方やテストドライバーのトークセッション。とても興味深い話が聴けました。
その中で75年を迎えるランクルの伝統、その開発チームに受け継がれる理念として
①現地現物:実際に世界のどのような環境でどのように使われているかを把握する
②実車評価:コンピュータやAI解析だけではなく、実際の環境下で実車を評価する
③号口同等以上:トヨタ独特の表現で、量産車(号口)は試作車と同等以上の性能を維持する…これはアルピナの「公差ゼロ」に通じるものがありますね!
という言葉が紹介されました。
今や「最善か無か」を実践しているのはメルセデスではなくランクルなのでは…ただ走れば良い、ではなく「思想を持ったクルマ」に惹かれるのだと思いました。
Posted at 2026/07/05 22:53:40 | |
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