
このところ、仕事がパタパタしていてアップが遅れていてすみません。
今週は、鈴鹿GPなので鈴鹿のスタートシーンをアップしますね。セナとプロストがマクラーレンに在籍していた時代です。この年、僕は、何を思ったのか?テレコンバーター1.4を付けた400ミリを持っていたが、もう一つテレコンを付けた、フーンなんか、足り無い感じ。と友人からもう一つテレコンを借りた。合計3つのテレコンを付けた僕のレンズを見て、イタリア人のカメラマンが笑って見てた、、、それで、何ミリになってるんだ?と聞かれたが、え、解らないよ。当時は、KRだから露出は500分の1で絞りは11が晴れた時の基準だ。曇ると2絞り開ける。
テレコンは、1.4倍は1絞り開けだから、3絞り開ける事となる。すると絞りは4で撮影をすることになる訳だ。
キャノンの400ミリは開放の絞りが、2.8だから余裕じゃん。と、思っていたら、曇ってしまった。もうこのレンズでは撮影が出来ないな、、、しかし、みんなが大騒ぎで見ていたのに、ここで、ノーマルには戻せないよな?
ハイスピードフィルムを増感してしまえ。こんな感じで撮影した、一枚です。
この方法が、成功したか?それは、写真を見る限り疑問であるが、そんな突っ張った僕を唯一笑って見ていてくれた人がいた。ジャーナリストの赤井さんだった。彼がいたから、つっぱって、つっぱって写真を撮る事が出来た。
最近、ある編集者から、骨のあるカメラマンが最近居ないと言われたが、、、ちょっと待って欲しい、それは、逆なんだ。
骨のある編集者が居ないからなんだよ、、、。僕が今、仕事をしている編集者は、なかなか骨がある、
彼と仕事が出来ている事を感謝している、どんどん自分の世界へ進めるからね。
カメラマンを育てるのは、編集者やデザイナー、ジャーナリストだと言う事なのです。
Posted at 2011/10/05 21:45:16 | |
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