
新型LEAFは、航続距離が従来の200kmから228kmへと、28km(14%)伸長されました。
日産はこの理由として、次のものをあげています。
・軽量化
・パワートレインの効率向上
・回生領域の拡大
しかし、ひとつ疑問が残ります。
新型LEAFの交流電力量消費率は114Wh/km、航続距離が228kmです。
したがって充電に要する電力量は、114Wh/km×228km=25.992kWh となります。
旧型LEAFは、124Wh/km×200kmですので、24.8kWhとなります。
つまり充電に要する電力量が、約1.2kWh(約5%)増えているのです。
バッテリー自体は変更していないと言っていますから、これは、実際に使用する電池の領域を拡大することで航続距離を伸ばしたと考えられるのではないでしょうか。
充電時の効率を85%と仮定すると、旧型は電池容量24kWhのうち21kWhしか使用していなかったのを、新型では22kWh使用するようにした、というように考えることができるのです。
もしそうだとすると、旧型でもプログラムを書き換えて新型と同じだけの領域を使用できるようにしてくれれば、航続距離を210km(5%アップ)にすることができるのではないでしょうか。
もし、旧型LEAFの航続距離アップのサービスがあれば、有償でもいいからやって欲しいと思うユーザーも多いのではないかと思います。
日産さんには是非検討していただきたいものです。
Posted at 2012/11/21 01:54:07 | |
トラックバック(0) |
EV | クルマ