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松本真由美のブログ一覧

2012年02月01日 イイね!

自然保護に関する座談会

こんにちは。きょうは東京は日中の気温が少し上がりました。でも風が吹いてやっぱり寒いです!北日本では大雪のところも多いようでお天気がとても気になります。

さて、『経済Trend』2月号(社団法人日本経済団体連合会発行)にて特集「自然保護への取り組みを通じた世界への貢献~20周年を迎える自然保護基金」の座談会の司会進行をさせていただきました。



経団連自然保護協議会大久保尚武会長(積水化学工業取締役相談役)をはじめ、前田建設工業の小原好一社長、王子製紙の篠田和久社長、名古屋市立大学大学院の香坂玲准教授とともに、日本企業が擁する技術や人材、ノウハウを活用し、いかに自然保護について世界に貢献していくかを話し合ったものです。(6ページから17ページ)



今年はリオデジャネイロで地球サミットが開催されて20年目の年でもありますね!生物多様性はさまざまな環境問題を総合した課題で、大きなテーマです。

日本は昔から自然との共生を図ってきましたが、どうしたら持続可能な社会がつくれるか、具体的な日本企業の取り組みや世界からの期待についてなど、有意義なお話を伺いました。



大手書店にも並んでいますので、よかったら手にとってみてくださいね!
Posted at 2012/02/01 13:19:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | 生物多様性 | 日記
2010年12月03日 イイね!

イルカさんとの生物多様性トークUP!

こんにちは。昨日は北海道にバイオエタノール関連のフィールドワークで行ってきました。宮古島でのバイオエタノールプロジェクトについても今週中にはこのブログに書くつもりですが、北海道での取り組みもできるだけ早めに書きたいと思います。

その前に・・・・・。先日歌手のイルカさんとの生物多様性トークショーの模様が日経新聞デジタル版に掲載されていますので、よかったらご覧ください。イルカさんは、IUCN(国際自然保護連合)の親善大使を務められていますが、6年前の就任当初は、日本ではIUCNの活動についてはほとんど知られておらず、日本語でのパンフレットもない状況だったため、自ら行動を起こして、日本語のパンフレット作りからはじめたそうです。活動資金への協力を求め、自ら外務省に出向いてかけあったというエピソードには会場でもどよめきが広がりました。60分のトークの中で、イルカさんの歌を通じての自然保護活動のお話には感動しました。

日本経済新聞デジタル版ビジネスフォーラム2010「これからの地球 生物多様性を考えるセミナー」

イルカさんのホームページでもIUCNでの自然保護活動や閉幕したCOP10のこと、そしてこのトークショーについても綴られています。
イルカ公式ホームページ

Posted at 2010/12/03 15:07:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | 生物多様性 | 日記
2010年10月31日 イイね!

イルカさんとの生物多様性トーク

おはようございます。ぐっと冷え込んであっという間に冬の季節になったかのようですね。今週は敦賀、仙台、茨城の大洗にと、講演やイベントに飛び回っていました。昨日の大洗でのFMラジオNAC5「エネルギー放送局2010」の出演で、今月予定していたすべての仕事を無事終えることができました。きょうはものすごくほっとして、心も体もお休みモードです(*^_^*)

26日(火)は、東京で日本経済新聞社デジタル営業局主催「これからの地球、生物多様性を考えるエコセミナー」でのトークショー「歌を通じて伝えたい地球の素晴らしさ」で歌手のイルカさんと対談させていただきました。

イルカさんは、IUCN(国際自然保護連合)の親善大使(世界にひとり)として6年目を迎えられ、歌を通して、地球上で暮らすすべての生き物や自然の命の大切さを伝える活動をされています。トークショーでの話の内容は、後日日経新聞デジタル版に掲載予定ですので、アップされましたらお知らせします♪イルカさんの新刊「まあるいいのち」にサインをしていただきました。



イルカさんの歌を通しての活動に、人として女性としてとても感動しました。
IUCNの活動もぜひ見てくださいね。http://www.iucn.jp/
Posted at 2010/10/31 11:03:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 生物多様性 | 日記
2010年10月09日 イイね!

イルカさんとの生物多様性トークのご案内

今、外から戻ったところですが、きょうはけっこう冷え込んでいますねー。ワンピースにカーディガンではちょっと肌寒かったです。

さて、イベントのご案内です。今月26日(火)18時より、日経新聞電子版ビジネスフォーラム2010「これからの地球 生物多様性を考えるセミナー」が開催されます。(会場:日経カンファレンスルーム)東京大学大学院の竹内和彦先生による「COP10-生物多様性を考える」基調講演の後、歌手のイルカさんをお迎えし、「歌を通じて伝えたい、地球の素晴らしさ」と題してトークショーを行います。今回、イルカさんのお話をお聞きするお役をいただき、私もとても楽しみにしています!

2004年7月より国際自然保護連合(IUCN)の親善大使をつとめるイルカさん。歌や絵本、エッセイでも地球上の生き物や空、空気、水、木・・などすべての生命の大切さを伝えていらっしゃいます。
イルカさんに楽しくいろいろお話を伺っていきたいと思います♪参加費無料です。ご興味のある方はぜひいらしてくださいね。 セミナーと詳細と参加登録はこちらからどうぞ。

http://ps.nikkei.co.jp/sumitomolife/

イルカさんのアルバム「森羅万象~イルカセレクトベスト」からもイルカさんのメッセージが伝わってくるようです。この日の夜は、参加してくださった方にとって心温まる時間にしたいです。
では、皆さん、よい連休をお過ごしください。
Posted at 2010/10/09 13:58:09 | コメント(3) | トラックバック(1) | 生物多様性 | 日記
2010年06月18日 イイね!

「生物多様性を考える」

「生物多様性を考える」こんばんは。このところぐっと蒸し暑くなりましたね。お元気ですか?さて、メキシコ湾の原油流出事故から、アメリカではこのところトヨタ問題からBPへとトップニュースがシフトしていますね。BPのヘイワードCEOが米下院の公聴会で、安全よりコスト優先で無責任だと多くの議員らから厳しく批判されました。真相の解明はこれからだと思いますが、長期的な環境汚染が心配され、生態系への影響も懸念されています。私も今とても気になっているニュースのひとつです。

ちょうど今週14日(月)は、「生物多様性を考える」をテーマに大学主催の講演会があり、積水化学工業株式会社代表取締役会長で経団連の自然保護協議会会長の大久保尚武氏をお迎えしました。経済界の生物多様性への取り組みについてのお話は興味深く、講演会の司会をつとめたこともあり合間にお話しを少し伺うこともできましたので、きょうはこのことについて書きたいと思います。 生物多様性について書くのは初めてなので、少々長めになりますが、おつきあいくださいね。



今年10月には名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催される予定で、このところ「生物多様性」という言葉をメディアでもよく見聞きする機会が増えてきましたよね。でも、なんとなくわかったようなわからないような、この「生物多様性」という言葉。私も最近勉強会などに参加して勉強しているところです。

「生物多様性」とは、生物の多様性に関する条約の定義によると、すべての生物(陸上生態系、海洋その他の水界生態系、これらが複合した生態系その他生息又は生育の場のいかんを問わない。)の間の変異性をいうものとし、種内の多様性、種間の多様性及び生態系の多様性を含むとしています。「遺伝的多様性」「種の多様性」「生態系の多様性」という3つの階層で多様性を捉え、それぞれ保全が必要だとしています。(このあたりですでに難しい・・・とため息が出そうになりますね)

生物多様性の危機を招く原因として、開発や乱獲による種の減少・絶滅、生息・生育地の減少や自然利用の放棄による自然の質の低下、外来種などによる生態系のかく乱などがあり、また新たな脅威として地球温暖化問題が加わったといわれています。

今、何が問題とされているのかというと、国連のミレニアム生態系評価によると、生物の化石などから推測される種の絶滅のスピードが現代は10~100倍の速度で進行していて、近未来にはさらに10倍もの速度で種の絶滅が進むことが懸念されています。つまり生物の絶滅速度が過去の100~1000倍になるだろうというのです。



2002年のオランダ・ハーグで開催された生物多様性条約第6回締約国会議(COP6)では、2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させるという、いわゆる生物多様性の「2010年目標」が採択され、世界各国に対して目標の達成に向けた取り組みを促しています。

大久保会長は、パームヤシのプランテーション開発による熱帯雨林破壊や砂漠化、エビの養殖池での過剰な栄養や薬品を投与された有様など、地球規模で進む生物多様性の破壊現場を長い年月をかけて見て回ったそうです。しかし、開発と自然保護を、どうすればいいのかその答えがなかなか出せなかったそうです。

砂漠化したところには人間の手を入れて植林活動をするなど保全活動に乗り出し、さまざまな活動をする中で、欧米と日本の自然観の違いにも気づいたとのこと。たとえばカナダ奥地の木材をみな伐採したとしても120年で再生すればいいと、「再生する(オフセット)」の考えが欧米では浸透していて、人間は自然の一部分で自然と一体となって生きるとする日本の精神文化とはだいぶ違うと感じているそうです。

日本は先進国で唯一、400年間森林面積が減っておらず(知りませんでした。びっくり!)、それは土地の神や木の神を敬う精神があるからではないか。日本的な生物多様性の保全活動のあるべき姿を模索していきたいそうです。自然を畏れ敬う日本らしい精神文化を育て、それが世界を変えると信じているというメッセージが心に残りました。

とても難しいテーマですが、私たちの生活は、生物多様性に大きく依存しています。経済社会の中で生物多様性に配慮していく仕組み作りが大切なんだなと改めて感じています。
Posted at 2010/06/18 18:12:00 | コメント(11) | トラックバック(2) | 生物多様性 | 日記
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こんにちは。松本真由美です。 エコやエネルギー問題についてのさまざまなこと、大学での雑感、プライベートの出来事、ご紹介したい人、講演やイベントについてなど...
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