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2014年08月06日 イイね!

カーオーディオって・・・ (改版)

カーオーディオって・・・ (改版)
※ 超~長文です。
※ 本内容全て、私個人の意見・見解です。
※ まるべく専門用語を使わず、判り易いように書きますが、判らなかったらゴメンナサイ。。
※ まとまりのない内容ですが・・
※ 誤字脱字はご容赦下さい。
※ 本文内の各画像は、ネット上から拝借させて頂きました。




え~、昨日UPした本件ですが、

文字ばかりの内容でしたので、画像を加えた形にて改版とします。

但し、主にデッドニングについてとなります事、ご了承ください。

内容の重複等がありますのでご了承ください。




またこのシリーズは、反響が良かった場合のみ続けてゆこうかと思ってますので、

今回で最後になるかもしれません・。






さて、デッドニングの前に、少し概念的部分を・。



そもそも「音楽って何故聞こえる?」から。

ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、音楽に限らず、音というのは全て

「空気中の振動波」です。

判り易い例ですと、太鼓を叩くと、叩いた面が沈み込み、その後戻ろうとする。

押された面が静止状態に戻る以上に戻ろうとする。

要は、静止状態から押された分、静止状態に戻るのではなく、惰性で逆側にも動く。

ま~太鼓の場合は、叩く面が2面あるので、こんな単純ではないんですが・。

イメージとして捕えて下さいね。





太鼓を叩く事で、叩かれた皮の面が振動する。

太鼓振動面周りには空気がありますので、この空気を押し、振動が伝わる。

この空気振動が人間の耳に入り、鼓膜という膜面を同じ振動周波数で振動させる。

なので、「音」として聞こえる。





この空気の振動は、空気中に広がってしまいますが、

簡単な概念として、「糸電話」がありますね。ちょっと古いので、昭和生まれ系の人しか知らないかも・。


糸電話は、振動して伝わる媒体を空気ではなく、糸で伝搬する訳です。

糸の両端に紙コップを付けるだけの、簡易的な物ですが、

これが一番「声を振動に変換・伝搬」できる判り易い例です。

紙コップ内で喋ると、紙コップ自体が口から出た声の周波数に共振し、

それがそのまま糸に伝わり、糸自体も同じ周波数で振動し、相手側紙コップに振動として

同じ周波数で伝わり、耳で聞こえる訳です。

勿論、ここで言う「同じ振動で伝わる・・」というのは、便宜上の事です。

それに、糸がたるんでいると振動エネルギーが減衰するので、「ピン」と張った状態です。

「ピン」と張った状態でも、糸を指で摘まんだりすると大きく振動減衰され、伝わらないです。






これと同じ事を利用しているのが、スピーカー(以下SP)です。

勿論「糸の振動」ではなく、電気信号としてアンプからケーブルに送り込みSPへ行きます。

CD等に録音された音楽信号をデッキで読み込み、アンプでSP振動面(コーン)を動かす事ができる

レベルまで増幅させ、SPに電気信号として送り込みます。

簡単な概念として、



このコーンを振動版として電気信号を振動に変え放出します。




もう少し詳細なお話しをすると、このSPを輪切りした断面図です。



デッキ→アンプ→SPと電気信号として送られてきます。(純正デッキはアンプ内蔵が多いですが)

各機器を繋いでいるのは「ケーブル」です。

アンプ→SPへは、SPケーブルが繋がってます。

SPケーブルから送られてくる電気信号を、上図「端子」で受けます。

その電気信号が「ボイスコイル」という銅線に流れ、「マグネット」との電磁誘導で

上下(上図では左右)に信号の強弱に沿って動きます。

上図でも判るように、「ボイスコイル」と「コーン」(振動板)は繋がっているので、

ボイスコイルが動く事によりコーンが動き、コーン前にある「空気」を押し出し、空気を「振動」させます。

この「振動」が空気中を「波」として伝わり、耳に届く事により音が聞こえる仕組みです。




しかしこの「音」ですが、高音~中音~低音まであり、それぞれ空気中を伝搬する

「方向性」に特徴があります。

ちなみに、高音・中音・低音というのは規格はなく、どの周波数という決まりはありません。

以下図(左側)の特性です。



「音」というのは、高音になればなるほど、「直進性」が強くなります。

ドアの足元に付いているSPが1つならば「フルレンジSP」と言うのですが、

直進性が高い高音はなかなか耳に届きません。

なので「2Way SP」として、高音域を受け持つツイーター(以下TW)をなるべく耳に近づける為に、

車のAピラーや、ドアミラー車内側あたりに設置したりします。






この2Way SPですが、高音域担当のTWと、ドア下に付ける中・低音域担当のSP(Mid-Low)の

大きさの差は結構あります。

何故、TWは小さく、Mid-Lowは大きいのでしょう?

ここで最初に書いた「太鼓」を思い出して下さい。

太鼓は基本的には大きい! と言う事で・。

大きい面を叩いて音を出しますので、「振動させる面が大きい」。

要は、おおきな「振幅」が必要。

低い音になればなるほど、大量の空気を振動させる必要がある事となります。(エネルギー的観点)

逆に高音域担当のTWは、低音域ほど空気を振動させる必要はなく、

ギターの弦をはじくように、「ピン」となればいいのです。


少しまとめると、

低音域は、大量の空気を振動させ、且つ大きな振幅がコーンに必要となります。

「大量」というのは、低音域は、直進性が少なく、エネルギーが周りに拡散してしまう事から

レベル的に高い必要があるからです。

高音域は、直進性が高く、エネルギーが拡散しずらいので、Mid-Lowよりエネルギーが少なくて

すむのと、はじくような感じでコーンを動かす必要があるので、コーン振幅のレスポンスが

必要となりますから、大きなコーンは不要。大きなコーン程、レスポンスは落ちる方向性です。


と言う事から、ある程度大きなSPで、人間が聞こえるとされる周波数帯域で高音域は出すことが困難。

なので、2WayというSPを2つに分けて再生する方式があります。



でも基本的に音が出る場所は「1か所」の方が、まとまり感が良く結果的には良いです。

それが、フルレンジでは厳しいので、TWをMid-Lowに配置した「コアキシャル」(同軸)というのもあります。




どちらが優れている? っというのは、一概には言えませんが、

車使用ならば、ドアSPとして取付け位置が低いので、高音直進性が強いTWはなるべく耳に

近くしたいので、2Wayの方が簡単に良い結果に導けます。

しかし、「音のまとまり感」は間違えなくコアキシャルが上です。

コアキシャルも設置状況やセッティングにより、すばらしい結果が導けますので。








さてさて、今回は「主にデッドニングについてとなります・・」と一番最初に書いておきながら、

随分と前置きが長くなりました。

実はこれら前置きがないと、デッドニングを効果的に仕上げる事に迷走してしまいます。




デッドニングも色々とありますが、今回は「ドア」について書きます。


まずは、純正状態でドアって「どうなっている?」から。

ドアを輪切りにした説明図です。



図の左側は車内側、右側が車外となります。

ドアは基本的に、大きく「3層構成」と思って下さい。

プラスチック等でできている「ドア内貼り」。

これは鉄板むき出しでは美観や安全性も低い事と、ウィンドウ昇降スイッチ等を取り付ける為にもあります。

そして、鉄板で出来ている「インナーパネル」「アウターパネル」。

「アウターパネル」は完全外装ですね。

「インナーパネル」は、「ドア内貼り」に隠れていて基本的には見ることできません。

インナーパネルとアウターパネルは溶接されていますが、ドア内貼りは大体クリップで取付けられてます。なので簡単に外せます。


SPは図の通り、主にインナーパネルに取り付けられます。

しかしこのインナーパネル、整備性の都合で大体「穴」(サービスホール)が開いてます。





これが色々と問題があります。

次の図を参照してください。




これら問題を「デッドニング」で回避してゆく訳です。

前述の通りインナーパネルは「鉄板」ですから、振動するSPからの振動がどんどん伝わってきます。

これら振動を抑制したり、サービスホール穴を塞いだりする事により、不要振動や不要音を閉じ込めたりします。





振動制御のレジェットレックス(粘着性ブチルゴムにアルミシートが付いている)は、

シート自体として比重が高く、振動制御には良いです。

昔は、もっと比重が高い「鉛テープ」を使いましたが、効果も高いが、重量もある。

なので、最近は主にレジェットレックス系が使われます。

このレジェットレックスや吸音材・防音材等を使い、あくまでも一例ですが、こんな感じで仕上げてゆきます。





そうすると、こんな効果が一例ですが上げられます。






デッドニングをする事により、不要振動や不要音及び外来ノイズを抑制でき、音楽を聴くうえでの

車内環境が良くなります。


が、

昔より軽量になったとはいえ、結構大量の制振材を使う事から、「車としての重量増」になります。

ま~ドアの開閉音は高級車のような感じにはなりますが。


振動というのは、その物を震わせるだけではなく、連結している物にも伝えます。

伝えられた側は更に連結している物へ伝搬させますが、SPと同じように、

SPのコーン程振幅しなくても振動している訳ですから、「音」が出ている事になります。


なので振動制御したい訳ですが、この振動制御って、結構難しいです。

レジェットレックスは、振動を熱変換し、エネルギーを減衰させ振動制御しているのですが、

勿論完全に「ゼロ」はできません。

又、振動は「生き物」であり、全て当てはまらないですが、

レジェットレックスで制御した部分を迂回したりします。


結局、車自体も走行振動はあるし、高速走行風による各外装パネルは波うち現象による振動もあり、

外来音圧による振動、SP自体も振動している・・・・。


これらの事を考え、結果的に突き詰めてゆくと、「フルデッドニング」という事になります。

フルデッドニングの効果はスバラシイです。





でも、このフルデッドニング、車内音楽ヒアリングや外からの音防御等には良いですが、

かなりの「重量増」となります。

そして、費用も結構かかります。

一般的にセダンタイプでフルデッドニングを業者依頼したら、100万超えます。。。。
(なので私は全てDIYです)


重くなる訳ですから、パワーウェイトレシオは悪化するし、「走る・曲がる・止まる」全てに

悪影響を与えます。

勿論程度の差はありますが、車「本来の走行性能」への影響がある事を覚えておいて下さい。






一応、簡単な説明で恐縮ですが、前回のと併せてご一読頂ければ幸いと思います。

Posted at 2014/08/06 15:11:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2014年08月05日 イイね!

第29回神奈川新聞花火大会

第29回神奈川新聞花火大会
本日、ここ横浜にて「第29回神奈川新聞花火大会」がみなとみらい地区(臨港パーク)にて開催されました。

打ち上げ数、1万5000発



自宅屋上より撮影してみました。

安物デジカメにつき、あまり綺麗ではありませんが、以下ご覧頂ければと思います。






















Posted at 2014/08/05 20:37:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年08月05日 イイね!

カーオーディオって・・・

カーオーディオって・・・
※ 超~長文です。
※ 本内容全て、私個人の意見・見解です。
※ まるべく専門用語を使わず、判り易いように書きますが、判らなかったらゴメンナサイ。。
※ まとまりのない内容ですが・・
※ 誤字脱字はご容赦下さい。






皆さん、こんにちは。

連日連夜の猛暑等により、暑中お見舞い申し上げます!

さて今回、カーオーディオについて個人的見解ですが、オフ会等で質問が過去ありましたのでお話ししようかと思います。





いきなりですが、「いい音」って何でしょうか?

実はここが一番肝心です。

例えば、同じ環境で音楽が鳴っている所に全く同じ位置で3人(A・B・C)に聞いてもらうとします。

感想として、


Aの人 ; 高域から低域までバランスがとれていて、綺麗に聞こえた。

Bの人 ; 高域が強く聞こえた。結果、あまり良い音ではないような。

Cの人 ; 高域から低域までバランスがとれているけど、面白みがないFLATな感じ。


このように、人それぞれで「聞こえ方」が異なり、結果的に「いい音」かどうかの印象も違います。

これは、3人それぞれの耳の特性が違うのもありますが、それよりも「好みの音」が違うからです。

余談ですが、人間の耳の周波数特性は一般的に「20Hz~20KHz」と言われます。

しかしこれは、あくまでもポテンシャル的数字であり、実際は人それぞれのバラツキはありますが、

大体耳の良い人でも「60Hz~16KHz」あたりしか聞こえません。

「60Hz~16Khz」あたりと言っても、それら以外の周波数、例えば低音40Hzや高音20KHzの音を

耳では聞こえなくても、解明はされてませんが人間の第6感的意味合いで、「感じる」事はできるようです。

耳の特性は歳を取る毎に低下してゆきます。大体高域が段々と聞こえづらくなってゆきます。





余談はこれぐらいにして、元の話に。

同じ音源再生でも、ひとそれぞれ好みが違うので、聞こえ方や印象が異なります。

よって「いい音」と言う基準はなく、その人の「好み」という事になると思います。

勿論、バリバリにノイズが乗っている音は除外ですが・。




「音の好み」というのは、聴かれるジャンルによっても変わります。

メタル系音楽でしたら、高域がしっかりと出て、且つ歯切れが良い音。

ジャズ計音楽でしたら、少しヌメっとした感じを伴いつつも、低音がしっかりと沈む感じ。

と、

その人の「好み」以外にも、「聴くジャンル」も加味されます。

当然、全てのジャンルに適切な再生ができるオーディオ機器(アンプやスピーカー等)はありません。

エフェクター的機器や要素を盛り込めば、その方向性にはもってゆけますが、

完全は厳しいと思います。

アンプもスピーカーも個々の特色がありますし、組合せの相性も存在します。

例えば、シルク等の素材を使ったツイーターは、きつくない高域再生が一般的には得意ですが、

デジタル的な連続するメタリック調の高域再生は厳しいです。


一概には言えませんが、その機器を構成している素材等の影響により、

ある程度、その機器の得意な方向性が決まってきます。

スピーカーのコーン部分(振動版)を例にあげると、

堅い素材ですと、堅めの音になる傾向ですが、弦のはじきやシンバル等の打撃音及び弦楽器は好印象とされます。

柔らかめの素材の場合は、きつい部分が少なくなる傾向で、暖かめの再生が得意で人の声の柔らかさ等が好印象です。


自分がよく聴く音楽ジャンルというのは、皆さん1つだけ っと言う事は少ないと思います。

J-POPも聞くし、ハウスミュージックも聞くし、インストロメンタルも聞く・・・っといったように。。

前述のように、全てで「100点」は厳しいので、自分が聴かれるジャンルでオールマイティーに使える

機器や調整をするのが良いです。



音源(CDや圧縮オーディオ等)により、各曲が録音されている「ボリュームレベル」って一緒と思われがちですが、オーケストラのCDなんかは曲毎にかなり違います。

オーケストラはダイナミックレンジ(最も弱い音から最も強い音の開きレベル(差))が非常に広く、

曲目による違いも大きく、必然的にオーバーレベルにならないように録音時のレベル調整を各曲毎に細かく設定しているのが要因です。

録音レベルが違うだけなら、少し面倒だけどボリューム調整すればイイんじゃない?

と思われますが、これは正解でもあり不正解でもあったりします。

この辺も人それぞれにはなりますが、自分が聴く音圧(音の大きさ)というのがあります。

車的特徴もあるのですが、周囲の音(他車のクラクションやサイレン等)が聞こえるレベルでのオーディーオ音量の人もいれば、大音量で普通に聞かれる方も居ます。

私はどちらかというと、音量大ですけど・。

聴かれる音量で最終的には調整する必要があります。

では、何を調整するのか? ですが、純正デッキならばフェーダー調整。

社外品でグライコ(グラフィックイコライザー)搭載機器ならばそれを・。

でも、カーオーディオのコンテストに出場するなら別ですが、一般的には走行時に合わせるのが良いと個人的には思います。

でも、走る場所の路面違いにより入ってくるノイズが違う。高速道路だと更に違う。。。

ここで言う「ノイズ」は、主にタイヤのパターンノイズや風切り音のノイズ等である走行ノイズを指してます。機器がらみのノイズではありませんので・。

これら要因を全て網羅するのは困難ですが、ここで「デッドニング」が出てきます。




カーオーディオで言う「デッドニング」は、走行等による外来振動の「抑制」と、タイヤのパターンノイズや風切り音、そして、外来ノイズである他車等のマフラー音等の「防御」。

そして、自カーオーディオ(主にスピーカー)から発する振動の「抑制」と、不要音(スピーカー裏からの逆位相音)の「吸収」と「防御」が主となります。



「音」というのは、何もカーオーディオ機器だけで決定しません。

デッドニングで大きく変化します。

スピーカーは特にそうなんですが、少し高価な機器をポン付けするよりも、純正機器にしっかりと合ったデッドニングする方が良かったりします。

勿論、純正機器は頭打ちは早いですが・。

実は「純正スピーカー」って、悪くはないんです。

車ですから「コスト」があります。なので、車本来の「走る・曲がる・止まる」と「快適な移動空間」等が優先されますので、本来オーディオは「おまけ」みたいなものです。

前にカーメーカーの人に聞いた事あるんですが、純正カーオーディオは「ラジオ」の音がある程度聞こえれば良いレベルだそうで・・。

これは道路交通情報等の内容が判れば良いと言う事なので、しゃべっている内容把握ができる範囲がちゃんと聞こえるレベル という事なんですね。

と言う事は、「音楽」を聞くを主眼にしておらず、恐らく音楽として必要な周波数帯も確保できていない。。。



大体、「純正スピーカー」のコーン(振動版)は「紙」です。

スピーカーのフレーム(バスケットと言います)が、プラスチックだったり、薄い鉄板だったりもします。

少しでもコスト削減もありますが、「おまけ」的カーオーディオでもあるので、少しでも「軽量化」の意味合いもあります。


この「純正スピーカー」ですが、純正アンプの範囲でしか耐えられないレベルのコーン強度(厚さ)と思います。

カーオーディオ用途ですから、「紙」と言っても、ドア内に雨水侵入等による湿気対策でコーティングはされていますが。

この「紙」コーンですが、実はとってもスピーカーコーン素材としては合ってます。

「紙」は、内部損失(振動による不要共振が少なく、音色変化が少ない)が非常に高く、変な色付けがない素直な素材です。

但し、強度に問題があります。

なので、大音量には適さず、純正アンプのパワー範囲でこの純正スピーカーは作られてます。

外部アンプを導入する前に、純正システムだけの状態でも、デッドニングを適切に施す事で、

音量の頭打ちは早いけど、結構良い音にもってゆきたりします。


なので、カーオーディオにあまり費用はかけたくないけど、少しよくしたい・・・

の場合、デッドニングだけでも、それなりに良くなりますよ。



デッドニングの続きですが、

デッドニングはその時のシステム且つ自分が聴く音量等に合わせた施工が本来必要です。

当然「セオリー」的部分はありますが、突き詰めてゆくと、更に良くなります。


でも、「やりすぎ」はダメです。

スピーカーは振動します。デッドニングの意味合いで、この振動をキャンセルさせます。

完璧は無理にしても、レジェットレックス等の制振材を多量使用し、ほぼ振動を無くしてしますと、

非常に「つまらない音」になってしまいます。

基本概念では、出来るだけスピーカー振動を取り付け面から伝達したくないんですが、完全にキャンセルさえるとこのようになります。



家庭用のいわゆる普通のスピーカーって、木とかのBoxに付いてますよね。

車の場合の取付は、プラスチックのスペーサー的みたいな物や、直接鉄板部分(インナーパネル)に付いていたりします。

今の車は特に、燃費の為等により、より軽量化させる為に鉄板(正確には張力版ですが)も薄いです。

鉄板なので、叩けば振動がすごく伝わるように、振動しているスピーカーを取り付ければ当然振動します。

鉄素材だから、あまり振動エネルギーの減衰もなく・・・。

この振動は、「音」に変換され、さらに繋がっている部位にどんどん伝わります。

音量を上げた時、内装が「ビビる」というのはこういう事です。



この振動は、はっきり言って「抑制」したいものです。

なので、レジェットレックス等の制振材で押さえてゆく訳ですが、先に書いた通り、

完全に振動抑制しちゃうと「つまらない音」になるので、

程度を考え調整(貼付けの量や場所、制振材の種類)が必要となります。



結果的に、不要な振動は「いらない」けど、任意の振動は「必要」って事になります。


ですので、調整済みデッドニング環境の元、現在のカーオーディオシステムから今後変更しない

場合はいいですが、スピーカー変更、アンプ変更、サブウーハー追加等でシステム変更の場合は

再度調整が必要になります。



振動制御の話ばかりしましたが、前述の通り、カーオーディオで言うデッドニングには、

不要な音の「吸収」「防御」があります。

 
車という環境下、まず

 ① 聞く人が左右スピーカーのセンターに居ない。

 ② スピーカーはドアの足元付近にある。

 ③ センターコンソールやダッシュボード、シート等の突起物が空間に存在。

 ④ ウインドウガラスは音を反射させ、シート等は音を吸収させる。

 ⑤ スピーカーは主に、ドアのインナーパネルやリアトレイ等の鉄板上にある。

 ⑥ 電源電圧が低く(12V)、安定しない。

 ⑦ 走行時、常に一定量でない「振動」や「外来ノイズ」がある。

 ⑧ 風切り音や雨天による天候要因による影響を常に受ける。

 ⑨ スピーカーは、Boxしての機能がないサービスホール等が多数存在する環境下にある。

等々があります。


これら全てを説明すると、更に長文になるので、今回は「⑨」だけの説明です。


スピーカーというのは、簡単に説明すると、電気信号をボイスコイルとマグネットの電磁誘導によって

コーン紙を振動(振幅)させて音の「波」に変化させてます。


リスナー側(車内側)だけに振動して音を出してくれれば良いのですが、スピーカーの構造性質上、

逆側(ドア内部)にも同じほぼエネルギーで音が出ています。


このドア内部に出た音は、サービスホールという整備上の開口部を通して

、ドアの内張りとスピーカーが付いているインナーパネルの間に入ってきます。

スピーカー振動版が動いた事による振動のみならず、スピーカー裏側から出た音の音圧により、

ドアのアウターパネルやインナーパネル、そして内貼りも振動させます。


振動やサービスホールを塞ぐ為に、レジェットレックス等の制振材を使用しますが、

スピーカー裏から出た音を吸収させ内部反響を軽減させ、そしてインナーパネル等の振動による

音を防ぐ為に「吸音材」「防音材」を使います。


「防音材」はあまり「やりすぎ」(施工しすぎ)というのはありませんが、

「吸音材」はこれまた貼付け「位置」「量」の調整が難しいです。


なので「吸音材」の施工セオリーとして、まずは、スピーカー背面(アウターパネル側)に取付け、

あとは徐々に加減しながら増やすのが良いと思います。



「制振材」「吸音材」はあくまでも、リスナーの好み調整としましょう~。





まだまだ書く事沢山ありますが、流石に手がお疲れなので、今回はこのへんにて~ ♪

Posted at 2014/08/05 17:27:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月28日 イイね!

筑波山オフ・霞ヶ浦・茨城空港

筑波山オフ・霞ヶ浦・茨城空港
昨日、会社の後輩と筑波山にてプチオフし、その後、付近を観光してきました~。








まずは筑波山途中の駐車場にてプチオフし、その駐車場から展望台に上がってみました。





この展望台から、パラセーリングをやっており、こんな間近で飛び立つのは初めてみました。






その後、筑波山の女体山頂まで2台で峠攻めてみて、ロープウェイがある駐車場に到着。



5分ほどロープウェイ乗車し、その後女体山頂まで徒歩にて。



本当に「山頂」という感じで、こんな大きな岩がゴツゴツの場所でした。



そしてこの絶景!
ちょっと霞んでましたけど、平野一望のうえ、霞ヶ浦も確認できました。
この山頂、安全柵が無いので、ちょっと怖いですが・。



帰りもロープウェイにて。
丁度放送で「天気急変・・」の案内があり、見る見るうちに真っ黒の雲が出てきて、雨が~。






雨の中、筑波山を後にして、山頂から見えた霞ヶ浦までドライブ。
道の駅「たまつくり」にて。



霞ヶ浦から筑波山を望む。
今回は女体山頂に行きましたが、写真の通り男体山頂も見る事ができます。






霞ヶ浦を後にし、夕食を取る為に割と近場でそこそこ新しい「茨城空港」に行きました。
地方空港なので大きくありませんが、羽田空港なんかと違って、かなり近くで見る事できます。





筑波山でのプチオフ会は こちら から。



楽しい1日でした~♪
Posted at 2014/07/28 11:09:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月17日 イイね!

ガソリン価格 これでいいのか??

ガソリン価格 これでいいのか??
皆さん こんにちは。


ニュースにもなっていますが、ご承知の通り、「ガソリン価格」が高騰しすぎており、

悲しいばかりです。


それにしても、あまりにも高すぎる・・・・・・

中東問題に起因するようですが、

でも、うなぎ上り過ぎないか~~。。



CP3インスパイアはレギュラー使えるのでハイオクに比べれば、まだいいですが・。



高速料金の割引が大幅縮小、っというか、ほぼ無しに等しいし、

消費税は上がるは、これからも上がり続けるし、ライフライン系も上がるはで、

この国、息苦しく感じているのは、私だけではないはず。。



ニュースや新聞などでは、これから小幅でガソリン価格が下落してゆく予想だそうが、

所詮「小幅」でしょう~。

昔みたいに、\100/L以下の時代に戻ってほしいこの頃です。



こうも高いので、最近は自分自身も少し自粛してます。

はあ~~~ (+_+)






話し変わりますが、注文していたラチェットハンドルが届きました。

最近、工具ネタばかりでスミマセン。

FACOM(ファコム)のプッシュリリース付3/8ラチェットハンドル



全体




ヘッド部
プッシュリリースボタンがあると目玉みたいですが




ハンドル部
FACOMの人気モデル(j.161)では、このグリップ部が抜ける場合があったようです。
それを受けて改良されており、このモデルでは一体型となってます。




型番刻印「JL.171」




メッキ処理も非常に良く、思わず飾っときたい気持ちもあるけど、
これからガンガン使います。
又、他社にないデザインがとっても気に入っており、スパナの柄の部分を彷彿させる
シャフト部位がカッコイイ~。
グリップ側シャフト部分は親指をおけるような機能的デザインであり、
押さえつけがやり易いです。こういったところがイイ~。
空転トルクはかなり軽い部類です。
でもカラカラ回るのではなく、「しっとり感」を伴った回転です。
プッシュリリースボタンも、程よい硬さであり、こういった部分も気に入った理由です。




2軍の「SK11(SRH3CH)」と並べてみました。
このSK11もFACOM同様、「72枚ギヤ」です。でもガタは結構あります。
使い古しのガタガタになったKTCよりかは良いですが・。
Posted at 2014/07/17 21:46:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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