
タペットのクリアランス、OHCでいうところのバルブクリアランスですが、規定値が0.3mmとわかったので早速やってみました。
シムなどは使用しないので、調整も安上がり。良いね、OHV!
作業を始める前に、以前「古い車には作業灯をぶら下げる部分がある。」と聞いたことがあったので、ボンネットの裏をのぞいてみると・・・・・・ありました!
なんだかランタンをぶら下げる場所のようでw
作業灯次第では、エンジンルーム全体を照らせそうな場所です。本当に作業灯用の場所なのかは考えないことにして。
さすがです!

ロッカーカバーを開けます。
おお!本当にカムがない!そして、ロッカーアームがプレス型だ!!
軽量、高剛性、ブッシュが交換できる!!と良いことが多いのがプレス型なんだそうです。
ミニのクーパーSなんかにもこれが使われているとか。

専門学校以来のシックネスゲージの登場。一応定期的にオイルは塗っていたので、錆はなし。
ポイントは、羊羹でしたよね!
結果は、タペット音(温間時)が静かになった。加速が少しよくなった。
なんといっても、回転を上げた時のガチャガチャという音が消え、ご機嫌です。
車体右側から(スパークプラグ側)からエンジンを見ると、ロッカーアームが全部で8つあるのですが。
1番のINを①とすると、
⑧ ⑦ ⑥ ⑤ ④ ③ ② ①
0.40 0.35 0.40 0.50 0.40 0.40 0.35 0.30
という数値でした。これをすべて0.30へ。0.50とかかなりのズレですよね。
走行距離やオイル管理次第ではロッカーアーム自体が摩耗しており、これよりも大きい値になっていることもあるそうです。
Posted at 2015/09/14 23:59:53 | |
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