
タイトル画像はまさに名言です。
この言葉を胸に刻んで、
明るく苦難を乗り越えて、もとい、
くぐって行こう、と思います♪
さて「調子の良い旧車は、
下手にイジらない方がいい」
という話を良く聞きます。
調子がいいのに、良かれと思って、
メンテをしたら、逆に調子が悪くなった、
なんていう経験をした人は多いと思います。
微妙なバランスの上で成り立っていた調子を
敢えてメンテ、またはチューンすることで、
バランスを崩してしまい、調子が悪くなる、
なんていうことは旧車ならありえると思います。
まあ、いずれ悪くなる(または大事になる)前に、
メンテで悪さを先に出して良かった、
ということも言えるのかも知れませんが。
今回、まさにそのような経験をしましたので、
皆様と共有したいと思います。
しんやパパのゼファーFXは1996年式で28年前のバイクです。
走行距離も9万5千キロを超えております。
それでも元気に走っており、
キャブの空冷4発サウンドが気に入っております。
そして今回、今年の7月に何度目かの車検を受けました。
いつもお世話になっているショップにお願いしました。
その際、バイク屋さんより
「そろそろキャブのオーバーホールした方がいいかもですよ」
と勧められ、
これからも長く乗りたいので、
奮発してお願いしました。
キャブのオーバーホール完成後、
長距離を1回乗りましたが、
その時は調子は特に悪くもなく、
逆に今まで16km/Lくらいだった燃費が
21km/Lまで伸び、
「素晴らしい!!」
と思いました。
その後、数回パトロールを重ねると、
段々とアイドリング時の回転が高くなっていく症状が出始めました。
従来から「アクセルの戻りがイマイチで、停車時のアイドリングが高いな」
と思っていたのでが、従来以上に停車時のアイドリングが高く、
じわじわと2千回転を超えるアイドリングになりました。
アクセルを無理矢理戻すと、
一瞬アイドリングが1千5百回転くらいに下がるのですが、
またじわじわと2千回転強まで上がっていきます。
そして燃費を測ると、なんと今度は以前より悪い
15km/Lまで落ち込んでいました。
これはおかしいと、先日の9/7のビーナスラインからの帰りに、
そのままバイク屋さんに持ち込んで預けて来ました。
結論は、キャブのリンクバルブがアクセルを戻しても
完全には閉まり切らずに、そこからエアを吸って、
回転数が上がっていたそうです。
オーバーホール前も少なからず、
アクセルの戻りが悪く感じたのは
その症状が出始めていたからだと思います。
そして今まではそれでも気にならない状態を保っていたのが、
オーバーホールをしてスラッジや汚れなどを綺麗に洗浄したことで、
本来の問題点が浮き彫りになったのではないか、と思います。
そこで、キャブの部品をカワサキから取り寄せようとしたのですが、
既に廃番となっており新品は入手不可能とのことでした。
ショップの人が色々と調べてくれて、
大阪の方でリビルトキャブを販売しているお店があるとのことで、
そこにお願いしてリビルトキャブに今回交換することとなりました。
お値段は、今まで付いていたキャブの下取り込みで
121,000円と決して安くはありませんでしたが、
これで長く安心して乗れるのであればと思い、
思い切って交換することにしました。
本日交換が終了してゼファーFXを引き取って来ましたが、
今日は雨が降っていたので、
引き取り時に少し乗った程度なので、
まだリビルトキャブの効果は分かりません。
明日はお天気良さそうなので、
しっかり乗ってみようと思います。
アクセルワイヤーとキースイッチも新品交換しました。
目につきやすいハンドル周りの部品が新品になると、
気持いいですね♪
あの時、オーバーホールせずに乗っていたら、
今はまだ問題無く走れていたと思います。
が、「早めに悪いところを処置出来て良かった」
と思うようにしています♪
ですので、オーバーホールを進めてくれたショップの人を責める気はありません。
逆に悪い所を見つけてくれて「ありがとう」ですね♪
但し。。。。。
出費が痛かった~!!(T T)/
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Posted at
2024/09/22 20:19:43