
何気なくお店に入って、買う予定は無かったのに
ジャケットに魅せられてCD等を買ってしまうことがあります。
数年前に買った、左のCDが、まさにそれ。
Go Man / Sonny Criss 1956年7月録音
媒体はCDですが、できれば30cmLPレコードも欲しい。
それくらい、お気に入り、買って大正解でした。
で、今回は、それとはちょっと逆のお話。
内容は気になるのですが、ジャケットがイマイチ、買うのに躊躇したお話です。
昔々、1960年代後半、イングランドにキング・クリムゾンという
ロバート・フリップ(リーダー、ギター)の所有物のようなバンドが存在しました。
受け狙いを全面拒否の、暗く沈みこむメロディ (売る気あるのか?)
張りつめた緊張感と、圧倒的な英国臭、大好きでした。
しかし、今年の秋発売のCD(3枚)+DVD(2枚)は、結局先日買ったけど・・・
なんじゃこれ、この緊張感の抜けたジャケットは無いだろっ(怒怒怒怒怒)
まぁ目の色がモディリアーニの絵画っぽい、ってモディリアーニは緑色か・・・。
ロックというより演歌、『赤羽酒場ブルース』って感じ。
いちおうクリムゾンの名誉のために、過去のクリムゾン、味のあるジャケットです。
新作の演目は、こんな感じです。
曲の大半が初期(1975年まで)の名曲、くぅ~、たまらん!!!
映像(DVD)は、全員スーツ&ネクタイ、フリップ卿は椅子に座って粛々と演奏、
もちろん意味不明なシャウト、打ち上げ花火、スモークはありません。
由緒正しい英国ロックを、クソ真面目に演ってます。
そして、映像に入ってる観客の拍手、CDでは完璧に消去されてます。
拍手も雑音と感じる?フリップ卿、それじゃライブじゃなくても良かったのでは???
そんな先日、初期クリムゾンのメンバー、グレッグ・レイクがご逝去(涙)
過去は過去、これは現在のクリムゾンと自分に思い込ませて聴いてますが、
エピタフの絶望的な哀しさは、グレッグ・レイクじゃないと響かないな~。
今日の1枚
週末は記録的な大雪、そして今朝は
因みに18時はマイナス10℃。 寒いというより、痛い!
Posted at 2016/12/12 23:33:59 | |
トラックバック(0) |
音楽 | 日記