
今日は、昔流行ったシステムノートのお話です。
システム手帳とも言ってましたね。
今から約40年前、バブル期手前の80年代、
スキーブーム、ファミコンブームと同じころに
何故かシステムノートもブームになり、
各文具メーカーは当然乱発し、文具とは全く関係ない
アパレル系海外ブランドまで発売してました。
厚ければ厚いほど、大きければ大きいほど、重ければ重いほど
仕事が出来そうに見られる、とても便利な勘違いアイテムでした。
軽薄な私も、そのブームに喜んで乗っかかり、
大きさは、今で言う、バイブルサイズ、市販DVDとほぼ同じサイズで
中には、システムノートの基本、罫線リフィルから
たいした使いもしない都内地下鉄&鉄道路線図や、電卓まで挟み込んで厚さを稼ぎ
測ってみると C D 3枚分(暑さ 3cm、重量 約500g)
こんな重くて大きなものを、いつも持ち歩いてたんですね~。 って苦行僧か!
私は3年前に定年退職して、現在はお気楽ご隠居中。
仕事の呪縛から解放され、くっっっっそ重いシステムノートを持つ必要はありません。
しかし、日々波風なく穏便に過ごし、朝 目覚めるたびに、体力、精神力、
記憶力の衰退は感じますが、
性欲 物欲だけは衰え知らずです。
重いノートはいらないけど、軽いノートなら欲しい。 出た、いつもの流れ。
てなわけで、プロッター ミニサイズ お買上げ~。ほぼパスポートサイズです。
どっちにしようか、けっこう悩んだのは、アシュフォードのシャルトル。
画像・お借りしました
名前が綺麗、シャルトル。 ステンドグラスが美しいフランスの大聖堂の名前。
右上の黒いノート(通称 黒シャル)が
画像・お借りしました
クリムゾンに似てる。 そそそそそ、そこかよっ。
シャルトル、とっても美しいのですが、ちょっと厚い感じなので
今回はプロッターを選びました。
今まで使ってたバイブルサイズと比べると、こんな感じです。
6mm罫線リフィルで比べると、こんな感じ。
ミニサイズは20行、バイブルサイズは28行。
バインダーのリング径、ミニサイズは11mm、バイブルサイズの半分くらい。
入るリフィル(紙)のサイズも大きさも、ミニサイズは かなり減りますが
優先順位は、見た目 > 小ささ > 積載量 なので問題ナッシングです。
本体はこんな感じ。 薄い1枚革と金属製バインダーだけ。
ポケットもカードホルダーも無く、必要な人は必要な分だけ
自分の好きなデザイン・サイズのを買うという考え方、賛成です。
ジュリエッタも、オートクルーズ、勝手にワイパー、勝手にライトなど、
まだ自分で出来ますから、後付けオプションにしてほしいです。
で、話を戻して、革はなめした革を金属たわしで軽く起毛させ、使用することで
エイジングを楽しめる、プエブロ という素材の黒。 少しザラつきます。
厚さは、こんな感じ。 自分の知る限り、最高に柔らかいシステムノートです。
追加オプションは、バンドリフター、リングサポーター、ペンホルダー、
6mm罫線リフィル、リフター等々、プロッター純正品をチョイス。
デザイン、質感が秀逸なんです。
市販のリフィルは用紙の角がこんなふうに尖ってますが
プロッターのリフィルは折り曲がらないよう角がカットされており
行数も記載されてたり、この辺がお気に入りポイントです。
では装着、リング当たりを軽減させるリングサポーターを付けてから
月間ダイアリーなど各オプションを装着します。
机の奥から発掘した、昭和チックなアドレスリフィルも挟んで
完成! 重量170g、 重さはフェンディの半分以下です。
漆黒のボディにマットゴールドのプレート。 J P S カラー! お仏壇カラー?
いや~、見た目 大満足! しかし、書くことが無いっ。 おいおい。
そんなわけで
テーブルに置いて、眺めて楽しみま~す。 おいおいおいおいおいおいおい。