
タイトルの延々と続く数字(比率)は
潜在的に美しいと感じてしまう 黄金比 だそうです。
ざっくり表すと 1:1.6 5:8
タバコのパッケージや名刺、クレジットカードなどの
縦横の比率もだいたい黄金比と合致するらしいです。
で、今日はその黄金比をもとにデザインされたボールペン
ヴィスコンティのディヴィーナのお話です。
ディヴィーナとの出会いは、今から約3年前でした。
イタリアの文具メーカーには、老舗だと アウロラ、デルタ、モンテ グラッパ
新しいのでは マイオーラ、レオナルド、などなどがあります。
ヴィスコンティは1988年、フィレンツェに創業。
運命の出会い 1
フィレンツェと言えば、私が勝手に敬愛する ハンニバル レクター氏が
ボルチモア病院を脱獄後、潜伏してた街。 これだけで私のツボです。
運命の出会い 2
そして社名が ヴィスコンティ!
ヴィスコンティと言えば アルファロメオのエンブレムの右半分。
運命の出会い 3
折りしも当時(3年前)は退職金が出て、プチ バブル気分 (^^♪
運命の出会いが3つも重なり、これはもう買うしかありません。
(私の人生に、運命の出会いは何故か日常茶飯事、多々あります)
(その後、コロナ流行、ロシアのウクライナ侵攻、超円安などで、突っ込んだ
投資信託が大幅下落するとは知る由もありませんでした。は~(ため息))
で、そのとき一目惚れしてお買上げしたのが、これです。
長さは標準 14cm 重さ 42g ちょっとヘビー級
ペンのボディは上部からペン先の口金まで 五角形。
五角形の頂点部にスターリングシルバーの素材を5本埋め込み
それを144度(頂点2つ分)らせん状に湾曲させて
気持ち控え目なマーブル模様を流し込むという、なかなか凝った造り。
イタリア = アッズーリのイメージで青色系が多いですが
ディヴィーナだけは、ちょっと異端なデザイン。
そこまで凝った造りなのに、所々チリがズレてるところはイタリアン ジョブ。
クリップはフィレンツェ、アルノ川に架かるベッキオ橋をイメージしたアーチ型。
使用法は、指先2本でクリップをぐぃっと引き上げるという
使い勝手より、デザイン優先。
違和感とまでは言わないけど、握った瞬間 ??? と思う五角形のゴツゴツ感。
普通ペンは25~30g、ディヴィーナは42g。
服の胸ポケットには挿したくない重さなど、マイナスポイントはありますが
おそらく人と被らない、デザインに全振りの ディヴィーナ、お勧めですよ。
Posted at 2022/12/09 21:32:18 | |
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