ざとのブログ一覧

ちょっと重たいブログです。
「人の死」について書いてます。
読む読まないは各自の判断でお願いします。

先週の金曜日、仕事中に私用の携帯に実母より着信。
「大分に住む義母が亡くなった」との事。

縁あって、大分出身のヨメと知り合い結婚。
一番の気がかりは一人娘という事でした。
結婚する際も、こういうことを覚悟の上でした。

ただ実際に起きてしまうと、何かと大変な事態が待っていました。
義父も病気を抱え、とにかくヨメが帰らない事には何も決まらないと言う状況。
実母がヨメに連絡し、ワタシも会社に断って一時帰宅。

自宅に戻るとヨメも帰宅、義母が大好きな小学４年の娘も帰宅。
慌てて準備を済ませ、最寄り駅までヨメと娘を送ります。
ワタシは一旦会社に戻り、ヨメからの連絡を待つことに。

夜になりヨメから連絡があり、お通夜と告別式の日程が決まり、
ワタシは会社に連絡したり、飛行機や宿、レンタカーの手配などに奔走。
全ての準備が終わったのは夜中の１時過ぎでした。

翌日早朝にワタシと母親を親父に最寄り駅まで送ってもらい、羽田空港に向かいます。
ワタシの母親も病気の後遺症で足が悪いので、なるべく負担の少ないルートで向かいます。

予定通りのフライトで大分空港に到着。
レンタカーを借り出し、大分市を経由しヨメの地元臼杵市に向かいます。

会場到着と同時にヨメも合流。
そこには憔悴しきったヨメと目を腫らせた娘が居ました。
その悲しみは想像以上だったと思います。

慌しくお通夜の準備に。
車を借りていたので、細々とし買い物に奔走するワタシと母親。
地域によって勝手が違うので、バタバタです。

お通夜が始まる直前、病気の義父に代わりお礼の挨拶をする事になり、
思わず「じぇじぇじぇ」と言ってしまったワタシ。
ただ他に該当者が居ないので、慌てて準備。

そんなこんなで何とかお通夜も終了し、翌日の打ち合わせを済ませ大分市のホテルへ戻ったのは１１時過ぎ。
（諸事情によりヨメとは別行動）
近所のコンビニで酒を買い込み、酔いに任せて就寝。

翌日、ホテル自慢の温泉に浸かり疲れを癒し再び会場に向かいます。
告別式も無事に終了し、火葬場へ向かいます。
ヨメの心労もピークでしたが、娘のフォローもあり何とか持ちこたえていた様子。

今回娘の成長した姿を感じる光景がありました。
娘なりに義母が亡くなった事を受け止めてるいる姿に関心しました。
連れて行く事に不安がありましたが、結果として良かったと思いました。

そのまま地元のお寺で初七日法要まで済ませ、今後のスケジュールを一旦詰めて終了。
その日は娘を連れて実母と共に大分市内のホテルに戻り宿泊。
ワタシは今後のスケジュールを調整。

２３日に帰宅する手もありましたが、観光シーズンという事もあり飛行機が厳しい状況。
また２４日に各所に手続きへ回るヨメのフォローも考え、２４日に帰宅する事に。
ということで２３日の宿泊先探し。

実母も疲れがあることだし、距離的にもそう遠くない別府温泉に泊まることに。
評価も高く料金もそこそこな宿を予約。
２３日は大分市内のショッピングセンターを回り、実家に寄ってから別府温泉へ。

宿泊した宿は客も少なかったせいもあり、のんびりできました。
昼過ぎの便で東京に戻り、高速バスで帰宅。
温泉で肉体的な疲労は癒えたものの、精神的な疲労は抜けませんね。




特に前触れもなく訪れた今回の件、色々と考えさせられました。
決して避けられる事ではないにしろ、あまりにも急すぎる事で戸惑うばかり。
今回は親族代表として挨拶したり、慣れない事の連続。

もちろん慣れたくはありませんが、今後避けては通れない道。
今は専門に行う業者がいますから、以前に比べれば楽になったと思います。
ただしあくまでも「アシスト」ですから、決めるのは自分たちです。

もし自分が送り出す立場になったら…。

準備と予習はしておいても良いのかもしれませんね。