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先週の3月11日、ワタシは展示会の手伝いで幕張メッセにいました。
奇しくも5年前の3月11日と同じ金曜日。
そう東日本大震災が起きた日から、5年が経ちました。

今から21年前、阪神-淡路大震災が発生。
当時の職場の後輩の実家が被災。
職場の皆で知恵を絞り、山登りの装備で強制帰省させました。

今から12年前、新潟中越地震が発生。
義兄の実家が被災、当時山形へ出張中だったワタシ。
出張先のスーパーの協力も得ながら、避難場所へ食料を送りました。

そして5年前、東日本大震災が発生。
計画停電とガソリン不足、取引先の被災…。
それまでの日常が非日常へと変わりました。

時計の表示が地震発生時刻に近くなった辺りで、黙祷を促す管内放送がありました。
ワタシはタイミング悪く、接客対応中。
そして地震発生時刻の午後2時46分、館内放送。

すると黙祷を始めた人は、たった数人。
ワタシの目に映る範囲で、1割にも満たない人数。
…これが「風化」ってやつなんでしょうか。

確かに多くの人達が亡くなり、いまだ行方の分からない人たちもいる。
過去を振り返り、悲しみに暮れる日ではないけど、
未来へ繋いでいく日であると思っている。

決して他人ごとでは無く、自分の事なのに。
少し寂しい思いをした5年目の3月11日でした。
ワタシは、微力ながら被災地を応援し続けて行こうと思いました。