いったん@3S-soulのブログ一覧

どーも。ご無沙汰でございました。いったんでございます。

そして、今さら日記で申し訳ありませんが、夏（あたり）に試乗した、NewレクサスLSの試乗記を今さらながらアップします（汗）

ものすごくステキな、良いクルマでした。アップが遅れに遅れ、新鮮味が薄れてしまいましたが、その分しっかりとインプレを噛み砕いたコラムに仕立てました。

ざっとダイジェスト版ですが、お楽しみくださいませ☆

まずはフロント周りから。ライト周りはシャープエッジを活かした造形。スピンドルグリルの内部の格子模様もかなり凝ったデザインです。

フロントフェンダーのタイヤ上側の盛り上がりは、運転席からの車幅感覚を掴む時に役立ちます。

サイドフォルム。全長は5200mm程度とかなり長め。それを活かした伸びやかなデザイン。

上半分は薄く、シャープに見せて、下半分はどっしりと分厚くマッチョなイメージで安定感のあるデザインに感じます。

リアのランプのデザインもシャープなイメージ。LCから始まった、サイドエリアを下へ垂らすデザインをセダンタイプに昇華させている感じがします。もちろん、ブレーキ/テールのＬイメージも踏襲。

試乗車のパワートレインはハイブリッドシステム。マルチステージハイブリッドと銘打たれたトランスミッションは、従来のモーター制御ユニットと10速オートマチックをドッキング！走りに関しては後述しますが、今までのハイブリッド車の概念を覆す、気持ちのいい走りに仕上がっています。

室内へ。フロント席をサイドから見たビュー。

インパネ全景。横方向への仕切りを極力廃し、水平方向の広がりは車幅の大きさと相まってレクサス随一。高級感とこの広さ感はLSのアイデンティティをより高めます。シートの骨格も新世代のアイテムが採用され、ゆったりとした座り心地と包まれ感を実現。ドライビングへも、リラックスへも最適なシートです。

後席はボクのそう長くない足（汗）では余裕で足が組めます。これぞNew　LSの真骨頂かもしれません。

フロント席に比べ、リアのシートは座面が深め。リラックス傾向により振った座り心地です。

リアのアームレスト内にオーディオ、エアコンのコントローラーやシートヒーター、USBジャックの装備と、快適性の追及に抜かりなし、です♪

内装部品ではドアトリムをピック。このドアトリム、インサイドハンドルあたりを拡大すると・・・

浮島調のオーナメント裏にはイルミネーションが備わり、その光を皮のオーナメントに照射し、和テイストの高級感を演出します。ドアトリムには他にもインサイドハンドル部、グリップ部にもイルミネーションが採用されており、レクサス最上級車にふさわしい高級感とホスピタリティを備えます。

ラゲッジルーム。ハイブリッド車でバッテリーを備えますが、車格の大きさもあり広大な収納容量を誇ります。ゴルフバッグは4個入りそう。もちろん、ラゲッジルーム全体にトリムが張り巡らされ、荷物に対するおもてなしも万全です。

さて、走り出しましょう！！

マルチステージのハイブリッドシステムはヌメヌメ感は一切なく、ダイレクトに駆動力を伝達し、タイヤが地面を力強く蹴りだします。アクセルをクっと踏み込むとエンジンの咆哮とともに更なる加速感が体をシートバックにめり込ませます。相当重い車重ですが、それをものともしない力強いパワーソースとパワートレーンで走りの質は想像以上に高くてパワフルです。それを制動するブレーキの容量も十分。安心してクルマを動かせます。

さすがに小回りは効きませんが、フロントタイヤの切れ角はさすがFR車。内輪差に気をつければ狭い道もあまり苦になりません。巡航中のハンドリングはワインディングまでは試せませんでしたが、適度な重厚感で長距離や高速道路が疲れない仕様に振っている感じがありました。

さすがLSという装備をひとつご紹介。

モニター式インナーミラーです。

上は通常のメカニカル式の見た目。下はモニター時です。

モニターは視界のタイムラグもなく安定して広角に後方を映し出してくれます。夜も変わらず高画質の画像を映し出してくれる、とのこと。

ボクは最初は通常のメカニカルで走り出しましたが、切り替えをしているうちにモニター式のほうが安定して後方が見えることに気づき、結果、モニター式で大半を走行していました。

細かいところですが、車格が大きい分、こういったアイテムで軽減を図られる感を受けました。

短時間での試乗ですが、New　LSのスゴさをバンバン感じることができました。さすがレクサスのフラッグシップです。

そしてこのLSはお値段1200万えーん！！素晴らしい車両に乗せていただいた、レクサスディーラーさんに感謝です。どう頑張っても買えへんよぅ……