2025年11月12日
脚本を書いている
劇団といっても現在4名
しかも高齢。団員は募集していないがやる気はある。
しかし4名でできる芝居は、どう考えても小さな場所でしかできない。
いや、大きなキャパの場所ではやろうと思わない。
だって、役者をやりながら制作や舞台にまで力を使いたくないからだ
要は演技だから
風呂敷を広げれば広げるほど
スタッフの作業は多くなる。スタッフを増やすにも
スタッフに気を使いながら演じる稽古をしなければならない
つまり、大きな場所での公演は制作的にも役者的にも
非効率的で完成度が悪くなってしまう公算大なのだ
ということで
小さなカフェや30名から40名ほどのキャパ会場で
素舞台に芝居のみを楽しんでもらう公演を打つことにした
本格的な劇場じゃないと、イスに座り続けられる時間は1時間以内
休憩をはさみながらとしても
20分の芝居を2本か3本やれば十分なのだ
これをケツ痛タイマーと呼んでいる
ケツが痛くなると芝居に集中できなくなる
せっかくラストシーンに向かって本編がヒートアップしていくのに
ケツが邪魔をしては。。。ね。
劇団員4人で20分の芝居を書き合って
よい脚本を採用もしくは一人の編集人が調整する
といったやり方で持ち寄ることになった
かれこれ30年近く戯曲は書いていない
大学時代に何本か書き、社会人になってそれを改定したものを
一本公演した。
それ以外はお笑いの漫才ネタを数本書いていた
自分に戯曲や小説を書く文才があるとは思わない
が、どうもファンはいるようだ
社会人になり、飲食企業に勤めた時、毎日本社へ
その日学んだことを原稿用紙2枚FAXで送っていた
書く事なんてどんなお客さんが来たとか、いつ混んだとかしか
ないので、バイトの人の人柄や上司の人柄、常連さんの人物像を
ウォッチし、面白おかしく書き添えて送った。
それを常務が見て大変気に入り、入社早々ついたあだ名が
「レポートのポンコツ」※ポンコツは仮の名前
その後入社1年目にして新店舗の開発チームに加えられることになった
常務のお気に入り社員として
これは私の文才によるものかもしれないと
今になって思う
でもな。脚本はレポートじゃないだよな
様々な人物をそれらしく、それでいて日常では起きない事件を
面白おかしく、時に人情味に溢れさせて書かなければならない
むずかしい
Posted at 2025/11/27 17:05:01 | |
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