ponko2ミニのブログ一覧

今回私は演出のみに関わったわけだが

実際に表舞台に出るのは10年ぶり
それまでは朗読劇の演出など
お手伝いしてきたが、今回のはマジ舞台

予約者の名簿を見ると

なかなかのメンバーが来る
市外他団体のメンバーのほか
主宰たち、演出担当者たち

おいおい
10年以上話していないメンバーに
当日どうやって挨拶すべきか？

彼彼女らはこの間も現役バリバリで
やってきているわけだ

私などは過去のやり方しか知らないから
思い出しながらチクチクやっているのに

変な期待をされてしまったわけだから
生半可なもの作れない


そんなプレッシャーを抱えながらの
公演なのです。

役者たちは日に日に精度が高まっている

良い調子やん

友達劇団の稽古場を借りて
一日中稽古

つまり、1日2回公演するわけなので
本番同様の体力と気力を使う2回通しを敢行した


1回目、まずまずの出来
役者の集中力もあり、体力もあったので
これで本番に出してもよいレベルの仕上がり

ラストシーンはもう少し演出が必要だけど


コンビニで買ってきたサンドイッチを昼食に

昼過ぎから2回目の通し

オープニングムービーが映り
雨の音から物語が始まる

誰もいない仕事場に、若手女子社員が現れ
何やらメモをとっている。そこへもう一人の女子社員が現れる

ここから次々に登場人物が現れ、物語に厚みが増してゆくのだが


「あの・・・ごめんなさい。私、低血圧で・・・」

一人の女優さんが低血圧で倒れてしまった。
舞台上にうずくまる女優さん

「ストップ、ストップ、役者さん舞台上に。休憩入ります」

通し稽古は中止

女優さんの回復を待っても、通しをするまでには
借りている時間が少なすぎる

今日は通し稽古をやめて、制作的な打ち合わせと
本番前日の仕込み手順の確認をした

裏方の仕事は、目に見えない作業だが
目に見える作業の4倍はある

制作さんはすでに疲れのピークを迎え、目が充血していた
そこに舞台担当からの矢継ぎ早な確認事項があり
次々と出てくる裏方作業に、頭を抱えていた
これは助けてやらねば

長年一緒に舞台をしてきたIくん
彼はイベント関係の仕事をしていたので、現場に強い
兼ねてから懸案事項だった作業をコツコツと準備してくれていた

Iくんのおかげで、なんとか前日仕込みは乗り切れそうだ

あとは役者さんの体調不良者が出ないことを祈るのみ

すでに今日出たけど・・・ここが踏ん張りどころだ

もう通し稽古できるのは10回もない

なのに役者の気持ちがラストシーンまで繋がっていない

同僚同士が気持ちをぶつけ合い
喧嘩になりそうなほど言い合った後

どうにもならない状況となってから

同僚の一人が一言、声をかけて退場する

演出的には、力を出し尽くし
言うことを言い合った「仲間」として

わかりあう気持ちを滲ませてほしい


しかし、2人の役者は
「わかりあえない」という

2人とも袖を分かつ事で2人の関係を終わらせたいと・・・


違うんだよなあ


演出の意図をうまく説明できない私の力不足としか言えないか

もしくは役者同士、台本を読み込み、お互いの感情を共有できていないか


いずれにせよ、ここは修正しないと
不完全燃焼さが残る


あと1週間、もう、一週間

炊飯器で悩んでいる

正月に買った炊飯器

実は。。とても不満足

外国メーカーの新製品であり
画期的な技術を施した炊飯器なのだが

どうも美味しいとは感じない

いや、もっと美味しい炊飯器を
すでに味わってしまっていたから

これまで虎や象、パと様々な炊飯器を
試してきたが、今のところ過去1番
安くてそれでいて炊き立てが美味しかったのが

象さんのマイコン炊飯器
15年前これまで使っていた芝の炊飯器が
壊れたため、あわてて中古屋に行き
適当に見つけて買った象さん炊飯器

これが意外と美味しかった

しかしそれも中古のため3年で廃棄

土鍋のような炊きあがりと謳った
虎に興味が行き、土鍋ではなく土鍋コートの
鉄釜である中型機種を購入した

しかし。これがぜんぜん違った
モチモチとした土鍋っぽくなく
シャッキリ固めの炊きあがり
これは違うと思い続けての毎日は
よくないと、一年たたずに売った

その後従姉妹の家で食べたパの炊飯器
ダブル踊りだきに興味が湧き購入

これはまぁまぁ美味しかった
水加減が微妙で硬くも柔らかくもなるが
使い続けていたら内釜コートが禿げてきた
そこからサビっぽい色になり気になったため

今回の外国製品に手を出したわけだが。。

やはり2大メーカーから選ぼう

象か虎か。。

四日連続の稽古最終日

明らかに役者は疲れていて
ペースダウンしている
しかしやり切った！
すごいぞきみたち

制作さんからチケットの報告があった
本日飛び込みで50枚近く売れているとか

原因は新聞だ
町のコーナーにデカデカと載っていた
これを見た市民から予約がたくさん入る

さらにラジオ出演とケーブルテレビ
そして地元イベントを掲載している
ブログにも特集が載った事がチケット予約に
拍車をかけた

ラジオやテレビ、ブログを仕組んだのは
制作補佐のIさん
一昨年イベント会社を辞めて独立
あらゆるメディアに顔がきく彼なのだ

こうした裏方の助けもあり
チケット予約が200を超えた

地元旗揚げ劇団で200超えればすごい事
ちなみに私の劇団は220でした

当日は２０人余裕で来るので
すでに抜かれた感あり

でも悔しいとは思わない
またこの町に演劇の火が灯る

その嬉しさのほうが遥かに上だ