2025年10月07日
同級生野球部のヨッシーくん
彼とは1年時からの同級生だ
2年、3年とは違うクラスだったが、
お弁当を食べる場所、4階屋上に通じる階段の踊り場
そこが私やヨッシーくん含め野球部メンバーの
お弁当場所だった
ヨッシー君はお弁当とおにぎりを持ってきていて
朝練のあとにおにぎり
昼はお弁当を食べるとすぐに昼練習に行っていた
1年生の時は練習というよりは
先輩のグローブ磨きやボール磨き
グラウンド整備をしていた
ものすごい階級社会だったようだ
頭も五分刈り以下
剃らないといけないくらいの丸坊主
小学中学と野球をしてきた私は、高校も野球をしたかったのだが
この丸坊主の壁は超えられなかった
やっぱり彼女作りたいしな
こうしたヨコシマな心があったため、陸上に逃げた
脚には自信があったわけだが、入部当初の100m走で完敗した
この差は3年では埋められないなと悟った
一方ヨッシー君は打てない4番としてもチームは期待され
甲子園という夢を持てる位置にはいたのだが
2回戦で無名の高校に僅差で負けてしまった
卒業後、当時浪人生だった私は
野球部が決勝まで進んだと聞き、暇ということもあり
浪人仲間(高校同級生)と一緒に地元の球場に行った
応援席に行くと、痛いくらいの勢いで肩を叩いてくる
ヨッシー君が来ていた
彼は地元の金融機関に勤めていたが、後輩たちの決勝戦に
居ても経っていられず営業と噓をついて見に来たようだった
白熱の試合展開だった
たった2級の相手のミスで勝ち取った1点
これを後輩たちが懸命に守り切り、優勝した
隣で観ていたヨッシー君は
うおおおおおおおおおおお
と叫び、私に抱きついてきた
彼の痛いほどの抱擁で、後輩への想い、喜びが
ものすごいものだったのだと感じた
ヨッシーくんに、野球部メンバーが集うので
同窓会に出てくれないかと聞いたら、
転勤で県外勤務となり、参加できないとの事だった。残念
その優勝シーンを見るたび
ヨッシー君の雄叫びが聞こえてならない
Posted at 2025/10/20 12:57:04 | |
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日常 | 日記
2025年10月06日
1人ちょっと呼ぶことを
躊躇する先生がいた
でも呼ばないとカッコがつかない
元野球部監督だから
インタビューすることになってるし
しかしこの監督曲者で
野球部後輩が電話して話したところ
まず迎えに来い(車で1時間半の場所〕
野球部だけの飲み会をセッティングしろ
その日泊まるホテルを用意しろ
帰りも送れ
はあ?
結局近くに住んでる後輩が
監督を迎えに行くことに
先生とはいえ30年も経てば
もう先生じゃなくて
ただのわがままじじいだな
Posted at 2025/11/06 13:00:08 | |
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日常
2025年10月06日
同窓会ムービーを作っている
特集はなんといっても野球部だ
創部8年にして初の全国大会に出場した
野球部を特集としたムービー
当日は当時の監督やメンバーが集うので
そこそこ立派なものを作らないと格好悪い
そこで資料集めから始まった
ちょうど全国大会に出場した記念誌が手に入ったので
全てのページをスキャン
当時のエースピッチャーと連絡を取り
秘話を聞いた
私は7期なので、7期のメンバーは知り合いが多かった
特にヨッシーくんは、7期で4番を任されていた
そのヨッシーくん、練習試合では打率6割、HRも打つ4番なのに
公式戦になるとまるで打てなかった。幻の4番と言われた
そのヨッシーくん率いる7期メンバーは2回戦で敗れた
グラウンドに戻り、泣き崩れる7期メンバー
次の日からは8期が主導しての新チームとなる
7期は7名しかいなかったので、常に8期メンバーから
選手を補充しないと試合に出れなかったことから
7期は8期に期待し、精神から技術を全て注ぎ込んでいた
先輩後輩全員で泣いていると
8期メンバーの一人が言った
「俺たちが勝って、必ず先輩たちに優勝旗を持たせます!」
その後の8期は年間1日しか休まず練習に励み
初の全国大会出場を果たした
いい話すぎる
俺の下手な編集では、ここまで演出映像が作れない。。。
不甲斐ない先輩でごめんよ
でも一生懸命編集するよ
Posted at 2025/10/16 18:06:39 | |
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2025年10月05日
ねえ、お父さん、映画行こうよ
めずらしく息子が遊びに誘ってくれた
お母さんはバイト
だから親子2人で映画
嬉しいじゃない
意気揚々と2人で映画館へ
息子がチケット売り場に行き購入
案内されるがままシアターへ
どんな映画だ?
面白い邦画
としか聞いていなかった
観たのは「8番出口」
すっげーーーーー怖いやつじゃんコレ!
まあ、知っている役者さんが出るので
観たかったのはあるからいっかと思いながら
大画面を見ていると
ずっと迷路のような地下通路を歩いている画面が続き
酔ってしまった
目がぐるぐる回り、気持ち悪い
さらに怖い、突然の恐怖シーンがあったり
途中から目をつぶり、音から創造だけで物語を追った
結局、わけがわからず、気持ち悪いまま終わる
息子「面白かったねえ」
息子が満足なら、まあ、いっか
でも具合の悪さは戻らず
速攻家に帰って寝た
Posted at 2025/10/16 17:56:19 | |
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2025年10月04日
昔、地震の災害ボランティアに参加した時
真っ赤なバイクに乗ってきたにいちゃんと一緒に作業をした
公共施設の館内の掃除だったが
館内は天井が波打ち、蛍光灯や電球が粉々になって散乱していた
その片付けや、管内の本棚から本を取り除き
本棚を拭いたり、本を拭いたりする作業をした
ボランティアはその他にも30人ほどいて
全国から集まってきていた
真っ赤なにいちゃんは推定年齢35歳
昔、イキッていた感がある怖顔な人だったが
話すと気さくで面白く、すぐに意気投合した
赤いバイクに、真っ赤な上下の作業着だった
赤い色が好きなんですか?と聞くと
ガンダムのシャアが好きで、いつも赤い色を身にまとっている
との回答だった
息子が生まれたらシャア
娘ならシャア・アズナブルから取ってアズナ
と名付けようとしたら、娘だったのでアズナにしたと話していた
息子じゃなくて良かったとは言わなかったが、ちょっとホッとした
話は現代に遡る
会社の出張で泊りだったので、本社上司と2次会まで
コッテリと一緒だった
その本社上司も、赤が好きな人だ
ピンクのシャツに、赤いネクタイ、靴も赤
車もカバンも赤らしい
会社後輩のお土産で黒と赤のまんじゅうを持ってきた時に
迷わず赤いまんじゅうを取ったと後輩から聞いていたが
ここまで赤が好きとは・・・
2次会で上司もかなり酔っぱらっていたので
思い切って聞いてみた
赤が好きなんですね
もしかしてシャアが好きとか?
「いや、ぜんぜん。ただ赤が好きってだけだよ」
ええっ。
赤が好きな人はシャアファンという自説が
ガラガラと崩れた
Posted at 2025/10/16 17:47:31 | |
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