ぼくは手足が短めなので,フォームを見てもらった上で,納車のとき突き出し60mmのステムにしてもらってました.純正は80mm.
往復30kmを数回走っただけですが,
・サドルが前すぎて,もう少し後ろに座りなおしたい感
・ハンドルが近くて低すぎる感
を感じました.上の2つを総合すると,
・下り坂だと,ころんと前転しそうな感
です(莫迦).それくらい体の近くに手を着いて前転の準備をしてるような感じはした.なので「あなたもできる! ステム交換とハンドル角度調整!」(何の企画)をやって,純正の80mmステムにもどしました.
初めて部品をいじってみてとても楽しかったですが,今後も我流でいじるのはまずいなあと思いました.効率が良くなるフィッティングをしたい.デパコの萎えたキン肉でも楽しく走れるためです(笑).
先日,千里中央で仕事だったんで帰りに本町で降りて,
ワイズロード大阪店さんに寄ってみました.BioRacerというフィッティング診断機が置いてあるからです.本来はフレームをオーダーするとき,テストフレーム上でペダルをこいで動的バランスを含めて寸法を決めるらしい(スゲー).多くの数値データが蓄積されているはず.ビギナーの今こそ,標準的な寸法というのを確かめておこう!
テストフレームでこぐやつは全予約ですが,標準的寸法を出すだけの「バイオレーサーライト」なら,身体計測だけなので10分もあれば結果の説明まで聞けましたよ.
<結果> *個人情報公開中
肩幅 390mm
腕長 610mm
身長 1730mm
マタシタ 805mm
胴 596mm(胴て何)
上半身 1206mm(腕長+胴)
<推奨ジオメトリ>
フレームサイズ 530(BB芯~トップ,水平換算)
サドル高 700mm(マタシタ×0.87でしょうか)
サドル後退 54mm
サドル上面~ハンドル落差 67mm
サドル~ハンドル距離 510mm
トップチューブ長 528mm(水平換算)
推奨ステム長 90mm
シート角 74.2deg(参考)
ハンドル幅 400mm
上半身寸法を元にした推奨トップチューブ長 535mm(水平換算)
<5/29現在でのCXプラスとのスンポウ差>
フレームサイズ 515mm
(-15mm)
サドル高 690mm
(-10mm)
サドル後退 38mm
(-29mm)
サドル上面~ハンドル落差 95mm
(+28mm)
サドル~ハンドル距離 485mm
(-25mm)
トップチューブ長 520mm(水平換算)
(-8mm)
ステム 80mm
(-10mm)
シート角 75deg (+0.8deg)
ハンドル幅 390mm (-10mm)
なるほど.ステムをもとにもどしてもまだ全体に小ぶりなレイアウトなんですね.ちょっと乗ったときシートとハンドルがかなり近い感じがしたのは,リーズナブルだったようです.そのうえハンドル落差だけは大きいので,下り坂が怖かったのもその通りだったんでしょう.
理論的な目安はちょびっと分かったので,乗った感覚と合わせてワタシ・カスタムなジオメトリにしていこうと思います.くりかえしますが,デパコ・エンジンのうっすいピークパワーを最大限有効に伝えないとイケナイからです(笑).
言うてもシート後退はもう一杯なので,調整するとしてもステムを10mm長いものに替えることくらいですー.そうすればハンドリングがさらに落ちつくし,仰角が13度付いてますから数ミリでもハンドルバー位置が高くなります.
ブログ一覧 |
自転車 | 日記
Posted at
2013/05/29 18:20:15