タイロッド交換

走っててハンドルがぶれる！
フルステアを切ると上手く走らない。
何だろうなぁと思ってたら、タイロッドのボールジョイントがガタガタで、寿命が来てたみたいです。

ジャッキアップしてタイヤを押すともうわかるぐらいw
だいぶ前から来てたんでしょうね

フロントタイヤを左右ともナットを緩め、リフトで車体あげて、タイヤを外して、タイロッドのアンダーカバーを10mmのボルト4つ外します。

パワステフルードの入った本体には異常は無かったので、タイロッドのみ新品にします

左右のタイロッドについたブーツを外すので、アウト側はバンドをペンチで外して、イン側は針金で縛ってるので切断。

タイロッドエンドからブーツの付け根までの長さを調べておき、タイロッドエンドのナットを緩めて、13mmのスパナでロッドを回していき、タイロッドエンドとタイロッドを引き離します。

で、ブーツを引っこ抜くと写真の状態。
ロッドを手で引っ張ると、ボールジョイントがガッタガタです

次にタイロッド本体をモンキーを使って緩めていき、プレートやスペーサーごと外します。
新品との比較写真がこちら。

ちなみに今回購入した部品は
タイロッド本体2つ(左右共通)
プレート(銀色の四角いやつ)2つ(左右共通)
スペーサー(緑っぽいゴム)2つ(左右共通)
ブーツキット(右)
ブーツキット(左)

だいたい3万円で揃いますが、あまりストックがもう無い部品なので注文してもすぐには入荷しないです

写真は反対側ですがブーツを抜いたので、本体側についたカスなど掃除して逆の手順で復旧します。
まず新品のタイロッド本体にスペーサー、プレートを組み付けて車体へ取り付け。
モンキーでスペーサーがカシメるまで締め込みます。

タイロッド本体のブーツのアウター側が引っかかる部分にウレタンスプレーを塗り、ブーツを入れます

ブーツは左右違うので間違えないように。

ブーツを入れたらブーツキットに入っていたアウター側のバンドを入れて、タイロッドエンド固定用のナットを入れてからタイロッドエンドを取り付け。
ハンドルを切ったりして位置を出すと入れやすいです。

タイロッドエンドは最初に測った長さになるまで、タイロッド本体を13mmのスパナで回して、寸法が出たらナットを締め付けます。

ここまできたら、ブーツを正規の位置に持ってきてアウター側はバンドで、イン側は針金で、それぞれブーツを固定します。

ここまでの工程を左右ともやって完成。



念のため、ハンドルが水平な時にタイヤもまっすぐか確認して、良ければタイロッドエンドのナットに緩み確認用に合マークいれます。

ボールジョイント系の消耗は仕方ないので、気づいたら早めにやってあげましょうw
そして、アライメント調整もしましょう。
私はまだやることがあるのですがw