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羊の皮を被った狼のブログ一覧

2012年03月22日 イイね!

自分で

自分で今日は以前からやろうとしていた、車の塗装をしました。
塗装でも、タッチペンだけではありません。最近、僕の車の屋根の塗装がはげてきたので、やりました。

でも最初は、はげている箇所のみのつもりでした。しかし、屋根全面塗装という大掛かりなものになりました。 やっぱりプラモデルを塗装するのとでは全然違います。 もう1缶使い果たしました。
でもまだ初期塗装なのでまだまだ時間が掛かりそうです。
Posted at 2012/03/22 17:52:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2011年06月02日 イイね!

RBエンジン

今日はRBエンジンについてです。RBといえばGT-RのRB26DETTやスカイラインターボなどに積まれるRB25DET、RB20DETなどのターボエンジンを思い浮かべると思うでしょう。今回はターボエンジンはもちろんNAエンジンも紹介します。

1)起源
RBエンジンは日産の直列6気筒エンジンです。またRBエンジンは日産最後の直6エンジンでもあります。 RBエンジンのルーツはS30ZやS130Zやハコスカ、ケンメリに積まれたL型エンジンです。スカイラインジャパン(C211)になるとターボのL20ETがありました。スカイラインターボの起源でもあります。

2)RBエンジン誕生
←RB20E



↑ C32ローレル メダリスト前期

C32ローレル前期に直6 SOHC 2000ccのRB20Eが搭載されました。このRB20Eエンジンは以後のRBエンジンの基礎をなすエンジンです。このエンジンはR31~R33スカイライン、C32~C34ローレル、C34ステージア前期Ⅰ型、クルーに搭載されていました。また2000年までと最近まで生産されていました。

↑R31スカイライン前期            ↑ RB20DET(R31)
R31スカイラインが登場し、当初はRB20EのターボのRB20ETもありました。またあのスカイラインGT-R(KPGC110)通称ケンメリGT-Rに積まれていた「S20」いらいの久々の直6ツインカムエンジンのRB20DEも登場し
そして登場から二ヶ月後に2000ccのツインカム24バルブ セラミックターボのRB20DETが登場しました。RB20DEとRB20DETは日本初のダイレクトイグニッションシステムが採用されました。 初期のRB20DETは 190馬力です。この型のRB20DETはC32ローレル、R31スカイライン、Z31フェアレディZ 200ZRに搭載されていました。


↑ スカイライン GTS-R(HR31)    ↑ RB20DET-R

R31はグループAのホロモゲモデルで800台限定のGTS-Rには専用のタコ足が装着され、チューニングされたエンジンのRB20DET-Rが詰まれてました。馬力は210馬力です。


↑  RD28

また当時は排ガス規制も甘く、燃費が安く、税金も安くて人気があったディーゼルエンジンの乗用車がたくさんありました。サニー、バネットラルゴ、キャラバンコーチ、セドグロにもありました。
またセドグロ、ローレル、R31スカイラインにはRB20Eをベースに直6 SOHC 2800ccのディーゼルエンジンのRD28がありました。2000年辺りまで生産されていたエンジンです。
タクシーベースのセドリックセダン、グロリアセダン、クルーにも設定されていました。
Y31~Y33前期セドリック、グロリア、R31スカイライン、C32~C35ローレル前期などに搭載されていました。またサファリにはRD28のターボエンジンが搭載されていました。

2)RBエンジンの進化

  
↑ A31 セフィーロ前期         ↑  C33ローレル後期  メダリスト
             

RBエンジンは1988年にA31セフィーロやC33ローレルが発表されました。それによりRBエンジンもより熟成されました。前期型のA31とC33のエンジンラインナップはA31はRB20EとRB20DET、RB20DEでした。C33はさらにディーゼルのRD28と直4 1800cc電子キャブレターのCA18iもありました。
A31とC33のRB20DETは205馬力へと進化しました。

そしてRBエンジンを語る上でなくてはならない車が1989年に
登場したR32スカイラインです。

↑ スカイラインGTStタイプM(HCR32前期)

←RB20DET(Ⅱ型)


先代のR31はハイソカー人気に影響され、高級路線を走りましたがR32は再びスカイラインらしいスポーツ路線へ回帰しました。R32スカイラインはGT-Rが登場するまではトップグレードのGTStタイプMは素性のよいFRシャーシとマルチリンクサスペンションとフロント4ポッドブレーキキャリパー、HICASなどの走りのシステムが装備されました。タイプMのエンジンは215馬力のRB20DETです。

 
↑ 上:  スカイライン GT-R (BNR32) 下: RB26DETTエンジン

そしてR32 GT-Rが後に登場しました。ケンメリGT-R 生産中止から16年の月日が経ち復活。
R32 GT-RはアテーサE-TSの4WDシステムと280馬力の直6 ツインカム24バルブ ツインターボのRB26DETTエンジンが装備されました。R32GT-Rはレースに勝つために生まれたスーパーウエポンで、史上最強のスペックを誇り、グループAではGT-RのライバルはGT-Rといわれるほど速く、ハコスカGT-R以来の無敗神話を引き継ぎました。GT-Rが参戦以来グループA終了まで無敗の金字塔を立てました。 またグループAのホロモゲモデルのGTーR ニスモが560台限定発売されました。またその後 BBS17インチアルミとブレンボ製ブレーキキャリパーが装備されたV-specとV-specⅡが登場しました。 以後のR33やR34より軽く、今でも中古車市場では人気車種といえます。


 
↑ スカイライン GTStタイプM (HCR32後期)



↑ RB20DET(Ⅲ型)

R32スカイラインの偉大さがわかりましたでしょう。
R32スカイラインは2ドアクーペと4ドアハードトップのラインナップです。
エンジンはGXiが直4 SOHC 1800電子キャブレターのCA18i、GTEが直6 SOHC 2000のRB20E、GTSは直6 DOHC24バルブのRB20DE、GTStタイプM、四駆のGTS4、前期のみに設定されていた 15インチアルミにフロント4ポッドキャリパーが付かない廉価のターボグレードのGTStは直6 DOHC 24バルブ ツインカムターボのRB20DETが詰まれていました。 R32スカイライン後期型には直6 DOHC 24バルブ 2500ccのRB25DEが搭載されたGTS25が追加されました。RB25DEのAT車には5速ATが採用されていました。A31もC33も後期型にも2500ccが設定されました。
 
 
↑  スカイライン GTS25 (ECR32)

 

↑ RB25DE(Ⅰ型) NVCS無し


また後期型R32 GTS4の4ドアをベースにしたオーテックバージョンもありました。RB26DETTをベースにターボ機能を外したNAの220馬力の2600ccエンジンのRB26DEを搭載したGT-Bもありました。 トランスミッションは4速ATのみでMT車が無いのが残念でした。このエンジンはRB26DETTと同じ6連スロットルが装着されているところはさすがRB26といえます。またバンパーの助手席側のSSマークは彫ではなく、塗装で彫のように見えるそうです。

←R32スカイライン オーテック





↑ RB26DE


←C34ローレル前期 メダリスト25V(GC34)

↑  RB25DE(Ⅱ型)

1993年にC34ローレルが発売されました。C34は当初はターボの設定がなく、RB25DE、RB20E、RD28、RB20DEの4機種のラインナップでした。RB25DEでは日産可変バルブタイミングシステムのNVCSが採用されました。

93年6月にC32ローレルや910ブルーバードのタクシーや教習車仕様の後継モデルとしてクルーが登場しました。 シャーシは、耐久性や信頼性で実績のあるC33ローレルのシャーシ(フロント)の耐久性・整備性向上型と、Y31セドリックセダンのシャーシ(キャビン・リア)を使用している。左側後部ドアを5cm大きく取っており小型タクシー専用設計です。エンジンはRB20E、RD28ディーゼルです。94年には乗用仕様のクルーサルーンも登場しました。
← クルー(K30)


 
↑R33前期スカイラインGTS25tタイプM 4ドアセダン(ECR33)

1993年の秋にR33スカイラインが登場しました。R33はGTS25tタイプMは直6ツインカムターボ2500の250馬力のRB25DET、GTS25、GTS4は直6ツインカム2500のRB25DE GTSは直6 SOHC 2000ccのRB20Eです。R32 GTSはツインカムの2000なのにも関わらず R33のGTSはシングルカムのRB20Eなのです。R33ではRB20のツインカムエンジンは廃止されました。
この理由は謎です。
またRB25DETにも日産可変バルブタイミングシステムのNVCSが装着され、RBエンジン独特の低速トルクの無さを解決することができました。

←RB25DET



1994年にセフィーロがFFでVQエンジンを搭載したA32セフィーロへとフルモデルチェンジを行なったため。A31型が生産終了したためC34ローレルのRB20DEは廃止になったと同時にターボのRB25DET搭載車が追加されました。
RB20DET、NVCS無しのRB25DEは生産終了になりました。 


 

↑ スカイラインGT-R V-spec 96年モデル(BCNR33)

そしてスカイラインGT-Rは95年にBCNR33型に進化しました。 R33はベース車が3ナンバー車となり大きくなりました。また全車ブレンボ製ブレーキキャリパーが装備されました。



↑ニスモ  400R

またニスモ大森ファクトリーがR33GT-Rをベースにチューニングしたニスモ400Rもありました。99台生産され、1200万円で販売されていました。この車は名前の通り400馬力にチューニングされ、排気量も2700ccにボアアップされたエンジンのRB-X GT2です。他にもR33GT-Rの4ドアもオーテックバージョンでありました。
 

↑ RB-X  GT2


←  R33GT-R  4ドア








↑ ステージア RS-FOUR V (WGNC34前期)

 
↑ ローレル 25メダリスト (GC35前期)

← RB20DE(NEO6)

← RB25DE(NEO6)

また96年にC34ステージアが登場し RB20E、RB25DE、RB25DETのラインナップになりました。97年にローレルがフルモデルチェンジし、C35になりました。これによりローレルはディーゼルを除きガソリン車は全車ツインカム化されました。またC35の登場でターボ以外はNVCSのさらに進化させたNEOストレート6になりました。それと同時にC34ステージアもターボ以外のエンジンはNEOストレート6になりました。
しかしR33スカイライン後期ではNEOストレート6化は見送られました。
C35ローレルのガソリン車とC34ステージアは共通のラインナップになりました。エンジンはRB25DET、RB25DE(NEO 6)、RB20DE(NEO 6)になりました。ローレルのディーゼルは相変わらずRD28です。
元々ガソリンエンジンはV6のVQエンジンしかなかったY33型セドリック、グロリア、レパードに97年に後期型になり4WDにRB25DET搭載車を追加されました。またセドグロにはY31、Y32、Y33にディーゼルのRD28もありました。

←Y33後期セドリック ブロアム

←JY33レパード 



97年にはステージアのRS-FOUR VをベースにあのGT-RのRB26DETTを搭載したオーテックバージョンの260RSが搭載されました。エンジンはR33 GT-Rと同じエンジンで、前期型の場合はMTは無いので、ステージアで唯一のMTでした。後期型になっても設定はありました。エンジンとミッションはR33のままでC34ステージア生産終了までありました。


↑  ステージア  260RS 後期




↑ ER34前期スカイライン 25GTターボ


 
↑  ステージア  RS-FOUR V(WGNC34後期)


スカイラインはR34へとフルモデルチェンジしました。ターボのRB25DETもNEOストレート6になりました。またRB20DEはリーンバーンになりました。またようやくスカイラインも全車ツインカムエンジンを搭載されました。 エンジンラインナップはR34スカイラインと同時期にマイナーチェンジしたC34ステージア、C35ローレルガソリン車はRB25DET(NEO6)、RB25DE(NEO6)、RB20DE(NEO6 リーンバーン)です。RB25DETは280馬力になりました。
  ←デュアルマチック



↑ RB25DET NEO6

また スカイライン、ステージア、ローレルのRB25を搭載したFR車のAT車はマニュアルモードつきオートマチックになりました。またステアリングシフトも同時につきました。

レパードはモデル廃止となり、セドリックとグロリアがY34へとモデルチェンジとなりました。2WDはV6のVQエンジンですが、4WDはY33後期と同じRB25DETが搭載されました。
馬力は260馬力になっています。
←Y34セドリック前期



↓  スカイライン GT-R  V-specⅡ (BNR34後期)
 

↑ RB26DETT(R34)

1999年にスカイラインGT-RはBNR34へとモデルチェンジしました。ヘッドが黒色から赤色に変わり、ファッショナブル性がアップしました。 また6速ミッションが搭載されました。


↑ ローレル  25メダリスト(GC35後期)

また2000年にローレルの後期型へマイナーチェンジに伴い、ローレルのディーゼルRD28搭載車は廃止されました。
←RB25DET  NEO6 (Ⅱ型)

  ← RB25DE NEO6 (Ⅱ型)

エンジンも改良されました。ターボは高レスポンスタービンになりました。またNEO6のエンジンカバーのNEO6の文字とが赤色から無色になりました。ステージアもR34もセドグロも同じです。
2000年8月でR34スカイラインは後期型にマイナーチェンジしました。

 
↑  スカイライン  25GTターボ (ER34後期)






↑ ローレル クラブS 25t (GC35後期)

3)RBエンジンの終焉

RBエンジンはスカイライン、ローレルといったミドルクラスの車のエンジンとして中核をなしました。しかし、1990年代後半に日産は経営不振に陥りました。1999年に日産はルノーの傘下に入り、カルロス・ゴーンによる経営再建計画の日産リバイバルプランでプラットフォームの整理により直6のRBエンジンとそのプラットフォームも整理の対象になりました。


↑ スカイライン  350GT (V35後期)
2001年6月にスカイラインはV35とモデルチェンジしました。これによりスカイラインの伝統である丸目四灯のテールランプと直列6気筒エンジンも廃止されました。
← VQ35DEエンジン

これによりV6のVQエンジンが搭載され、前期型では歴代初の全車AT車と足踏み式パーキングブレーキが採用されました。ターボ車の設定もなくスポーツ性は低下しました。2001年秋にステージアがM35へとモデルチェンジし、この車も直6のRBからV6のVQエンジンに変更されました。
← M35ステージア
 
2001年 Y34セドリック、グロリアがマイナーチェンジし新生日産のルックスになりましたが4WDのエンジンは依然直6のRB25DET NEOストレート6でアテーサの4WDシステムのままです。
 
↑  R34  GT-R  V-specⅡ Nur

2002年1月にR34GT-Rが排ガス規制にクリア出来ないため、R34GT-RのファイナルバージョンのV-specⅡ Nurを500台限定で発売するが即完売し、その後 M-spec Nurも500台限定で発売するが即完売する。
NurはR32からR34 GT-Rの聖地でもあるニュルブルクリンクサーキットのことを指す。Nurの特徴はレースベースのV-spec N1に搭載されていたN1エンジンを乗用グレードのV-specⅡとM-specに搭載された車です。このエンジンは金色のエンジンヘッドであることが最大の特徴です。
 ← RB26DETT(ニュル専用エンジン)

今でもニュルの中古車相場は600万円するほど人気です。またGT-Rとしての有終の美を飾ったモデルでもあります。
2002年8月に排ガス規制にクリア出来なかったS15シルビアとC35ローレルと同時にR34GT-Rが生産終了。

2002年9月にY34後期型のセドリックとグロリアの4WDに積まれるエンジンはRB25DETのままで馬力は排ガス規制クリアのために250馬力へとパワーダウンしました。
ここで謎な理由はY34の4WDはRB25DETのままで踏襲したのにも関わらず、同じRBのローレルは廃止にしたのは謎です。

2004年秋 日産全店舗全車種発売のためにセドリック、グロリアは統廃合されフーガになりました。それによりRBエンジンの生産は終了しました。

←  Y50  フーガ




←  R34 GT-R Z-tune

2005年にニスモからR34GT-RのスペシャルモデルのZ-tuneを発売。1770万という高額なGT-Rでした。ベース車は生産終了されていたため良質な中古車ベースでした。しかし良質な中古車の入手が困難なため20台生産され販売終了されました。
Z-tuneはRB26のスペシャルモデルで、史上最強RB26でもあります。

以上でRBエンジンは日産の新車から姿を消しましたがしかし直6エンジンは今でも製造されています。 日本では2006年までに生産されていたサファリです。日本ではサファリは無くなりましたが、海外ではパトロールという名前で直6エンジンを搭載し販売され続けています。今でも海外では人気のSUVです。
←  サファリ

4)RBエンジンの海外モデル
RBエンジンの海外モデルは基本的にRB20DETやRB25DETなどのツインカムエンジンを搭載した車は輸出されませんでした。
中東や東南アジアに輸出されていた初代のA31セフィーロはRB20系ではなく直6 SOHC 2400cc 電子キャブレターのRB24Sが搭載されました。
← RB24S



またオーストラリアではホールデン VLには豪州日産製の直6 SOHC 3000ccのRB30EとターボのRB30ETが搭載されていました。
RB30はオーストラリア市場専用でした。
←  ホールデン VL


←  RB30ET


スカイラインGTS系に搭載されるRB20やRB25エンジン搭載車は海外では正式には輸出されませんでした。
しかしイギリスでは R33GT-R、R34GT-Rはそれぞれ100台限定で販売されました。

5)質問コーナー

RB25DEのNVCS有り無しの見分け方を教えてください。
 
 NVCS有り無しの見分け方は写真を見るとエンジンの一番前の部分を見ると銀色の出っ張りがありますそれがクランク角センサーでそのよこにあるのがNVCSです。RB25DET、RB25DE(Ⅱ型)、NEOストレート6エンジン搭載車は必ずあります。
ちなみにGT-RのRB26にはNVCSは最後まで搭載されませんでした。



RB20ツインカムの見分け方を教えてください。

R31やC32に搭載されるⅠ型はエンジンのヘッドが赤と黒になっています。



R32前期やA31前期、C33に搭載される Ⅱ型のヘッドの色は黒とシャンパンゴールドです。



R32後期やA31後期に搭載されるⅢ型はⅡ型と同じ色ですが、前のタイミングベルトカバーの大きくかかれたRB20という刻印がⅡまでありましたがそれがなくなりました。91年以降のRB26を除くRB25、RB20ツインカムは刻印が廃止されました。




RBのNAのツインカムとターボの見分け方について教えてください。



RB20もRB25も共通するのですがエンジンの上にあるパイプ(インテークパイプ)がNAは黒でターボが鉄色です。



NEOストレート6はインテークパイプの色はターボもNAも同じですが、パイプの形状が違います。 NAのパイプは二本になっており、ターボは一本です。NEOストレート6の場合はカバーでわかりにくいですが…


↑  RB25DET  NEO6のカバーを外すとこんな風になります。

Posted at 2011/06/02 12:34:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | RB | クルマ
2011年04月09日 イイね!

トミカとステージア

今日の話題もトミカです。
今日は初代日産ステージア(WC34)です。
コンセプトは6気筒Lクラスワゴンです。

ベースはR33スカイライン、C34ローレルです。エンジンは全車直6のRBエンジンを積んでいます。そのためスカイラインベースのワゴンとして、家族持ちの車好きにはうってつけの車として人気を博しました。


↑ 前期RS-FOUR V
(1)概要
C34ステージアは前期Ⅰ型とⅡ型、後期と進化しました。
ベースはR33スカイラインベースとして知られていますが、R33セダンはサッシュ付きドアですがステージアはローレルと同じハードトップのサッシュレスドアです。また型式もC34とかいてある通りC34ローレルベースと思われます。前期のⅠ型とⅡ型はエンジンラインナップの違いで、外観は同じです。後期型はグリルにフォグランプが付き、テールのウインカーランプがクリアータイプになりました。またグレード構成も変わりました。

 
↑ 前期25X             ↑ 前期  RS-FOUR V
                              
←後期 25RS
                            ↑ 25tXーFOUR

(2)グレード構成
グレード構成は前期後期共にスポーティーなRS系とラグジュアリーのX系が存在します。
前期はRS系はRS-FOUR、RS-FOUR Vはターボエンジンを搭載します。25RS、2リッターのRSです。
X系はターボもありました。25X 25X-FOURです。また廉価グレードの2000のGグレードもありました。
後期は前期のグレード構成はそのまま踏襲されました。
後期はまたさらにグレードが増えました。ステージアのホットなモデルでステージアのノーマル車では初のMTのターボのRS-FOUR Sでず。
3連メーターと専用スポーツシートに専用17インチアルミホイールが装備されました。またATですがFRのターボグレードのRS-Vもありました。RS-Vは駆動方式以外は基本的にRS-FOUR Vと同じです。
RS-FOUR SとRS-Vはホイールが鉄ちんのカスタマイズベースのTypeBも追加されました。後期最終型はRS-FOUR V、25RS、RSのみになり。後のグレードは廃止になりました。また色もホワイトとソニックシルバーだけになりました。

(3)エンジンラインナップは初期型は直6 SOHC 2000ccのRB20E 直6DOHC 2500のRB25DEとターボのRB25DETがあります。エンジンラインナップはR33スカイラインと同じです。前期Ⅱ型はRB20Eがツインカム化されRB20DEになり、NAのRB20DE、RB25DEはC35ローレルが登場を背景にNEOストレート6に進化しました。
しかしターボのRB25DETはC35ローレル前期Ⅰ型同様 NEOストレート6化はしませんでした。
後期になるとR34スカイラインの登場を背景にターボがNEOストレート6化されました。またRB20DEはリーンバーン化されました。また2500cc車のRS系はミッションモード付きのATへと進化しました。
後期の2000年に製造された車のエンジンカバーのNEO 6の文字が赤色から無色になりました。またターボはタービンが違うタイプになったそうです。
また前期後期ともRS系はメッシュのグリルでX系、20Gは横に線が5つぐらい並んでいるグリルです。

また日産の特装車事業のオーテックジャパンからあのスカイラインGT-RのエンジンのRB26DETTを搭載した驚異のワゴンの260RSもありました。
前期と後期もありました。またC34ステージアが生産終了になるまで販売されていました。エンジン、ミッションは後期型もR33GT-Rのものを使われていました。

(4)カラーバリエーション

前期はソニックシルバー、エメラルドグリーンパール、ダークブルーパール、グリーンパール(濃い緑)、スーパークリアレッドⅡ。シルキースノーホワイトパールは途中で追加されました。後期ではエメラルドグリーンパールは廃止されましたが基本的に前期のバリエーションが踏襲されました。後期ではRS-FOUR Sの専用設定色のライトニングイエローも追加され、後期の途中にR34 GT-Rのイメージカラーのベイサイドブルーも追加されました。最終型には色はソニックシルバーとホワイトになりました。
(5)その他の情報
 C34ステージアは衝突安全アセスメントでは最高評価のAAAを獲得しました。 

(6)C34ステージアのターボの純正ホイールについて
 前期 ターボのRS-FOUR Vの純正ホイールは16インチの鍛造のホイールですが、ターボのRS-FOURと25tX-FOURは15インチアルミです。ちなみにこの15インチホイールはR34スカイラインのGT-FOURのホイールと共通です。後期になるとRS-FOUR Sは17インチアルミです。RS-V、RS-FOUR Vは16インチのアルミですが、鍛造ではなくなりました。このホイールはC35ローレル25クラブS 、ER34 25GT-Xの純正ホイールと同じです。しかしラグジュアリー志向の25tX-FOURの純正ホイールは前期のRS-FOUR Vと同じ 16インチ鍛造ホイールです。この理由が謎です。

(7)モデルチェンジ
2001年秋にステージアはM35へとモデルチェンジし、ベースはV35スカイラインでFMプラットフォームとなり、ドアもハードトップからサッシュ付きドアになり、エンジンは直6のRBからV6のVQシリーズになりました。VQ35DE、VQ25DEに ステージアはスカイラインにないVQ25DET搭載のターボモデルが存在しました。ターボは排ガス規制により後期には廃止され、ステーションワゴン人気の低迷でトヨタのマークⅡブリット、クラウンエステートと共に2007年にモデル廃止となりました。
またM35ステージアにもオーテック仕様がありました。VQ35DE搭載車をベースに標準車にはない6MTの350Sもありました。
おそらくZ33やV35スカイラインクーペのミッションを使用されたと思います。
これがステージアの変遷です。 またM35ステージアの衝突安全アセスメントでは最高評価の☆☆☆☆☆☆(シックススター)を獲得しました。初代 2代目ともに安全性の高い車だということもわかります。

本題のトミカのステージアに移ります。
トミカのステージアは1998年販売されました。1998年頃のトミカはRVブームを背景にエルグランド(E50)、ステップワゴン(RF1)、初代スパシオなどがラインナップされていました。
ステージアもその影響を受けて登場したと思います。

トミカのステージアは前期をモデルにされています。色は前期に設定されていたエメラルドグリーンパールです。この色は25XなどのX系のカタログカラーです。 またトミカではこの色でメッシュグリルのRS系のグレードです、RS系のカタログカラーはソニックシルバーです。他にはホワイトぐらいです。エメラルドグリーンパールのRS系は実在するのかっていうレベルです。しかも純正オプションのDAYZのバンパーがついていますからまたさらにレアな組み合わせです。実在しているか気になります。このトミカのような組み合わせのステージアを見たことがあるひとは僕に連絡ください(笑)

この組み合わせにしたのも謎です。トミカの開発者のこだわりなんでしょうか? 気になります。
僕にとってC34ステージア前期はソニックシルバーのRS-FOUR Vとエメラルドグリーンパールの25Xのイメージが強いです。
またちょっとマニアックですがトミカの箱を見るとモデル車両の純正ホイールが5スポークの15インチアルミで25RSかRS-FOURのどちらかでRS-FOUR Vでは無いことわかりました。

またトミカのステージアにはステージア エルグランドセットが存在していました。このセットのステージアもおかしいのです。前期のRS系なのに黄色です。おそらく後期のRS-FOUR Sのライトニングイエローをイメージしたと思われます。この仕様の前期型ステージアは純正では存在しない仕様です(笑)

マニアックな視点な話かもしれないですね(笑)

これからもマニアックな視点でトミカも車も見ていきたいです。
Posted at 2011/04/09 14:21:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2011年04月05日 イイね!

なつかしいもの

なつかしいもの初めてのブログです。 今日の話題はトミカです。 トミカはミニカーの定番で、みなさんも子供の頃に遊んだことのあるおもちゃのひとつだと思います。トミカをきっかけに車好きになった方も多数おられると思います。 僕もそのひとりです。 トミカは120台あり、スポーツカー、セダン、軽自動車、ミニバン、SUV、コンパクトカー、バス、消防車、救急車、パトカー、トラックと多種多様のラインナップです。
最近はトレーラトラックシリーズのロングトミカもありますし、またセブンイレブンやオートバックスなどの実在するお店や消防署、駐車場を模型にしたトミカタウンシリーズもあります。かつてはモーターが内蔵され、専用道路を走るB/Oトミカ(モータートミカ)やパトカーや救急車のミニカーにサイレェンがなり赤色灯が光るサイレントミカもありました。 
 
また最近のトミカの特徴はリアルになったのが特徴です。昔のトミカはテールランプは赤色に塗られているミニカーはほとんどありませんでした。またエンブレムもリアルに再現されています。最近はメーカーのCIマークや車名エンブレムだけでなくグレード名もリアルににかかれています。特に驚いたのが現行レガシィのトミカにはシンメトリカルAWDのエンブレムまで再現されていたところです。
またインパネやシートの形状もリアルに再現されています。 これまではいいのですが…
辛口コメントをすると
マイナー車種や兄弟車種が増えたところです。
マイナー車種とはムーヴコンテやMPV、RVR、トライトン、エアウェイブなどをラインナップするところです。

また兄弟車では現行アルファードとヴェルファイア、現行70系ノアとヴォクシー、先代アルトと日産ピノのような兄弟車やOEM兄弟をたくさんラインナップするところは手抜き感が否めないです。
どちらもオーナーや好きな人にとっては嬉しいですが…


トミカは時代背景も反映していると思います。
かつてのトミカはみんなが憧れる車がたくさんありました。 今はノア、セレナ、アルファード、フィット、マーチなどの実用性のある車やインサイト、プリウス、CR-Zのハイブリッドカーなどの今話題の車種のラインナップが増えました。これも時代背景が反映していますね。
そして国産スポーツカーのラインナップは35GT-R、ランエボⅩ、GRBインプレッサのセダンと5ドア、Z34、FD2タイプR、NSX-R、S2000、RX-8、NCECロードスターがラインナップされていますが最近は減少傾向です。これも時代を反映していますね(>_<)
僕が子供だったころ の1994年ぐらいはR32GT-R、S13、Z32、80スープラ、AW11 MR2、ST165セリカ、NSX、FC3S RX-7、NA6Cロードスター、30ソアラなどがありました。この頃のトミカは本当に憧れの車ばかりでした(^O^)
また昔のトミカの雰囲気はなんともいえないほどいい雰囲気でしたね。


次に僕のお気に入りの5台を紹介します。
僕が特に好きだった車の1番はZ32フェアレディZでした。
やっぱり僕らの世代 のトミカファンでは憧れの的だったと思います。 赤色のTバールーフのZ32はすごくカッコイイ車でした。Z32は標準車以外にパトカー、サイレントミカのペースカーとB/Oトミカの標準車とパトカーがありました。B/OトミカのZ32の300ZXというサイドストライプもとてもかっこよかったです。
多種多様のラインナップをするほどZ32は子供達に憧れるクルマだったと思います。

二番目はS13シルビアです。
今や走り屋やドリフト族の人気の定番車のS13ですが、当時はホンダのプレリュードとトヨタのソアラと肩を並べ、デートカーとして人気を博したクルマでした。
発売時のキャッチコピーは『ART FORCE SILVIA』で、美しいデザインも特徴です。特にライムグリーンツートンのS13は憧れのクルマでした。
僕はフルノーマルのライムグリーンツートンのS13は超カッコイイです。
またS13は前期のCA18のプロジェクターヘッドランプと純正オプションのホイールキャプの組み合わせは最高です。

3番目がR32 スカイラインGT-Rです。
これも僕にとって思い入れのある車です。僕がスカイラインが好きになったきっかけの一台です。またスカイライン好きのみなさんもR32がきっかけの人も多いでしょう。
この車もS13同様 走り屋に人気のクルマです。 R32は以降のスカイラインより軽量で発売から20年経過した現在も人気車種です。R32は今ではフルノーマルはかなり希少になりました。
でもGT-Rもフルノーマルが最高です!
ガンメタのR32と純正ホイールは最高の組み合わせです。
トミカでもガンメタの標準車以外にパトカー仕様やグループAのカルソニックやリーボックのレース仕様や頭文字Dや湾岸ミッドナイト仕様もあり多種多様な仕様が販売されていました。そのなかのお気に入りは標準車とカルソニック仕様が好きです。スカイラインのレース仕様はカルソニックというほどカルソニックスカイラインと星野一義選手の組み合わせは最高に好きでした。スカイライン好きにとってカルソニックスカイラインは憧れの存在でもありました。

4台目は初代ソアラ(MZ10)2800GTです。
この車はハイソカー、デートカーの元祖です。ハイソカー人気の火付け役の車です。発売時のキャッチコピーは『未体験ゾーンへ』。当時、最新のメカニズムを搭載した車です。豪華な内装とデジタルメーター(デジパネ)が特徴です。
今では発売から30年近く経過し、今ではお目にかかることがなくなりました。また80年代後半から街道レーサーのベース車両として使われ、タケヤリマフラー、シャコタン、なかには屋根をぶった切った初日の出暴走にもたくさん使われ今ではフルノーマルは超希少になりました。やっぱりソアラもフルノーマルが最高です!
トミカではシルバーが標準車として発売されました。
またサンルーフ付きで窓も開く仕掛けがありました。またシートの表皮の模様を再現されていたのを覚えています。

5番目はMS130系クラウンです。
この車もバブル期のハイソカー人気の王道となった車です。当時は『いつかはクラウン』といわれるほど車好きでない人でもいつかは所有したいというほど憧れる車でした。うちの父親もいつかはクラウンに乗りたいと今でも言っているほどです。130クラウンは僕にとってクラウンといえばこれというほど好きです。130クラウンは1Gの直6 2000cc NA、7M-GE 直6 3000cc NAが売れ筋ですが、1G-GZEのスーパーチャージャーもありました。 後期型はV8 4000cc 1UZ-FE搭載車もありました。この車もソアラ同様に街道レーサーや初日の出暴走族に人気のあった車でした。またVIP仕様にも人気の車でした。また昨年の9月で終了したエコカー補助金対象車だったためかなりの数が廃車になりました。今ではかなり貴重な車になりました。 130クラウンはフルノーマル、コーナーポール、字光式ナンバープレート、シート半カバー、グリルにJAFのバッチをつけた組み合わせが最高です。またデジパネも最高です。
 トミカの標準車では白色がラインナップされていました。またタクシー仕様、道路公団パトカーや色違い仕様としていろんな仕様がラインナップしていました。
僕はカーキャリアセットについていたシルバーを持っていました。
ピラーがかなり壊れやすく、僕の130クラウンのトミカは乱暴に使われ、最終的に初日の出暴走族仕様みたいにオープンカーになっていました(-^〇^-)
でもお気に入りの車でした。



これからもトミカについてブログを書きたいです。
トミカマニアの人は語り合いましょう!

Posted at 2011/04/05 22:55:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「[パーツ] #スカイライン スーパーダイレクトイグニッションシステム SF-DIS-008 https://minkara.carview.co.jp/userid/796402/car/1475163/9251708/parts.aspx
何シテル?   06/07 18:48
よろしくお願いします。 僕は幼いころからのクルマ好きです。 もうクルマ好き歴は20年経ちます! 好きな車は結構幅広いです! ですので誰でも気軽に話しかけ...
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