KNIGHT SPORTS フロントバンパースポイラー  

【総評】
昨年の7月にお披露目されてからずっと気になっていた、knightさんのフロントエクステリア（品番：KZD-71101）です。今年の東京オートサロンでデモカーを拝見して購入を決めました。
CX-3用のエアロも出揃ってきましたが、バンパー丸ごと交換タイプの本製品は造形もダイナミックで迫力がありますし、フロントグリルを交換する製品として現状では唯一？MRCCエンブレムに対応しているのも大きいです。

未塗装の製品を通販で取り寄せ、色々とお世話になってるディーラーさんで塗装して頂きました。
塗装（塗り分け）についてですが、デモカーがソウルレッドで自分のクルマがセラメタですし、そもそも本製品のみんカラでの装着例も思ったより少なかったので、完成形のイメージをつかみ難く非常に悩みました。
ひとまずは自分の要望全部入りで見積を取ったところ、まずまず納得の価格でしたので4色塗り分けに決めました。基本はknightさんのデモカーと同様にボディ色のセラミックメタリックと樹脂部分のカラーに合わせて調整したグラファイトマイカ、エンブレム両サイドのフィンはソウルレッド、フォグランプべゼルとがリップスポイラー先端部分はブライトシルバー、の塗り分けです。

製品自体はシンプルに1ピースで構成されており、グリル・シグネチャーウィング・フォグベゼル等も一体成型となっています。各開口部分にはカット済のアルミグリルメッシュを裏面からフックで固定し取り付け、純正バンパーからフロントエンブレム(MRCC搭載車用フロントマスコット)・ウィンカーユニット・フォグランプユニット・ナンバーベース(加工要)を移設します。フロントエンブレムとフォグランプユニットは元々付いていないグレードだと買い足さないといけないので面倒ですが、Lパケだどそのまま移設できました。
ナンバーベースについては、純正品を加工するのも面倒なので、社外品(CARMATE LUXIS ナンバーベースショート LS367)を加工して取り付けました。ナンバープレートの位置をなるだけ下げ、程よい角度が付いたので満足しています。
牽引フックカバーについては、純正バンパーが左右に付いていますが、knight製は助手席側のみです。そこそこ重量感のあるカバーパーツを両面テープで貼り付ける仕組みなのですが、ディーラーさんがカバー無しの状態で当該部を綺麗に塗り分けてくれましたのでひとまずそのままにしています（謎

取り付けはDIYで行いましたが、バンパー本体のフィッティングも各移設パーツの合わせもほぼ完璧でしたので、取付作業も苦労せずに済みました。
梅雨入り前に取り付けて予定通り1年周期のボディコーティングまで済ませられたので、良かったです。

【満足している点】
パーツそのものが大きいので塗り分け方によってかなり印象が変わってくると思いますが、ディーラーの塗装担当さんと事前にコミュニケーションを取って綿密に打ち合わせしましたので、色分けの出来栄えも素晴らしく非常に満足しています。
ベースとなるボディ色と樹脂パーツ色以外の2色は、主張しすぎない様出来るだけ面積を絞った事で、厳つさの中にも純正感と上品さを残せたのではないかと思います。
最低地上高(リップ下クリアランス)が純正バンパーとほぼ変わらないので、下を擦る心配が少ないのは精神衛生上GOODです。でも逆に車高落とすのに抵抗が無くなっちゃいますよね（笑

【不満な点】
材質がFEP製で割れ易いので、より注意しないといけません。
各パーツが一体成型なので、フォグベゼルを交換したり、シグネチャーイルミを取り付けたりする楽しみが削がれちゃいます。
また当然と言えば当然ですが、各部位の造形が純正品と異なっているので、純正用のアフターパーツを取り付けるのも難しいですね。

関連情報URL：http://www.knightsports.co.jp/product/%e3%83%95%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%bb%e3%83%90%e3%83%b3%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%83%bc-for-cx-3/