助手席アウタードアハンドル交換③ 【取付&再加工編】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
アクセラ標準ハンドルとビアンテ用メッキハンドルの"2個イチ"により、組み立てた前部部品と後部部品を助手席ドアに取り付けます。
写真上はドアハンドルを外した珍しい状態の写真です。折角なのでクリーニングしておきました。
取り外し時と逆の手順で、前部部品⇒後部部品⇒トルクスネジの順で取り付けていきます。ドア内部の接触部分にはKUREのシリコングリースを塗っておきました。プラスチック部品にも使用できるので便利ですよ。
途中の写真はありませんが、写真下が完成した状態です。フィッティングは完璧で、ドアの開閉時にも全く問題はありませんでした。(^^)v
2
この状態で2・3日過ごしてみましたが、どうもメッキハンドルに交換した助手席側のアドバンストキーの感度が悪くなっている様です。
解錠時にショルダーバッグにアドバンストキーを入れ、腰の後ろでタスキ掛けにした状態(バッグとドアハンドルの間に自分の体がある状態)だとリクエストキーを押しても解錠できない事があります。
また、私はアドバンストキーの設定変更でオートロック機能をONにしているのですが、車から少し離れた状態で助手席ドアを閉めると『ピッ』というアラーム音が鳴らず、車から離れてもドアロックされないという事もありました。
日産セレナ等ではメッキドアハンドルカバーを後付けした際に、この様な状態になっているという記事を目にしていましたので、クロームメッキが何らかのいたずらをしているのかも知れません。
取扱書を見ると作動範囲はドアハンドル中央部から80cmとありますが"腰の後ろでタスキ掛け状態"の時は80cm以内でも作動しない感じですね。
3
アテンザでメッキドアハンドルを付けられている方も、『手をドアノブにかざし入れるだけでリクエストボタンを押さずともドアロック解除できる機能』が作動せず、KEY警告灯が赤点灯するいう問題に遭遇されている様です。アクセラの場合はそこまで深刻な問題では無いですが、アドバンストキーの感度悪化は何とかしたい所です。
そんな中、アテンザ乗りのとし@GHさんのブログを拝見して、ドアハンドルカバーの内側のメッキを剥がすというアイデアを参考にさせて頂き、実践してみる事にしました。とし@GHさん、この場をお借りしまして御礼申し上げますと共に関連情報にリンクを貼らせて頂きます。m(_ _)m
アウタードアハンドルのカプラーを外すには、再度フロントドアトリムとインナードアパネルを取り外さなければなりません。それだけでかなりブルーになってしまいますので、2回目はカプラーを外さずにメッキカバーだけ分離してみました。
写真左の様にドアハンドル下部をプチプチシートで保護しておいてドアハンドルを引き出します。次に写真右の状態で3か所のビスを外し、表カバーを浮かせた状態でキーレスアンテナユニットの両面テープを剥離します。両面テープは一度剥がしているので2度目は苦労せずに剥がせました。
※このやり方は2回目以降限定です。1回目は両面テープの剥離にかなり苦労しますのでカプラーを繋いだ状態だとドアに傷を付けちゃう恐れもあります。(≧≦)
4
①外した表カバーの内側のメッキを剥がしていきます。
②今回はキーレスアンテナユニットの正面部分のみ、必要最小限の範囲のメッキを剥がす事にします。削る部分以外をマスキングテープでしっかり保護します。
③表カバーの外側です。万が一にもこっちに傷を付けたら悲しすぎますので念には念を入れてフランケンの様にぐるぐる巻きに。(笑
5
④80番の布ヤスリから初めて最後は1000番の耐水ペーパーで仕上げます。もっと粗い番手から始めれば早く削れますが、あくまで慎重にゆっくりと作業しました。20分位かかったかな?
⑤メッキを削った分の厚みを戻すのと、ABS表面の保護を兼ねてクリアを厚めに拭いておきました。見えなくなる部分なんですが小奇麗になりましたね。
⑥マスキングテープを剥がして完成です。他の部分はきっちり保護してましたので傷は付いてません。よしよし(^^)v
6
ドアハンドルを復旧する前に、ゴムカバーを押さえる爪が無い為に浮いてしまっていたゴムカバーを絶縁テープで本体に固定し直しました。
やはりこの部分は将来的に不安要素が残りますね・・・・・
7
完成した表カバーを本体に取り付け直します。
今回もアンテナユニットの両面テープは今回も貼り直さず、元のまま使います。表カバーへの粘着力は落ちていますが、今後不具合が出た際には、再度バラす必要があるかもしれないのでその為の保険です。
最後に裏面のビスを3か所止めれば前部部品の再組み立て完了です。
あとは1項と同じ手順でドアに取り付けて完成です。
8
気になるアドバンストキーの感度ですが、"腰の後ろでタスキ掛け状態"の時でも80cm以内であればほぼ作動してくれる様になりました。
最後にオートロックで施錠される範囲を調べる実験をしてみました。
アドバストキーを手に持ってドアを閉め、『ピッ』というアラーム音を確認した後、キーをドアハンドルの高さで手で持った状態(ドアハンドルとキーの間に障害物は一切ありません)で後ずさりしながらゆっくり車から離れて行き、どの距離でロックがかかるかを確認してみます。
標準ハンドルのままの運転席側と、メッキハンドルに交換した助手席側で、それぞれ車両の横方向と前方方向に移動して測定しました。
ロック範囲を図示すると左図の様になります。後ろ半分は測定してませんのでテキトーです。(^^;
青色が今回メッキハンドルに交換した事で変化した部分です。ちなみに助手席ドアを閉めてから後部まわりでリアゲート前を経由して運転席ドア前まで移動した際には途中でロックはかかりませんでした。リアゲートのアンテナユニット(車外発信機)が良く効いているみたいで良かったです。(^^)
見下ろし図にすると、結構作動範囲が狭くなってしまった様に見えますが実用的には問題無いかな? という感じです。これなら運転席側も同様の方法で施工すれば大丈夫かと思います。
ドアを閉める際にアドバンストキーが認識された『ピッ』というアラーム音を確認して、クルマから離れるクセを付ける様にすれば良いかな。
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