2014年10月29日
昨日の朝、テレビで取り上げられてました。
交通事故の訴訟が10年前の5倍以上になっている。
そりゃ、そうでしょ。 と言うより、私個人的には 「その程度(5倍)にしかなってなかったの?」 と思いましたよ。
まず、昔はなかった「弁護士特約」 もしもの事を考えると、安い掛け金で うそ、ハッタリかまし ・ 脅しさえ言う事もある悪徳な保険屋の出し渋りに騙されない、または、 当てておきながら とんでもないウソをつく加害者に
入っていれば、 300万までは こちらは一切お金を払う事無く 弁護士さんにお任せできます。
中でも 一番 アホらしいのが、 自分の過失が 0 の場合。
自分側の保険屋は 関われませんので、それをイイ事に 相手の保険屋は ウソやごまかし言いたい放題って場合も多いようですし、相手は そんな事ばかりしている、ある意味プロですから、 これは 入っておく方がいいです。
昔でも 出し渋りはあったとは言え、弁護士会の相談で とっても有名な存在の、某ダイレクトをはじめ タチの悪いそんな所が多くなって 被害者だけでなく 修理・鈑金の方たちも 昔はなかったような 酷い払い渋りに大変迷惑しているのです。 個人の所なんかは、工場の存続にも影響してきます。
でも、テレビで言ってたんですが、 最初の安い着手金での示談交渉を真面目にせず 次の着手金も取って、訴訟に持って行こうとする(実は、最初からそのつもりで) 弁護士も多いようなのです。
弁護士特約がなかったら、 その辺の普通の人が、自分ですべてお金払って弁護士を雇ってまで訴訟をすると言うと、それこそ 被害額がちょっとやそっとではない場合か 損をしてでも 許せないと言う気持ちが かなり強いかであって、 大抵の人は 泣く泣く諦めてしまった人も、 入っていれば 当然、使います。
しかも、これは使っても等級に影響ありませんし。
自腹を切る訳ではないから、入っていれば 示談だけであろうと 訴訟しようと、 弁護士の勧められるまま してもらいますね。
それで、交通事故の訴訟がとっても増えて 地方裁判官は 超~忙しくなってしまったようですが、 このままでは お金を負担している保険屋が行き詰ってきますよ。
また、弁護士が入ることで、保険屋が勝手に決めている「保険屋基準の金額」 から、「弁護士基準」 の 金額での請求に変わるので、この金額の差が かなり大きい。
大したケガでなく、手術・入院や通院などが そんなにない場合は差はしれてますが、ケガが大きかった場合や後遺症が残ってしまった場合は、 特約に入ってない人でも 自分で弁護士を雇って自腹を切っても まだまだ 後で入る金額の差額は大きいんですから
特約に入っていれば、相手や相手の保険屋とのトラブルだけでなく、請求金額のためだけにも使う人も 当然います。
そもそも、保険屋基準・弁護士基準(裁判基準)・・・、なんてあるのがおかしいんですよ!!
弁護士を雇う人が多くなって、 保険屋基準などと言う保険屋の世界だけで勝手に決めた 安い基準を 何も知らない素人に それが普通に支払われる金額のように言って払ってきた事も、昔のように通用しなくなってきています。
こうして・・・・、任意保険も弁護士特約も 段々上がって来ると言う事になるんですね、きっと。
Posted at 2014/10/29 10:21:41 | |
トラックバック(0) | 日記