
一週間遅れですが、9月の三連休に岐阜の友達が久々に北海道にやってきました。車に鉄に旅行、温泉と、何かと趣味が似ているので早々に札幌を離れて温泉旅行に。
ブログの複数画像機能を試しついでに旅日記です。
まずは別の友人と3人でジムニーオーブンで旅立ち。
初めてリアシートに座りましたが、シートバック低くてエマージェンシーシートもいいところで、さらに凄まじいロードノイズに幌からの隙間風と、体力勝負の移動でした(^^;)
ちなみに、高速遠出モードで燃費は10ちょい。おお、高速使ったのに2桁行った!と喜ばれる楽しい(悲しい)車です(笑)
初日の宿泊地は虎杖浜温泉。
マイナーな温泉ですが、かの有名な登別の隣町です。登別東ICから10分もかからない距離。
硫黄系がメインの登別と違い、こちらは食塩泉(今の表記ならナトリウム塩化物泉)でツルツルになります。
こちらも負けず劣らずの名湯だと思っていますが、如何せん一般受けする綺麗な宿が少なく、道内でも結構マイナーなまま。
でも、私は大好きで、札幌から近いのでよく行きます。
泊まったのは一番好きなホテルいずみ。
建物古いし、お風呂も小さいし、大きな飛び道具があるわけではありませんが、程良い感がお気に入り。
小さいながらも、太平洋が望める露天風呂は極上です。タイトル写真がそうですが、泊まった翌朝は見事な秋晴れで、絶景の一言!
部屋は質素ですが、気の知れた友人と来るなら気になりませんし、料理も豪華ではないけど、美味しかったです。それで8500円で泊まれるんだから、十分リーズナブル。
楽しい宴を終え、翌日にはジムニーの友人が仕事で早くも離脱(泣)
一旦札幌に戻ってロードスターに乗り換えです。
北上する中、砂川SAのハイウェイオアシスで男二人でスイーツ(笑)
最近知名度急上昇中の北菓楼でパフェ、そして夕張メロンピュアゼリーで有名なHORIのベネズエラ産チョコソフトと、ハシゴしてきました。
このベネズエラ産チョコソフト、ビックリするほどビターが効いてて、これは凄い。ビター好きな方は是非!
あとはひたすら移動。
岐阜の友人はAE111乗りの車好きなので、車談義に花が咲き、ロードスターも運転してもらいましたが、FRの本格試乗が初めてだったそうで、FFとの違い(動きの滑らかさ)に驚いてました。ついでにブレーキの効かなさにも(^^;)
ついでに、良いタイミングで雨降ってくれて、雨なのに濡れないオープンを体験してもらえて良かったです(笑)
最初はひたすらオープン、寒くなってからもNA開けでがんばります。
二日目の宿は糠平温泉。今はぬかびら源泉郷ですね。
ここもマイナーな温泉地で、少し前までは典型的な寂れた温泉地でした。
唯一のガソリンスタンドは撤退して、最寄りのGSは23km先。上川から入ると106kmもGSがないという場所です。コンビニもありません。
建物も古く、時代に取り残されたような温泉地でしたが、宿の経営者達が一致団結して復活を試み、全施設源泉掛け流し宣言、外湯めぐり、地名変更(糠平温泉→ぬかびら源泉郷)等々、熱い温泉地として復活しつつあります。
泊まったのは以前からのお気に入りの中村屋。
建物は古いですが、創意工夫の塊のような宿で、逆にその古さがいい味を出しています。
ロビーで無料の士幌ポテチを炙って食べられたり(マンガもあり)、ゲームから三脚、双眼鏡、充電器などの貸し出しルーム、貸し切りプロジェクタールーム、古いのに無線LANサービスつき等々、唸るようなサービス盛り沢山。
料理も見たことないような地元産のものばかり。ありきたりなものは一つもありません。
全部の写真載せるのもあれなので、初期状態の写真だけ載せますが、このあと7品出てきました。
ロビーの士幌ポテチ炙り。
朝食バイキングすらも個性的なものばかり。
あいにく部屋は一番シンプルな和室小しか空いてませんでした(泣)
これで8000円。
でも、ここで一番凄いのはチェックアウトが12時なこと!
翌朝も思う存分のんびりできます。
さらに、閑散期は12時~翌日15時(27時間!)だったりと、凄まじいです(笑)
これに慣れると、普通の宿の10時なんて早すぎて…(^^;)
案の定、翌朝は12時ギリギリまで粘ります(^^;)
宿を出て散策開始。
糠平と言えば旧国鉄士幌線の跡が名物です。
秋から春まで湖に沈むタウシュベツが名物ですが、あいにくこの時期は完全水没(泣)
でも、タウシュベツ以外にもアーチ橋が沢山あり、そちらは年中見えます。
第五音更川橋梁。
第三音更川橋梁。
士幌線跡を活用したエコレール。木で作ったレールです。
何と札幌の方が出張運営してるとか。
遅い昼食は糠平湖畔の神秘熊塾。
隠れ家的な雰囲気が落ち着きます。
チャイを頼んだのに、来た瞬間こぼしてしまい、無料で作り直してくれました。
すみません…(汗)
インドカレーの熊カレー。
辛くて美味しかったです。
本当はこのまま札幌に帰る予定だったんですが…、あまりの居心地の良さに、急遽糠平連泊することに(^^;)
たまたま岐阜の友人の飛行機の最終便が1席空いてて、そちらにずらすことで実現。
今日中村屋をチェックアウトするとき、連泊を勧められたんですが、「連泊オススメして当日来られた方は初めてです(笑)」とのことでした(^^;)
いつも旅行は行き当たりばったりですが、今回は新しい形でしたね(笑)
そして、泊まりたかったリニューアル済みの部屋、新和室が空いてました!
円形の角部屋を手作りでリニューアルしており、障子の向こうにも和室があります。
本来なら12000円ですが、夕食の関係で(後述)9500円で済みました。
同じ宿とは思えない部屋の造りに友人もビックリ。
ただ、夕方の飛び込み連泊だったので、夕食が用意できず、外食場所もないので夜食を作って頂くことに。
賄いメシみたいなものですが…と言われたものの、具たっぷりのうどんにわかめおにぎり*3、さらに漬け物なども沢山付けてくれて、これは美味しくて温かかったです。手作りの専用部屋食という感じで、昨日よりもむしろ贅沢に感じられたほど。
さらに昨日遅くて入れなかった外湯めぐりに(宿泊したら無料で入れます)。
お気に入りの糠平舘観光ホテルの混浴露天。
もう一つのお気に入り、湯元館の混浴露天。
打たせ湯の部分が迷路みたいになっていていい雰囲気なんですが、あいにく日が落ちていたので全景はうまく撮れず。
中村屋の露天も決して悪くはないんですが、外湯の二箇所に比べると見劣りしてしまいます…。
基本的にお風呂で宿を決める人ですが、ここに関しては総合力で中村屋の勝利でした。
こうして楽しい時間はあっという間に過ぎていき、連泊でも全然もの足りず。
翌日も12時まで粘りましたが、今度こそのチェックアウトに二人ともどんより現実逃避モード。
このまま移住したい…(^^;)
帰りの寄り道はナイタイ高原です。
ここは北海道では珍しい高原風景。ジェットコースターのような道路が印象的です。
糠平を出たときは快晴だったのに、ナイタイ高原はあいにくの曇り空。
標高の高さもあってオープンどころではなく、一気に季節が変わったよう。
レストハウスで最後の食事。
チーズ焼きカレーとソフトクリーム。どちらも美味!
帰りに少しだけ晴れ間がのぞいてくれました(^^)
フォトギャラリーにも載せた一枚。
あとは新千歳をめがけてひた走ります。
音更からずっと高速ですが、岐阜の友人は初めての道東道。高速でのあまりにあっけない峠越えに驚いていました。道央と道東は長らく険しい峠で遮られていましたから。
そして今月末にはついに道東道全通で札幌と直結されます。
長らく待っただけに感無量です。
でも、便利になった反面で旅情は失われ、目的地を長時間堪能できる利便性か、移動を楽しむ情緒か、旅の二律背反要素ですね。
あと一ヶ月で終点から中間点になる占冠ICです。
最後は新千歳に直結しているR337バイパス区間走りましたが、延伸区間がエアーナビに反映されておらず(昨年12月の延伸なのに)、少々振り回されました。
やはりナビを信じ切るのは危険だと思い知らされると共に、自分ナビの見識の低さにも反省(-_-;)
ガソリン残量ギリギリで札幌に帰り着き、599km走行で残り3L(42L給油)。
別記事にも書きましたが、給油ランプないことに初めて気付きます(汗)
序盤以外はロードスター大活躍で、ほとんどオープンorNA開けで走りましたが、今回はロードスターも脇役。岐阜の友人もNAロードスターでのオープン経験ある(byみん友兼リアル友のたけっさん)ので、新鮮なネタはあまりなく。
初めてブログ複数画像機能使いましたが、表示サイズでかくてビックリです(^^;)
画像使い放題もあって、温泉モード全開の思い切り旅日記になってしまいました。
乱文ご容赦(汗)