COMANDシステム　ジョグダイヤル故障修理　その１

コマンドシステムのジョグダイヤル（正しくはコントローラ）が故障して、回転が効かなくなりました。回転を使わなくともほとんどの操作は可能ですが、唯一、ナビの縮尺変更ができません。前後左右と押下は正常なので、ユニット内部の軸が折れてしまったものと判断しました。定番のトラブルです。アッセンブリーで交換すると、工賃を含めて７万円コースと聞きました。そこで、折れた軸の部分をebayで購入してDIYで交換しました。

部品は$29.95。３３００円ほどで、米国からの送料を含めて４０００円程度でした。
購入先は関連リンクを参照してください。
海外通販が面倒な場合は、ヤフオクなどでも買えると思います。

はじめにジョグダイヤル部分のカバーを外します。嵌っているだけなので、リムバーを差し込んで外します。

カバーを外すと青いコネクターがあるので、手で外します。

コンソール左右のモールを外します。内側の溝にリムーバーの先端を差し込んで、上方向に持ち上げます。

カバーを外します。はじめに前側を上方向に外し（持ち上げ）ます。次に、車の進行方向に抜きます。
（ポイント！）かなり固いですが、ネジ止めはありません。部品を割らないように慎重に作業してください。

カップホルダーや灰皿がある部分のネジを４本外します。写真では、行程６で外したカバーがついた状態ですが、このカバーを外さないとネジにたどり着けません。T２０のヘックスローブです。ネジを外し、カップホルダーと灰皿の部分を上方に少し動かせるようにします。外す必要はありません。

ダイヤルユニットを留めている３本のネジを外します。T20のヘックスローブです。
ダイヤル前方のネジにアクセスするために、作業工程７のカップホルダー部分のネジを外す必要があります。

その２に続く。