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黄色いキャリパーのブログ一覧

2011年10月21日 イイね!

PCCBの効き具合5

 PCCBの効き方が実はもっといいんだという確信はほしいですが、あまり危険なことはしたくないのも本音です。



 が、実はしてしまったのですね、これを。

 左右差のない(に近い)状態を少しでも作ってみたいと考えていたので、某友人に電話しました。一番に聞いたのは、彼のBWが82キロぐらいとの事でした。そこで、それまでの事情をすべて話した上で、“(速度は)以前ぐらいまでで、ちょっと強い目にはブレーキングする”ことをさら~っと話をして。

彼もクルマ好きで、今回の相棒の購入にあたっても、親族なども含めて、本当の意味での唯一の理解者だと今も思います。よく相棒を“○○ちゃんの理想的なクルマの1台やからね”という言い方を何かにつけて言ってくれます。また、ガヤルド見に行った時も運転手をかって出てくれてディーラーまで連れて行ってくれました。

 約束した日は晴れで路面はDRYになりました。もし雨なら、あるいは路面がWETであればするつもりはなかったですが、神様は味方してくれたようでした。

 自宅から友人宅までは約1キロ、そこからいつものテストコースまで10キロ強。目的の場所に着くころにはタイヤは温ってました。軽く一周しながら、道路状況の確認とブレーキをちょっとは踏んで直ぐ放し、ちょっとは踏んで直ぐ放しを繰り返しました。PCCBの状態はいいようでした。

 2周目にトライしました。

 4速、○△■キロをだして、フルブレーキングしました。タコメーターの針は一気に回転数を落として行きました。(←:これ一度、動画撮影したいけど、スピードも映るから撮影できてもアップ出来ないんです)

 久しぶりのように感じましたが、実際には今までの中でも1,2の強さのブレーキ力でした。シートベルトも肩に食い込む感じで、息をしようとしても、胸郭が広がらないくらいでした。踏んだ右足にABSのガ、ガ、ガ、ガ、がという反動がいつもより強くてすごい勢いで伝わってきました。クラッチ切り忘れたらエンストしそうでしたが、うまく切れて止まれました。

 止まったのを確認するかのように数秒してから、またゆっくり運転し始めて、いつもの水車のある広場で休憩しました。クルマから降りると、何故かわかりませんが、二人とも声を出しながら笑らってました。



 自分の中ではやはりPCCBが一番でした。左右差をなくしたら、自分の表現するフルブレーキの時の不安定感は出ませんでした。


 一つ目のポイント、ブレーキ温度、つまりPCCBを温めるという必要性はよくわかりました。

 しかし、どれくらいちょいブレや普通のブレーキを繰り返したらPCCBが温まる、もう少し言えば、強いブレーキングをしてもいいレベルに温まっているのかを実感できるレベルまではわかりませんでした。
今後のこれが課題にもなっていくと思います。ただ、気温(外気温センサー)とタイヤの圧の上昇が一つの指標にはなりそうです。



 この日はもう一つわかったことがありました。それは、最初に書いた2つ目のポイントでした。

 それは“ブレーキの踏みの方(踏む量)”でした。
Posted at 2011/10/21 20:05:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | PCCB | 日記
2011年10月16日 イイね!

PCCBの効き具合4

PCCBの効き具合4 正直なところ、今に至るまで、SUZUKAを2周してPCCBが温まったという印象は自分にはわかりませんので、もっぱらタイヤ圧モニターでだいたい、0.2~0.3bar上がったぐらいを目安に今もしています。

 ですから、DIXCELのサーモスタットを購入して、SUZUKAや一般道、新名神等で試してみました。

 結論からいえば、149℃までキャリパー温度が上がらなくて、ラベルの変色は見られませんでした。(写真は撮り方がうまくないかもしれませんが変色していません)

 もっと強力に踏まないといけないのかもしれませんが、自分的にはそこまでのレベルのブレーキングは今のところ必要ないか経験していないということになります。
 でも、結構、某テストコースでは、○△0キロからの減速はやっています。このときのエンジン回転数の下がり方は半端でなくて、ホンマにクラッチ切る暇なくエンストして止まるんちゃうかみたいな勢いです。


 相棒の購入に対しては、2つの車種が対抗車としてありました。1つは430スクーデリアで、もう1つはガヤルドスパーレジーラ(初代)でした。
 430スクーデリアは助手席試乗でしたが、ガヤルドスパーレジーラは、名神で試乗させてくれました。営業さんが助手席に乗っていましたが、○×△キロからのフルブレーキテストを2回させてもらいました。
 この経験は今でも頭からはなれませんが、減速Gと減速感はやはり相棒のほうがいいと今でも感じています。ただ、やはりそれなりの速度からの減速なので、相棒といえどやや不安定になりますが、ガヤルドスパーレジーラは4WDでもありその点の安定感は抜群でした。
 これがビビっときて、購入しようと80%ぐらい考えていましたが、左フロントタイヤの関係で、運転席での自分の左足の置く位置がなんともしっくりこなかったことが、ず~っと、今も頭の隅っこで引っかかって、ハンコを押せなかった感じがします。(正直なところはちょっと金銭的なことでもあります (^_^;) ココ大事:後述します!) 

そんな頃、後期型の発売の案内がPCより電話がかかってきました。 

 “今なら×月生産の枠が取れます” と


 慣らしを終えた頃、ガヤルドスパーレジーラは単に4WDで、相棒はRRだからフルブレーキの時のやや不安定感が出るのかという疑問が頭に残っていました。

 サーキットでは慣熟走行で数人乗ったりはできますが、フルブレーキのテストをするような速度では一般のドライバーでは数人で乗るようなことはさせてくれません。数人で乗るのはプロのドライバーの同乗時のみです。更にプロもよっぽどでない限り危険マージを十分考慮したうえでの速度であったり、またそのようなブレーキングをしてくれるので、自分が思っているような答えがはたして見つかるのだろうかとも思いました。
 確かにそういう講習会でいろいろ教えてもらう(尋ねる)のがいいのだろうとは思いましたが、なかなか平日は休みが取れないうえに、SUZUKAはあまりそのようなイベントなく、最近はそのような講習会はFSWでもっぱら行われているようです。(2回ほどFRですが乗りましたが、思っていたのとは違いました。)


 フルブレーキの時のやや不安定感をもう少し具体的に表現するなら、フルブレーキ開始時に直進状態であってもブレーキングしているうちにやや後ろが左に流れるということです。

 もう少し付け加えると、ガヤルドスパーレジーラの時は、体格的には自分と同じかやや大きかったような営業さんの方が助手席に乗っていました。つまり、そんな方が同乗していたこともあり、あの試乗時には左右のバランスには比較的差がなかったので、安定感が出ていたのではないかという疑問です。
 これに対して、相棒の時は自分がドライバーとして1人だけ乗っているだけなので、重量配分的には、左右の重量バランスは左に85キロ重い状態と明らかに差がある。

 そこで、この左右差を何とかすることで、PCCBの効き方が実はもっといいんだという確信がほしくなりました。
Posted at 2011/10/16 22:29:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | PCCB | 日記
2011年10月11日 イイね!

PCCBの効き具合3

PCCBの効き具合3 そこで、前述の某評論家に確認したところ、
“サーキットなら2~3周してからアタックしたらいい”と、加えて、
“ミシュランはDRY専用、ピレリーはWETでもいけるかな”てな返事でした。

 京都にいたころからの馴染のショップでは、“DIXCELのサーモスタットを用いてキャリパーの温度から予想してみたら”と意見を頂いた。

 もともとサーキット走行をすると考えていたので、サーモスタットは購入してみようとは思いました。
慣らし完了からよく参加している走行会のSUZUKAサーキット(フルコース)debutまでは約2カ月しかありませんでした。2か月もあるじゃないかと言われる方もおられるかもしれませんが、仕事柄乗れる機会はあまりありせんでした。

 相棒(自分のGT3のこと)で、今までのクルマと一番の違いは高回転型でした。つまり、慣らしまでは、4000rpmまでの縛りでしたから、そこから徐々に走行距離500キロごとに1000rpmずつ上げていく予定でしたが、8000rpmまで単純に計算しても後2000キロ乗ることになります。3500~4000rpmでスポーツマフラーのバルブが開き、ここから上はピークを目指してアクセルを踏んだら踏んだだけリニアに回っていきます。これはもうNA冥利に尽きる感じです。かつ一気に踏むとシートにも押しつけられる加速Gが感じられます。

 やはり、仕事柄自分の予定通りにはならなくて、最後の500キロの一部はサーキットで行うことになりました。結局、5000キロはサーキットdebutの帰り道に達成しました。

 今考えると、8000rpmを一般道や高速道路で出そうとすれば、2速なら120キロぐらい、3速なら180キロぐらい(若干違うかもしれませんが)ですので、最後のほうで、サーキットdebutの形で回せたのはよかったんじゃないかと思っています。

 それまでの車に関しても、同じように慣らしは行っていました。そのため一般道や高速道路を、自分なりにコースを決めて慣らしかつテスト走行していました。

そんなコースの一つで相棒を走らせているのはこちらから見られます:

http://www.youtube.com/watch?v=KLye4e4ocHE

 Debutの日は、パラパラと小雨もまじっていました。
2周ほど様子を見てから、徐々に速度を上げていきました。このときは後述する2つ目のポイントには全く気付きませんでしたが、ブレーキの温度的なことでの効きに関しては全く問題なく走れました。

初のサーキットとしては楽しく面白くそんでもって速く走れた印象でした。京都から来てくれたショップの方も“速いですね”ってスタンド前で見ていてくださり、後で印象を述べてくださいました。

このときの他車からの映像:
http://www.youtube.com/watch?v=J7oFrXV-i3s&feature=mfu_in_order&list=UL
相棒が6’35″あたりで、130Rでこの他車を抜いていきます。
Posted at 2011/10/11 22:35:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | PCCB | 日記
2011年10月11日 イイね!

PCCBの効き具合2

PCCBの効き具合2そこで色々と知り合いや贔屓のショップに尋ねに行くわけです。
 まずはショップ。県内の某ショップは、Carrera GT を整備したことのある実績あるショップで、そこのメカニックの方と話すのですが、同様に、そのCarrera GT のオーナーさんも、そのような状況では少し走ってはブレーキング、少し走ってはブレーキングの繰り返し温めているとの事でした。

 そこで、ではローターをどう温める、あるいはどうそれを確認する、ということに視点が移っていきました。

よく言われる“慣らし終了”は3000キロとし7/25に超えました(納車は4/8です)。しかし、まだサーキットには持っていきませんでした。一般道および高速道路での走行を体験し、GT3というクルマを理解しようとしていましたが、当惑していた期間でもありました。実際、サーキットdebutは9/26です。

少し話がズレますが、有料ですが、比叡山ドライブウェイを走られたことがある方がおられると想像しやすいとは思うのですが、ここを少し流すように普通に走るのは、たまに走る京阪バスに巡り合わなければ、大変楽しいものだと思います。
しかし、自分は数年前に“恐怖”をこちらで体験しています。某評論家の方の運転によるボクスターのデモ走行で、パッセンジャーシートに座ったのでした。その時も結構寒かったのですが、オープンカーを満喫しようとオープンにして走りました。これも結構恐怖を感じやすいシチュエーションになるんですね。それはさておき、1本目は本当に丁寧に走られ、自分で言うのもなんですが、オープンエアーを満喫できました。ところが2本目に行く前に、“では、降りてください。後ろのタイヤのところへ”と言われてかがみ込みながら、“これくらいにタイヤが温まってからにしてくださいね”と素手でタイヤに触れるように言われ触れた記憶があります。つまりタイヤが温まるということを実際に経験した1コマでしたが、この後“それじゃ行きますか”で、恐怖体験となるわけです。

GT3に戻りましょう。ここで触れたいのは、タイヤの温度です。タイヤが温まったかは少し前に出たTurboと同様のタイヤ圧監視システムがGT3にも装備されていつので、そのモニター画面をみれば、温度の上昇とともに圧が上がっていくのを体験できます。ですから、ドアシェルに張られた空気圧の値の表をみて調整すればいいのですが、以前のアニバーサリーモデルと違う点は、冷間温度(20℃)での設定となっているところでした。
このごろは一気に涼しくなってきたので、朝のエンジン始動時のチェックで慌てることがありませんが(最近は18℃ぐらいです)、特に夏場だと、朝でも既に27℃という状態であり、その時の空気圧が正しいか判断に迷うことがしばしばだったのです。もちろんこの状態からでもタイヤが温まるとある程度は圧モニター画面では上昇していきます。

タイヤを温めるといことは一応目認出来るわけです。
ですから、ローターをどう温める、あるいはどうそれを確認する、ということになるわけです。
踏んで確認! 
これは当たり前ですけど、それなりの速度時に劇雨の時のように急に冷えて効きが落ちたら的な不安は初心者には残っていました。
Posted at 2011/10/11 09:44:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | PCCB | クルマ
2011年10月10日 イイね!

PCCBの効き具合!

PCCBの効き具合! 「PCCBの効き具合!」ってな、題にしておきながら、ほとんど今までのブログはPCCBにかすりもしなかったように思います。

 そこで奮起一発! 相棒が来てから約1年半、12000キロ乗ったところで、まとめてみようと思います。
以前乗っていた、Type 996の40周年アニバーサリーモデルとの比較的なことになるところもあるかとも思いますが、主観的に書いていこうと思います。

 慣れるまではPCCBは“カックン”ブレーキと言われるそのままのように感じていました。しかし、それは慣れるまでのことであり慣れるとあまり意識しなくなっていきましたし、同乗者から苦情の一つもというのもなくなりました。

 そうすると、2つのポイントが自分としては残るように思います。

 1つ目はブレーキ温度:

 今までに雨には何回となくあっています(ただし、余ほどでない限り、朝から雨天時や必ず午後から降る日には乗っていません)。
 もちろん、グローブボックス内にある取説にも、なるべく雨の日には乗らないようにというような言葉が綴られています。
 これは、車高やタイヤの扁平率やトレッドパターン等から総合的に判断されているのだと思っていました。しかし、PCCBもこの要因に絡んでくるとは思っていなかったわけです(ここ大事!)。

 昨年の夏にゲリラ雨に数回出逢いました。前も見えないような劇雨中には、みるみる踏んでもブレーキが効かなくなりました。そうです。PCCB自身が冷却されると効かなくなるのです。もう少し言うなら温まらなくなると効かなくなるのです。

 カーボンブレーキを経験されている方なら当然じゃないかと思われると思いますが、PCCB初心者としては、劇雨中ですから、制限速度以下位で走行しているのですが、思っている以上に停止距離が必要になり正直ややびびりました。
 ですから、少し走っては、ブレーキング、少し走ってはブレーキングの繰り返しを行いました。これを繰り返しているとまた温まってくるのでしょう効き始めます。そうなるとみるみる制動距離が短くなります。後続車にすると当然“何してるんや、この車?”ってな感じなのでしょう、クラクションを鳴らしてくる方もそれなりにおられました。

 そんなことでがあり数回ゲリラ雨を経験した後は、空いている道でないときは、直ぐにコンビニの駐車場でやり過ごすように、今もしています。
Posted at 2011/10/10 18:25:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | PCCB | 日記

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