
正直なところ、今に至るまで、SUZUKAを2周してPCCBが温まったという印象は自分にはわかりませんので、もっぱらタイヤ圧モニターでだいたい、0.2~0.3bar上がったぐらいを目安に今もしています。
ですから、DIXCELのサーモスタットを購入して、SUZUKAや一般道、新名神等で試してみました。
結論からいえば、149℃までキャリパー温度が上がらなくて、ラベルの変色は見られませんでした。(写真は撮り方がうまくないかもしれませんが変色していません)
もっと強力に踏まないといけないのかもしれませんが、自分的にはそこまでのレベルのブレーキングは今のところ必要ないか経験していないということになります。
でも、結構、某テストコースでは、○△0キロからの減速はやっています。このときのエンジン回転数の下がり方は半端でなくて、ホンマにクラッチ切る暇なくエンストして止まるんちゃうかみたいな勢いです。
相棒の購入に対しては、2つの車種が対抗車としてありました。1つは430スクーデリアで、もう1つはガヤルドスパーレジーラ(初代)でした。
430スクーデリアは助手席試乗でしたが、ガヤルドスパーレジーラは、名神で試乗させてくれました。営業さんが助手席に乗っていましたが、○×△キロからのフルブレーキテストを2回させてもらいました。
この経験は今でも頭からはなれませんが、減速Gと減速感はやはり相棒のほうがいいと今でも感じています。ただ、やはりそれなりの速度からの減速なので、相棒といえどやや不安定になりますが、ガヤルドスパーレジーラは4WDでもありその点の安定感は抜群でした。
これがビビっときて、購入しようと80%ぐらい考えていましたが、左フロントタイヤの関係で、運転席での自分の左足の置く位置がなんともしっくりこなかったことが、ず~っと、今も頭の隅っこで引っかかって、ハンコを押せなかった感じがします。(正直なところはちょっと金銭的なことでもあります (^_^;) ココ大事:後述します!)
そんな頃、後期型の発売の案内がPCより電話がかかってきました。
“今なら×月生産の枠が取れます” と
慣らしを終えた頃、ガヤルドスパーレジーラは単に4WDで、相棒はRRだからフルブレーキの時のやや不安定感が出るのかという疑問が頭に残っていました。
サーキットでは慣熟走行で数人乗ったりはできますが、フルブレーキのテストをするような速度では一般のドライバーでは数人で乗るようなことはさせてくれません。数人で乗るのはプロのドライバーの同乗時のみです。更にプロもよっぽどでない限り危険マージを十分考慮したうえでの速度であったり、またそのようなブレーキングをしてくれるので、自分が思っているような答えがはたして見つかるのだろうかとも思いました。
確かにそういう講習会でいろいろ教えてもらう(尋ねる)のがいいのだろうとは思いましたが、なかなか平日は休みが取れないうえに、SUZUKAはあまりそのようなイベントなく、最近はそのような講習会はFSWでもっぱら行われているようです。(2回ほどFRですが乗りましたが、思っていたのとは違いました。)
フルブレーキの時のやや不安定感をもう少し具体的に表現するなら、フルブレーキ開始時に直進状態であってもブレーキングしているうちにやや後ろが左に流れるということです。
もう少し付け加えると、ガヤルドスパーレジーラの時は、体格的には自分と同じかやや大きかったような営業さんの方が助手席に乗っていました。つまり、そんな方が同乗していたこともあり、あの試乗時には左右のバランスには比較的差がなかったので、安定感が出ていたのではないかという疑問です。
これに対して、相棒の時は自分がドライバーとして1人だけ乗っているだけなので、重量配分的には、左右の重量バランスは左に85キロ重い状態と明らかに差がある。
そこで、この左右差を何とかすることで、PCCBの効き方が実はもっといいんだという確信がほしくなりました。
Posted at 2011/10/16 22:29:58 | |
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PCCB | 日記