ご帰宅ピカソさん　とDS5の試乗感想など。

昨日、Dラーに入庫していたピカソさんが帰ってきました。
いや、帰ってきたというか、取りに行ったんですが。
シトロエン・アシスタンスは、購入店に入庫した場合には、修理後家に持ってきてくれないのね。

で、修理内容ですが、
やはり水温センサーが完全に死んでたらしく、それを交換しました。
エアコンから温風が出るようになった経緯も、やはり水温センサーが原因だろうとの事。
その機序は、4312さんが前回のブログにコメントして下さった通りのようです。

という訳で、一応今回のトラブルは完治したもよう。
帰りの運転中は何も問題は起きませんでした。

また、同時にウインドウスイッチ不良に着いてもチェックして頂きましたが、
こちらは運転席側スイッチのカプラー接触不良が原因だったようで、
接点を調節して問題なく動くようになりました。

ついでに、最近ドアミラーの開閉時に異音がするようになったので、
グリスアップをお願いしたのですが、どうもグリスアップくらいでは治らなかった模様。
取り敢えず問題なく動作はしているので、こちらは1st車検時に交換する事にしました。


折角Dラーに行ったので、DS5の試乗もしてきました。
その前に、内装を展示車輛で一通りチェック。
腕時計のベルトからデザインのヒントを得たというシート、悪くないですね。
もっとゴツゴツしてるのかと思ってましたが、問題ないです。
昔と較べて固くなったとは言え、やはりシトロエンのシートは国産車と較べたらずっと良いです。

内装の質感については、エアコンの吹き出し口の動きがピカソより断然いいですね。
ピカソのような安っぽさがありません。
ただし、前席両端にある吹き出し口は、
もっと上方向にまで送風できるように調整できれば良いのにと思いました。
フットレストも大きくて○
個人的には、シフトレバーのゲートが、もう少し大きく切れてた方が良いかな？
今のままだと、Nに入れる時、行き過ぎてDやRに入ってしまいます。
全体的に窓ガラスの縦方向が短いので、閉塞感はかなりあります。
試乗した後、ピカソさんに乗ったら、あまりの開放感にビックリしました。
あと、センターコンソールのシンプルさにも（笑）。

全体として、雰囲気は凄く良く、運転席に座った途端に顔がニヤケてしまうのですが、
センターコンソールのオーディオ関係のスイッチが安っぽいのが残念でした。

あ、リアハッチを開けるスイッチが下過ぎて使い難いのは×。
できればスイッチは屈まずに押せるようにしたい所です。


さて、試乗した感想ですが、
ステアリングがあんまり革張りっぽくなくて、不思議な感触ですね。
ルームミラー内に表示されるバックビューも、あれば便利だと思いました。個人的には必要無いけど。
で、一通りスイッチ類を弄った後、早速出発です。
ブレーキ話した途端、クリープ現象で思いの外スルスルと車が動いたので、ちょっとビックリ（笑）。
道路に出ると、6速ATがかなりスパスパとシフトアップしていくんですね。
50km/hに乗った時には、もう6速に入ってました。
スピード落として車を停車させる時にも、きちんと徐々にシフトダウンするので、好感が持てます。
それにしても、6EGSと違って、アクセルワークに全く気を使う必要がなく、至って普通の車。
一般には良いんでしょうが、個人的には何となく物足りないです。
ATなので、エンジンの動きが直接駆動に繋がっている感覚も乏しい。
この辺は6EGSの方が楽しいなぁ。

足廻りは、個人的にはネットで色々言われている程固くないなぁと思いました。
試乗車は500km程走行した状態でしたが、おそらく1,000km程走れば、さらに良くなるのでは？
そんなに酷い突き上げ感は感じませんでした。

という訳で、総論としては、一般的な視点から言うと良い車だと思います。