• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Garage 43のブログ一覧

2011年03月15日 イイね!

次期愛車は何だ? -10

あぁ、もう10回目ですか。いい加減、長いですね。
あと2〜3回で終わるでしょうか(だから長いって・・・)?


さて、C4 ピカソの購入が近づくに辺り、友人の日産の営業マンに連絡する事にしました。
実は、1年前の時点で、「これ以上日産からこちらの需要を満たすクルマが出なかったら、シトロエン買うから」とは伝えてあったんですが、今回は「いよいよシトロエン買いますから」という連絡。
もともと僕の考えが普通ではなく、拘りが強い事は長年の付き合いで分かってくれていますから、
まぁ、寂しそうな様子でしたが、納得して頂きました。
で、その会話の中で、「買わないのは分かってますが、新型セレナに乗ってみません?」となりまして・・・。
仕事帰りにディーラーに寄って、試乗してきました。

セレナと言えば、そのデザイン時にはAピラーの形状でピカソを研究したというのは、開発者が言ってますし、サイドウィンドウのシェードや、フロントシートバックのテーブル等、同じフランス車のルノーの資本が入ってますから、充分考えられる事ですが、明らかにピカソを意識しています。

さて、ディーラーの営業時間はとっくに終わってますが、セレナを使っていつもの山坂道へ。
その後色々と会話して、結局21時から0時頃まで遊んでたでしょうか?
セレナについて、良い所、悪い所は色々と指摘しましたが、ここでは書きません(長くなるから)。
僕的には、あのくだらないデザインのメーター(そもそも見ない事を前提にデザインしてるとしか思えん)を見ただけで、嫌悪感が出ますので対象外です。
で、この夜の怪しい会合の際、こちらからあるお願いをしました。
「今度マイチェン後ピカソを見にシトロエンに行く時、一緒に行かない?」
いやぁ、こんな事する人、ほとんどいないでしょう。ある意味、両者に対して失礼ですし。
でも、彼は僕の友人で、こちらの好みはハッキリと分かってますし、営業マンであり、メカニックでもありますから、そのプロの目でC4 ピカソを見てもらいたいと思った次第。
ま、現物を見てもらって、(敵わない事を)諦めてもらおうというのもあるんですが(爆)。


という訳で、さらに数日後。
仕事帰りに友人と共に、マイチェン後ピカソの展示車が入荷したディーラーを訪問。
土日は仕事が入っててスケジュールが合わず、平日の仕事帰りしか時間が取れなかったので、営業時間外になってしまいましたが、事前に了解は頂いていました。

で、早速マイチェン後のピカソをチェック。

・デイタイムランニングライトと見せかけ、ポジションランプになってしまったバンパー組み込み式LED。DS3のLEDも、本国仕様と光量、光軸が変わっているという話を聞いたことがありますし、おそらく同様の関係で、当局から許可が下りなかったのではないか?と予想しますが、ヘッドライト上部のポジションランプは電球が残されたままでした。結線すれば、LEDとの同時点灯もできる!?

・マイチェンにより、シート表皮が変更になり、従来のモケットから、ファブリック/ダイナミカ(スウェード
風素材)/テップレザー(人工皮革)の3種類の素材を使用したコンビネーションシートになったのですが、これにより、今までのシートとは座り心地がハッキリと変わりました。
今までの比較的軟らかく包み込むようなシートから一転、とにかく、固い!
レザーシートじゃないのに、ドイツ車みたい(なんじゃそりゃ!?)。
表皮だけじゃなくて、アンコも変えた?と疑いたくなるくらいの変わり用です。
シート自体のデキで言えば、マイチェン前の方が良いと思います。
ただ、子供が汚す事を考えると、マイチェン後の方が汚れ難い(落とし易い)というのはあるかも。
このシート、2列目、3列目の座面の薄さについては、同行した友人が指摘したんですが、
特に2列目に関しては、



(ちょっと前の仕様の写真で恐縮ですが)写真の赤い部分にシートのフレームが入っていて、それなりの力で座面を押すと、モロにそれを感じます。座った時にそれほど体重がかかる部分ではないですが、クッションがヘタってくると、それなりに不快に感じることがあるかもしれないと、指摘してくれました。
確かに、国産車ではこういう作りはしないしないでしょう。先日試乗したセレナも2列目の座面は結構厚かったし、今乗ってるキューブ・キュービックも同様。
2列目はチャイルドシートを載せるので、それがシートのヘタリにどう影響するかといった疑問は残ります。
チャイルドシートといえば、マイチェン前のシート素材では、チャイルドシートの使用による表面の劣化が激しかったようです(ディーラー談)。今回の表皮変更に伴い、その辺は多少マシになってるかもしれません。
個人的には、上記フレームに関しては、低反発シートでも巻いてみようかな?とか思ってますが・・・。

この時は、なんと2回目の試乗も実施(マイチェン前車輛です)。
今回はMモードをメインに、たまにAモードも使ってみました。
で、それらを踏まえた友人の感想を以下に列挙すると

・車内のデザインは、日本車ではありえない程素晴らしい
・整備性は他の外車と比較すると、思っていたよりは悪くなさそう
・静粛性に対する対応は素晴らしい(後輪タイヤハウス内も遮音材を使ってる)
・2列目のリクライニングが小さい
・アイドリングの音は結構うるさい
・足廻りは思ったよりも良くない(結構細かい凹凸を拾う)
・Aモードは全く使えない(子供は絶対に酔う)。Mのみで運転すべし!
・アンビエンスイルミは良い感じ(←いつのまにか復活してた?)
・プラパーツの耐久性が一番心配
・ドアノブが一部クロームメッキ処理されているが、全メッキすると使用頻度が高い部分だけに、数年経つと剥げる事が多い。一部だけメッキ処理するという方法は見事。
・5年乗って、故障がなければ継続して+2年乗っても良いかな?

といった感じ。

確かにやっぱりAモードは厳しいですよね。
僕自身も酔いそうになりましたから。
でも、逆にMモードはホントに楽しい。
大して飛ばした訳ではないけど、最近はキューブやプリウス等CVT車ばかり運転しているから、
歯車にしっかり駆動が乗っかってる感じというのは、本当に楽しいです。
クラッチ切ってる訳じゃないけど、なんとなく車で遊んでた頃のダイレクト感を思い出し、顔がニヤケてしまいましたよ。
そうそう、マイチェン車では、1速と3速のギア比が変更になり、1速(3.683→3.538)3速(1.332→1.322)と変更になりました。これにより燃費が良くなったとアナウンスされていますが、それよりも特に1速が2速に近づく事により、1-2速間の変速ショックは低減されていると思われます。

それから、内装に関しての個人的見解ですが、
デザインは素晴らしいと思いますが、質感や仕上げについては、非常にムラがありますね。
丁寧に仕上げている所と、手を抜いている所の差が極端です。
例えば、僕、クルマに乗った時に必ずやる事があります。
それは「エアコンの吹き出し口を動かす」というもの。
エアコンの吹き出し口を動かして、スムーズさ、ガタつきをチェックするのですが、
ピカソの吹き出し口の動きは国産軽自動車にも劣ります。
また、車内ドアグリップは、バリが取れてないものがあったりします。
一方で、内装とは言えないかもしれませんが、サイドウィンドウの窓枠にはインシュレーターが二重についていて、友人が言うように、遮音に関しては相当気を使ってるのが伝わります。ホントに極端(笑)。
でも、そういう所が良いんでしょうね。
手のかかる子供の方が愛しいと言いますし、ある意味、Macに似てると言えなくもありません。
個人的には、そういうのはむしろWelcomeなので、問題ありません。

ただ、やはりかみさんが運転している際に不具合が起こった場合のバックアップ体制については、
後日ディーラーに質問しましたが、明確な解答を頂きましたので、安心しました。



という訳で、次回はいよいよ契約です。
今回のマイチェンで、ヘッドライトが僕の嫌いなHIDに戻ってしまいましたが、まぁ、価格据え置きですし、我慢する事にします。これで価格上昇してたら、他の色になってでも、マイチェン前を買ってたかもしれませんが・・・。
Posted at 2011/03/15 17:44:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2011年03月14日 イイね!

次期愛車は何だ? -8

2010年9月。

いよいよピカソ購入の為に動き出しました。

まずは、以前カタログを送って頂いた、シトロエン○○に行ってみる事に(仕事中ですが・・・)。
この日は別に商談をしにいった訳でも、クルマを観に行った訳でもなく、ディーラーの雰囲気を探りにいくのが目的です。
そん訳で、直接乗り付けるのは何となく気が引けたので、
近くのパーキングに車を停めて、徒歩で行ってみます。が、

なんかやる気ない?

確かに建物内にクルマは展示されてるし、工場にもクルマが入庫していますが、
どちらにもスタッフがいない!?
建物自体も手入れが行き届いているようには見えなくて、
言い方は悪いけど、田舎にある個人経営のクルマ屋みたいな感じ。
う〜ん、なんでしょう、これは?
定休日でない事は分かってるんですが、とても商売っ気があるとは思えません。
このディーラー、Webサイトもあるんですが、コンテンツが充実しているとは言い難いし、更新ペースも遅いので、ちょっと怪しんではいたんです。
エグザンティア等に乗っていた友人がお世話になっていたディーラーとの事で、良心的だという情報は得ていたので、それなりに期待していたんですが・・・。
正直、僕はダメだと判断しました。
「見た目だけ金かけてて、中身が伴わない」という事はままありますが、
「ホントにできる店は、見た目にも気を使っている」ものです。
そういう意味で、コチラの店舗には正直、入る気がしませんでした。

そんな訳で、この日はスルー。

さて、それではどこで買おうかねぇ?・・・なんて悩んでしたら、
県内のサービスポイントが10月からディーラーになるのではないか?と推測される書き込みが某所にありまして、「おぉ!なんてタイムリーな!」と喜んでいたら、
今度は、9/30から開催されるパリサロンで、C4 ピカソのマイナーチェンジが発表されるという情報が!!
このマイナーチェンジ、本国ではディーゼルエンジンにアイドリングストップを備えたりするようなんですが、国内にはおそらくディーゼルは入って来ないでしょうから、あくまでもメインはフェイスリフトで、その他の小変更と言った所でしょう。それよりも、このマイナーチェンジを機に、国内に新色を追加する可能性が高いと踏み、かみさんに「マイチェンしたら新色出るだろうから、それ買うわ」と宣言。

で、10月。
サービスポイントからディーラーの準備室となったディーラーを訪問。僕自身は、6月に開催されたフレンチフレンチに参加して、C4 ピカソオーナーの方に実車を見せて頂き、色々話を伺ったりしていたのですが、この時は初めて家族を連れて行きました。
その時は、一応見積もりも頂きましたが、営業の方には「マイチェンしたら買うから」と伝えて帰宅。
実際にはかなり長い時間過ごしましたが、これはピカソを見るというより、スタッフの雰囲気を知る為。
担当して頂いた営業の方が近々辞める予定なのは、某巨大掲示板の情報で知ってましたが、ディーラーとしての雰囲気は良いと思いました。
僕自身、仕事に出ればいわゆる「上流階級」の人を相手にした営業マンみたいなもんですから、顧客への応対の仕方にはうるさい方ですが、このディーラーならば任せられるな、と思いました(なんかエラそうだな)。

あとは、国内のマイチェンの時期がいつになるのか、そしてマイチェンの中身がどうなるのか、果たして新色の追加はあるのか?と言う訳で、国内外のあらゆるサイトを巡回し、ただひたすら情報収集を行ったのでした。
Posted at 2011/03/14 19:59:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2011年03月13日 イイね!

次期愛車は何だ? -7

2010年4月のマイチェンで、1.6ターボ+6EGSしか選択肢が無くなり、
選ぶのはせいぜい色とオプション位になってしまったC4 ピカソ。

この時のマイチェンでは、装備の見直しによる車輛価格のダウン(377万円→349万円)が行われました。
この装備の見直し、ラゲッジルームフロアボード(2&3列目を収納した際にできる隙間をカバーするボード)が追加され、使い勝手が向上した一方で、シートのヘッドレストが小型化したり、ニーエアバック、アンビエンスイルミネーション(車内間接照明)が廃止になったりと、大小さまざまな装備が簡略化されましたが、中でも一番気になるのは、バイキセノン/ディレクショナル ヘッドライトが廃止になって、ハロゲンヘッドライトになった事でしょう。これに伴い、ヘッドライトウォッシャーも無くなりました(キセノンと違ってハロゲンは発熱するから、凍結防止用のウォッシャーが不必要)。
ところがどっこい、実は僕、キセノンライト嫌いなんですよ。
以下、個人的意見ですが、「キセノン(HID)は明るいから見やすい」と人は言いますが、「明るい」と「見やすい」は違います。ライトは若干黄色みがかかっている方が運転し易いと思いますし、特に荒天時にはそれが顕著です。一般に、運転に適したライトの色温度は4,000k前後で、メーカー純正品はおおよそその辺りのケルビンを採用していますが、どんなに高くてもせいぜい4,500k程度。それ以上になると、人間の目には徐々に暗く感じるようになっていきます。ですから、社外品で5,000~6,000kのHIDつけて、「明るくなった」と喜んでるのは、単なるバカです。ファッション性だけを求めるなら勝手ですがね。
また、HIDの明暗がクッキリした照射よりは、多少暗くても広範囲を照らしてくれるハロゲンによる明かりの方が、運転は絶対に楽。HID搭載車は何度も運転していますが、その度にストレスを感じます。HIDの光による運転って、フロントウィンドウの上半分を目隠ししたみたいに感じます。特に旅先で知らない場所を走る時や、自分のクルマの光源以外に明かりが無い田舎道、あるいはアップダウンの大きい峠などでは、HIDでは照射の上下角が狭過ぎて、無茶苦茶運転し辛いです。どうも好きになれませんね。
そんな訳で、価格まで下げて、しかも自分好みのヘッドライトがついてくれるなんて、こんなに素敵な事はない!と、今回のマイチェンを喜んだのです。

そうそう、上に書いたニーエアバックの廃止の件ですが、C4 ピカソはEuro NCAPで最高の5つ星を獲得しています。これにはニーエアバックも貢献している事は想像に難くないですが、これが廃止されるとどうなるのでしょう?実は、C4 ピカソは2006年に最初のEuro NCAPのテストを受けていますが、2009年にニーエアバックが廃止になった後にも、改めてEuro NCAPに対してテストを申し込み、受けています。で、その結果、どちらも5つ星の最高評価ですから、大したもんです。


さてさて、問題は購入時期です。
キューブ・キュービックの車検が切れるのは、2011年6月29日。
車検は半年以上残しておいた方が、中古で売る時の査定には有利です。
そう考えると、2010年末にはC4ピカソを購入したい所。
という訳で、実際に動き始めるのは、2010年9月頃と設定、
それまでは、国内外のさまざまなサイトをウロついて、ただひたすら情報収集を行っていたのでした。
Posted at 2011/03/13 11:00:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2011年03月10日 イイね!

次期愛車は何だ? -6

さて、それでは色はどうしましょうか?

僕が車の色を選択する時の基準は、「自分の好きな色」ではなく、
「その車のイメージに合った色」です。
大抵の場合、メーカーがその車種に対して設定した推奨色(カタログの表紙を飾ったり、
CMに出てくる色)になる事が多いです。
今回のピカソの場合も同様で、初めてカタログを取り寄せた時点で、
購入候補に挙がった色は、オーアノティゼ。要するに金色です。
この候補については、かみさんも同意見で、すっかりオーアノティゼにするつもりだったのですが、
昨日書いた2010年4月のマイチェンで、なんとそのオーアノティゼがカタログ落ちに(涙)。
変わって登場したのが、ブラウンヒッコリー(ヒッコリーの茶色)という、光線具合で色が変わる色。
個人的に、どうもこの色がピンときません(オーナーの方、ゴメンナサイ)。
それでは、他に何か候補になる色があるか?と、カタログを睨めっこしますが、

ノチオラ(ヘーゼルナッツの色)
グリ フェール(鉄の灰色)
ルージュ ルシフェール(堕天使の赤)
ノアール オニキス(オニキスの黒)
ブルー キャノス(ラピスラズリの青:明度の低い、暗く深い青色)


と、ルージュ ルシフェールを除けば、全体的に暗めの色が多い。
「明るい家族のための車」みたいなコンセプトが感じられる車のクセに、
何故か国内に入ってくるのは暗めの色ばかり!!
これには正直参りました。
シトロエンといえば、個人的には白もしくは赤をイメージします。
どちらもWRC絡みで、白はBX、赤はクサラやC4なんですが、
残念ながら白は国内には入っておらず(本国には設定あり)、赤はかみさんが却下。

さて、困った・・・。

結局、「この中だったらブルー キャノスかなぁ?」というイマイチ決定打に欠ける選択をしたのでした。
Posted at 2011/03/10 16:43:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2011年03月09日 イイね!

次期愛車は何だ? -5

さて、問題はどのエンジン、ミッションのクルマを買うかです。

それまで2.0L NAエンジンだったC4ピカソは、2009年2月のマイナーチェンジで、1.6L ターボにエンジンが変更になりました。このテンロクターボ、PSAグループとBMWが共同開発したもので、BMW MINIに載ってるのと基本的に同じ。
ただ、個人的には、デキの悪いターボ車に乗るくらいなら、デキの良いNAの方が面白いと思ってまして、実際の所どうなのかは気になる所です。
シトロエンの場合、新古車やデモカーアップ車が低走行距離の中古車として出回ってる(ディーラーも大変なのね)ので、2.0L NAを買うなら、買えない事もなさそう。
まぁ、でも、車重が1600kgを超えるピカソですから、カタログデータ上、2.0L NAよりは、ターボ化によるトルクアップ(NA:20.8kg-m、ターボ:24.5kg-m)の恩恵を受ける事ができるテンロクターボの方がドライバビリティは高いハズ。しかも最大トルク幅が1,400〜3,500rpmだから、街乗りなら絶対NAよりもターボの方が有利でしょう。

低燃費やエコかーを語る時、「海外ではディーゼル、国内ではハイブリッドが主流」とは良く言います。これは「長距離移動が多い海外」と、「短距離をチマチマ走る事が多い国内」という、そもそも走るステージが違う事からくる棲み分けなわけですが、一方で、大排気量NAがもてはやされる傾向にある国産車とは対照的に、昨今、ヨーロッパでは小排気量+ターボという組み合わせが人気を博しています。昔のターボと違って、コンピューター制御が発達し、しかもダイレクトインジェクションやツインスクロールターボといった技術の進歩により、昨今のターボは、燃焼効率が高く、燃費はNAとさほど変わらず、しかも馬力やトルクはNAよりも遥かに高いという特徴があり、エンジンのダウンサイジングは、海外では当たり前となっています。

と言う訳で、「ヨーロッパで主流となりつつある小排気量+ターボに乗ってみたい」というミーハーな思いから、中古を狙わずに素直にテンロクターボを選ぶ事に。


続いてミッション。
ピカソのミッションは、4速AT(MTモードつき)の「AL4」と、6速EGSの2種類。
今時4速のAT、しかも悪名高いAL4。4速ATと言えば、プジョーが307CCベースのマシンをWRCにデビューさせた時、エンジンに十分なトルクがある事、部品点数が少なく信頼性が高い事、シフトチェンジの回数が少なくてすむ事を理由に4速MTを採用し、エースのグロンホルムにボロクソ言われてた事を思い出します。
確かにパワーバンドが広いテンロクターボに4速ATという組み合わせは悪くないのかもしれませんが、それにしても設計古過ぎでしょ、AL4!
そう考えると、6速EGSの方が良いような気もしてきます。
6速EGSは、簡単に言うと、「クラッチを自動で切ってくれる、パドルシフトタイプのセミMT」という事になります。デュアルクラッチでその制御に定評があるVWのDSGと比較すると、シングルクラッチのEGSはシフトチェンジの際にタイムラグがあるのと、クリープが無いのが欠点と言えるかもしれません。
オーナーの方のレビューなんかを見ると、特に1-2速間でのギアチェンジ時の変速ショック(というか船漕ぎ)が大きいという意見を良く目にしますが、確かにギア比を見ると1速と2速が離れてる印象。構造上、シフトチェンジの際にアクセルをきちんと緩めれば多少はマシなのかもしれませんが、その辺は実際に運転してみないと分からないというのが正直な所。
クリープ無いとかみさんが可哀想だから、やっぱり4速ATかなぁ?とか、いやいや、AL4は評判悪いし・・・とか、悶々としつつ、結局決断を先延ばしにしていたんですが・・・


2010年4月のマイチェンで、AL4が消滅して、ミッションが6速EGSに一本化!!

これで悩みが解消されるかと思いきや、
C4より上級車種のC5が、2010年5月のマイチェンで2.0L+AL4から、1.6L ターボ+アイシン製6速ATに変更になったのを受け、「同じFFで同じエンジンなら、アイシン6ATがつくんじゃね?」「AL4をカタログ落ちさせたのは、その布石では!?」等と憶測。実際にはシャシーが異なるので難しいのでしょうが、不可能ではないハズ。
と言う訳で、甘い期待をしつつ、「基本6EGS、アイシン6速が載ったらソッチで」という感じになったのでした。
Posted at 2011/03/09 22:39:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ

プロフィール

Garage 43です。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

YOURS LEDルームランプセット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/07/21 00:19:33
ルーフボックス用パーツ作成 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/13 08:10:27
"ルノー メガーヌ スポーツツアラー"の愛車アルバム 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/08/13 21:56:13

愛車一覧

ルノー メガーヌ スポーツツアラー ルノー メガーヌ スポーツツアラー
2021年10月下旬に契約して、7ヶ月後の5月29日に納車されました。
スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
息子が免許を取るので増車。 中古のお手軽価格で、振り回せるサイズで、アフターパーツの種類 ...
日産 シルビア 日産 シルビア
初めて買ったクルマ(中古)。適度な大きさで面白かったです。コレくらいのサイズの楽しいクル ...
日産 シルビア 日産 シルビア
過去に乗ってた車。サーキットに出没しておりました。

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation