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Garage 43のブログ一覧

2015年06月07日 イイね!

ユピテルのナビをOBD2接続で -3

早速OBD2の電源を常時電源からACCに入れ替える作業を始めましょう。

まず、ユピテルのアダプタのカバーを外してみます。
すると、信じられないことが!

なんと、ACC電源用の1番ピンは、端子があるものの、そこには一切の配線は通っていませんでした(涙)。




さらに基盤をよく見てみると、常時電源の16番ピンの端子にはヒューズが接続されているのですが、その行き先が8番ピンの端子になっています。
???と思い、ピカソ側のOBD2の8番ピンをチェック。ここはVendor Optionとして使用している部分なんですが、テスターをかけてみたら、常時2.5V程度の電流が流れています。
キーの位置に関わらず、ずーっと2.5V。電圧が変化することもありません。何でしょう?セキュリティ関連の為のものですかね?

でも、おそらくコレがルームランプ(ドアのキーロック開閉=セキュリティのon off)とナビの電源が連動してしまっている原因のような気がします。
暗電流を測っていないのでホントのところはわかりませんが、この分だとナビの電源が入っていない状態でも、ずっとそこそこの暗電流がナビに対して流れてしまっていることが予想されます。
このままほっといたらバッテリーが上がるでしょう。

こうなると、やはりOBD2のアダプタの電源を、常時電源からACCに切り替えておいた方がよさそうです。そうすれば、そもそもACC onになっていない状態ならば、セキュリティのon offに関わらず、電流は流れないはずですから。

というわけで、カプラーの改造です。
常時電源用の16番ピンの端子を根元でぶった切り、ACC電源用の1番ピンの端子から16番ピンの端子がついていた基盤まで新たに電源用の配線を作って半田付け。






これで常時電源の端子を殺して、車側のOBD2の1番ピンに来ているACC電源を、ユピテルのアダプターで16番ピンに送り込むことができます。

この状態で動作チェックの為にナビに接続してみると、きちんとACCに連動してナビの電源がon offすることが確認できました。
改造するまでは、
キーをoff
→ OBD2から入手している追加メーターの情報が消える
→ しばらくするとナビの電源が切れる
という流れでしたが、改造後は、キーをoffにした途端、ナビの電源自体が一瞬で完全offになります。もちろん、ルームランプのon off、セキュリティのon offを行っても、ナビ自体は何も反応しません。

というわけで、こちらの目論見通りの動作をしてくれるようになりました。

何より、やっぱり久しぶりの車いぢりは楽しいですね。
Posted at 2015/06/07 20:43:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2015年06月07日 イイね!

ユピテルのナビをOBD2接続で -2

ユピテルのナビをOBD2接続で -2バッテリーから暗電流を測るのは面倒なので、ピカソさんのOBD2コネクタとユピテルのOBD2アダプターがどのように繋がっているのかを見てみましょう。

釈迦に説法ですが、しらばくお付き合いください(笑)。
写真の1枚目はピカソさんのOBD2コネクタ。台形の形をしており、最大16ピンを使用できます。OBD2コネクタには、長辺(左側)の下から上にかけて1~8、短辺下から上にかけて9〜16という番号が振られていて、それぞれの役目は以下の通り。
1. Vendor Option
2. J1850 Bus +
3. Vendor Option
4. Chassis Ground
5. Signal Ground
6. CAN (J-2234) High
7. ISO 9141-2 K-Line
8. Vendor Option
9. Vendor Option
10. J1850 Bus -
11. Vendor Option
12. Vendor Option
13. Vendor Option
14. CAN (J-2234) Low
15. ISO 9141-2 Low
16. Battery Power

細かい説明は避けますが、ここでVender Optionと記載されているピンは、各自動車メーカーが独自に好きな信号に使用してい良いとされるピンです。
4、5はそれぞれアースですね。
OBD2自体は、CAN、J1850、ISO9141の3つの方式に対応しているというのがわかります。

ここで、シトロエンのコネクタを見てみると、16個のピンの内、使用されている(端子が入っている)ピンは、

1. Vendor Option
3. Vendor Option
4. Chassis Ground
5. Signal Ground
6. CAN (J-2234) High
8. Vendor Option
14. CAN (J-2234) Low
16. Battery Power

です。
信号はCAN方式を採用していて、その他に1、3、8ピンを使って何かを診れるらしい。

一方、ユピテルのOBD2アダプタ、OBD12-FPで端子が入っているのは、



1. Vendor Option
4. Chassis Ground
5. Signal Ground
6. CAN (J-2234) High
7. ISO 9141-2 K-Line
8. Vendor Option
9. Vendor Option
14. CAN (J-2234) Low
15. ISO 9141-2 Low
16. Battery Power
になります(上下反転)。

この2つの共通部分が、実際にユピテルのポータブルナビが使用しているピンになるので、

1. Vendor Option
4. Chassis Ground
5. Signal Ground
6. CAN (J-2234) High
8. Vendor Option
14. CAN (J-2234) Low
16. Battery Power

となります。
16番のバッテリーパワーってのは、バッテリー直結の常時12V電源になりますので、ユピテルのポータブルナビがこの16番から電源を取っているとなると、常時電流が流れていることになります。
しかし、実際にはACCに合わせてナビの電源がonになったりもしているので、なんらかの制御をACCに連動して行っていることは明らか。
っていうか、
・ACCと連動してナビの電源がon offする
・ルームランプと連動してナビがon offする
という2つの挙動が同時に起こっているということは、電源を取るための信号がなんらかのバッティングを起こしていると思われます。
バッ直の16番ピンを利用しつつ、CANの信号やACCの信号をスイッチとして拾ってるんでしょうか?

というわけで、Vendor Optionとして設定されている1番ピンがACC連動の電源である可能性があると判断して、テスターで測ってみたところ、ビンゴ!



キーオフだと電流は流れませんが、キーをACCにすると12Vの電流が流れていました。
どうもこの1番ピンのACC連動電源と、16番ピンの常時電源の2つがある所為で、変な電源のon offが起こっているのではないか?と考えました。

ってことは、ユピテルのアダプターのコネクタを改造して、16番ピンを無力化して1番ピンの端子に来ているACC電源に入れ換えてしまえば、ACC電源を使ってナビが動くようになるはず。
そうすればルームランプと連動して一瞬電源が入るような怪しい挙動にならないのではないか?と考えました。

つづく。
Posted at 2015/06/07 20:27:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2015年06月07日 イイね!

ユピテルのナビをOBD2接続で -1

ユピテルのナビをOBD2接続で -11〜2年前の話になりますが、ポータブルのナビを買いました。
ユピテルのYPF7300というもの。
常に使うわけじゃないので、普段はグローブBOXにしまっておいて、使う時だけ設置するようにしているのですが、ここで気に入らないところが1つ。
ナビの電源をシガソケットから取るのですが、配線がダラ〜ンとなって美しくないのですよ。

ところで、メーターが大好きです。
デジタルよりもアナログの。
メーターに囲まれていると幸せな気分になります。
昔乗っていた車には、Aピラーに2つ、センターコンソールに3つの追加メーターをつけていました。萌えます。
ところが、ピカソさんは(そもそもメーターをいっぱいつけるような車ではありませんが)デジタルメーターだし、萌え要素がないという致命的な欠点があります。
昔は追加メーターといえば、機械式で直接センサーを各所に取り付けて計測したもんですが、今では電子式が主流で、しかもOBD2(世界共通の車両診断機器接続用コネクター)からデータを取るのが一般的です。

閑話休題、ナビの話です。
ユピテルのポータブルナビやレーダー探知機には、OBD2から電源を取るためのオプションパーツが売られています。これを使うと、OBD2からデータを吸い出して、追加メーターっぽく表示させることができます。
同じユピテルのレー探だと、最近はこの機能を使っている方が多いようですね。

ピカソさんの場合、OBD2のコネクターは助手席側グローブBOXの中にあるので、そこから電源を取れば、配線はダッシュボードの裏を通して隠すことができますから、今までどうしても気に入らなかった配線の汚さもクリアできます。
こんな便利なものがあるなら使わない手は無いのですが、残念ながらユピテルは公式には輸入車用のOBD2用のアダプターがありません。
でもね、そもそもOBD2自体が国際規格だし、繋がらないわけは無いのです。繋がってしまえばなんとかなるんじゃないか?と安易に考えました。
ネット上で色々調べた結果、ポータブルナビでシトロエンでの実例は見当たりませんでしたが、同じユピテルのレー探では実例がありましたので、ま、大丈夫だろうと見切り発車でアダプターを購入。購入したのはYPF7300用のOBD2アダプター、OBD12-FPという商品。ネットで6,400円也。

結論から言って、マツダ車用のディップスイッチの設定で起動しました。
燃費系の情報(燃料流量等)は取れませんでしたが、スロットル開度、エンジン負荷、水温、エンジン回転数辺りはデータ表示出来ました。
ブースト圧と電圧が表示できればよかったんですけどね、そもそもYPF7300のソフトウェア自体にそれらを表示する機能がありませんでした。
配線も隠すことができてスッキリしたので、まずはOKです。

ただし、ここで問題点が1つ。
ACCに連動してナビの電源が入るように見えて、キーロック解除→ドアの開閉(ルームランプの点灯)でも電源が入ります。そしてドアを閉じてルームランプが消灯すると、ナビの電源が落ちます。
その後キーを回してACCにすると、再びナビの電源が入ります。

そもそもメーカーが使用を保証しているわけでは無いので仕方が無い部分ではあります。
ただし、暗電流が過大に流れている可能性があるので、ちょっと調べる必要が出てきました。
バッテリーにテスターをかまして暗電流を調べたいところですが、ピカソさんのバッテリーはアクセスしにくいので面倒くさい。
そこで、取り敢えずリスク因子は排除するよう、ユピテルのOBD2アダプター自体を改造することにしました。

つづく。
Posted at 2015/06/07 20:15:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2015年06月07日 イイね!

アイズのマルチシェード作りました。

アイズのマルチシェード作りました。すっかりご無沙汰しております。

最後にブログを書いたのはほぼ1年前。
この間、結構いろんなピカソさん関係のネタがあったのですが、忙しくてアップしてませんでした。

というわけで、久しぶりのブログは、先日作ったアイズのマルチシェードの話。

四季を問わず、車中泊が多い我が家。
冬のスキーの時も寝袋を使っているので、エンジン(暖房)をつけてなくても快適に寝れるのですが、プライベート空間はきちんと確保した方が良いかな?と思い、この度ちゃんとしたシェードを買うことになりました。
購入したのはみんカラをやっていると、広告バナーが出てくることが多い(笑)、アイズという会社が出しているマルチシェード。

たまにアウトドア雑誌やカー雑誌で紹介されていたりもするので、モノ自体は良さそうだとは思っていましたが、車内温度という意味ではあまり必要性を感じていなかったこともあり、これまで購入には至りませんでした。
今回の購入目的は、我が家の女性陣も車中で人目を気にせず着替えられるようにする為です。

アイズのマルチシェードは車種ごとの設定がありますが、残念ながらピカソ用のものはなかったので、新聞紙を使ってグラスルーフを除いた全ての窓ガラスの型取りを行い、アイズの担当者とメールで色々とやり取りをしながら仕様を決定しました。

で、注文してからおよそ1ヶ月で遂に完成。
新規に型紙を起こしたこと、およびフロントウインドウが大きいこともあり、通常よりも費用が高くなって、トータル40,500円。
意外と軽いのでびっくりしましたが、流石にワンオフで作ったものなので、サイズはピッタリだし、作りもしっかりしています。

車中泊が楽しみになりました。


Posted at 2015/06/07 18:07:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2014年06月01日 イイね!

エコ?

先日、初めての車検を終えたウチのピカソさん。

今日、運転中にディスプレイの表示を切り替えていたところ、「あれ?」


「なにこの、ECOって!?」





表示されている文字から察するに、ECOっぽい運転をした時間を計測してくれるんでしょうが・・・。
車検で預けている間に、ECUのバージョンアップしたのでしょか?
ディスプレイの違いに気がついてから数百メートルで家についてしまったので、これがどんな風に表示されるのか分からないのですが、少なくともアクセルオフで慣性で走っている時には全く動きませんでした。

なんじゃこりゃ!?
Posted at 2014/06/01 22:08:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ

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