相続

本日は相続のお話しです。

私の歳になると親やその兄弟(おじ、おば)の葬儀が毎年にようにあります。平均寿命が延び、90近い方はバブル崩壊の影響を受けず、大手に勤めていた方は高額な退職金と満額の年金を貰っていたので、結構な遺産を残しています。
よく、「亡くなったら即口座が凍結されてお金がおろせない」という話をまことしやかに話している方がおられますが、あれは嘘です。
私、若い頃にシャレで行政書士を取り40代で法科大学院に通い(中退ですが、よく相談を受けます。

上場企業の社長さんや政治家さんがお亡くなりになれば、新聞に死亡広告が出ますが、一般庶民の死亡を銀行が知るすべは無く、又電気やガスなど公共料金の引き落としができなくなる ので知っても口座が勝手に凍結される事はありません。

経験者の方はご存知でしょうが、亡くなった方の除籍謄本(本当に死んだという事実)と正当な相続人であることを証明する自身の戸籍謄本を持って支店窓口で申請しなければ口座は止まりません。

このタイムロスを狙って？同居して通帳カードの管理をしていた親族の一部(配偶者や子供)が預金全額を下ろし、自分の口座に移して独り占めしてしまうという事が非常に多いです。

もちろん対策もあり、死亡3年前に移された現金は「相続財産」とみなされますが、第三者には金の出処迄はわからないので、使われてしまえばアウト、無い金は返せないという事になります。

私の親戚にも親が生前一流企業の役員をしていた、自社ビルを持っているなどの親戚がおり、金には全然困っていないくせに現金独り占めという銭ゲバ多数。普段は温和なふりをしてたんですがね。

私は少ない小遣いで猫達の世話をしているので、こういう輩は来世でホームレスになる事を切に祈ります。



今夜は暑いので布団の上で寝る2匹。
おかげで寝返りの打てず苦しくて目が覚め、つまらないブログでございました。

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